【前世から君だけを愛すると誓うよ】6話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 詩乃は首藤に誘われ、レセプションパーティーに出席することになりました。
- 首藤が選んだドレスで美しく変身した詩乃の姿に、彼は思わず見惚れてしまいます。
- パーティーで詩乃は首藤の右腕として重役たちに紹介され、その仕事ぶりを高く評価されました。
- 嫉妬に燃える依田もパーティーに参加しており、二人を陰から憎々しげに見ていました。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】第6話をネタバレありでわかりやすく解説する
認められた過去と優しい言葉
パーティー会場の喧騒を離れた二人きりの静かな時間。首藤は、詩乃がこれまで会社で損な役回りばかりしてきたことを見抜いていました。そして、優しい眼差しで彼女に語りかけます。
「見てる人は見てる」
その一言は、誰にも認められず、ただ黙々と努力を重ねてきた詩乃の心に深く染み渡りました。今まで張り詰めていたものがぷつりと切れ、彼女の瞳からは大粒の涙が溢れ出します。そんな詩乃に、首藤はそっとハンカチを差し出すのでした。
明かされた真実と戸惑いの心
さらに、首藤は驚くべき事実を告げます。「ジムで会ったことも覚えている」と。詩乃が驚いていると、彼は「公私混同するのは良くないと思って言えなかった」とその理由を明かしました。彼はただ忘れていたわけではなく、社長という立場から公私の区別をきっちりとつけていただけだったのです。
そして、まるで堰を切ったかのように、「そのドレスも似合ってる」とストレートに褒め言葉を続けます。立て続けの優しい言葉に、詩乃の顔は真っ赤に染まり、心臓は高鳴るばかりでした。
突然のトラブルと救いの手
しかし、この甘い雰囲気は一本の電話によって破られます。それは、詩乃が住むアパートの管理会社からの連絡で、上の階からの水漏れで部屋が大変なことになっているという衝撃的な内容でした。
急なトラブルに見舞われ、慣れないホテル暮らしと後処理に追われる詩乃は、数日後、疲れ切った表情で出社します。彼女の様子にすぐに気づいた首藤は、優しく事情を尋ねました。そして、すべてを話した詩乃に対し、彼は驚きの提案をします。知人が所有しているシェアハウスに空きがあるから紹介するというのです。
その物件は紹介制でセキュリティも万全、さらに会社からも近いという好条件。首藤は「仕事に支障をきたしては困るから」とあくまで上司としての配慮を装いますが、その言葉には深い優しさが滲んでいました。
新生活の始まりと予期せぬ同居人
数日後、詩乃は紹介されたシェアハウスへと引っ越します。以前の住まいとは比べ物にならないほど広く綺麗な部屋に、彼女の心は躍りました。
休日に、キャミソールに短パンというラフな格好でくつろいでいると、突然玄関のチャイムが鳴ります。そこに立っていたのは、なんと社長である首藤その人でした。あまりに無防備な格好を見られてしまい、二人の間に気まずい空気が流れます。
そして首藤の口から語られたのは、信じられない事実でした。彼もまた、知人から仮住まいとしてこのシェアハウスを紹介されたというのです。つまり、これは偶然の産物でした。
「これから私は上司とひとつ屋根の下で一緒に暮らすの!?」
詩乃の頭はパニックで真っ白になります。こうして、二人の奇妙でドキドキする共同生活が、突然幕を開けることになったのでした。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】6話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、二人の物理的にも精神的にも距離がぐっと縮まる、非常に重要な回でしたね。一見すると冷徹に見える首藤が、実は詩乃のことをずっと見ていて、その努力を正当に評価してくれていたことが分かり、胸が熱くなりました。
ただ、個人的には首藤の行動に少し引っかかる部分もあります。アパートの水漏れという絶妙なタイミング、そして彼自身も同じシェアハウスに住むという展開。これは本当にただの偶然なのでしょうか…?彼の優しさの裏に、何か計算された意図があるのではないかと勘ぐってしまいます。
とはいえ、困っている詩乃を助けたいという彼の気持ちは本物だと信じたいです。理由はどうであれ、一つ屋根の下で暮らすことになった二人の関係が、これからどう変化していくのか。公私混同を嫌っていたはずの首藤が、この状況をどう乗り切るのか、次回の展開から目が離せません。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】6話のネタバレまとめ
- 首藤は詩乃のこれまでの努力を評価していること、ジムで会ったことを覚えていると伝えました。
- 詩乃のアパートで水漏れが発生し、住む場所を失ってしまいます。
- 詩乃の窮状を知った首藤は、知人が所有するシェアハウスを紹介しました。
- 引っ越し先でくつろいでいた詩乃の前に首藤が現れ、彼も同じシェアハウスに住むことが判明し、二人の共同生活が始まります。
◁前の記事はこちらから

▷次の記事はこちらから



