【前世から君だけを愛すると誓うよ】19話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 恋人としてショッピングデートを楽しむ詩乃と真司は、お揃いの名刺入れを購入しました。
- 詩乃の可愛さに我慢できなくなった真司は、試着室にまで入り込み、彼女にキスを迫ります。
- 帰宅後、二人はバスルームで激しく愛し合い、真司の詩乃への欲望が爆発しました。
- 求め合っている最中、真司は「ずっと前から好きだった」と、二人の関係が前世から続いていることを示唆する言葉を呟きました。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】第19話をネタバレありでわかりやすく解説する
はぐらかされた謎と深まる疑問
「ずっと前から好きだった」―。真司から告げられた意味深な言葉に、詩乃は「それはいつからですか?ジムで出会った日…?」と問いかけます。しかし、真司はその核心に触れることを巧みに避け、「今はこっちに集中して」と甘い言葉で話をはぐらかすと、再び詩乃を激しく抱きしめるのでした。
彼の答えは、詩乃の疑問を解消するどころか、ますます深めるものとなります。ジムで出会うよりも、もっと前から。彼の正体と、二人の間にある謎は、まだ明かされません。
会議室に渦巻く嫉妬の炎
翌日、会社では重要な会議が開かれていました。社長補佐として同席した詩乃を、取引先へ「補佐で入る春川です」と紹介する真司。その会議には、同期の篠原も出席していました。彼は、真剣な表情で仕事に取り組む詩乃の姿を見て、思わず嬉しそうな表情を浮かべてしまいます。
しかし、その瞬間を見逃さない者がいました。真司です。彼は、篠原が詩乃に向けた淡い好意の視線を、氷のように冷たい目で捉えていました。大切な詩乃に近づく男に対する、静かで、しかし燃え盛るような嫉妬の炎が、彼の心に灯った瞬間でした。
社長室での冷たい牽制
会議が終わると、真司は「確認したいことがある」という名目で、篠原を社長室へと呼び出します。用件を済ませた後、篠原は真司のデスクに置かれた真新しい名刺入れに気づき、「オシャレな名刺入れですね」と何気なく声をかけました。
すると、真司は待っていましたとばかりに、嬉しそうな、しかしどこか挑戦的な笑みを浮かべてこう答えます。
「恋人が選んでくれたんだよ」
聞かれてもいない恋人の存在を自らアピールする真司。さらに、彼は畳み掛けます。「やっと手に入れたんだ」。その言葉と共に浮かべた不敵な笑みは、篠原の背筋をゾッとさせるには十分でした。それは、「彼女は俺のものだ、手を出すな」という、無言の警告そのものでした。
落とされた名刺入れと気づいてしまった真実
社長室での威圧的な空気に、さすがの篠原も気圧されてしまいます。しかし、廊下で詩乃とばったり会った彼は、気を取り直して「今度の金曜、飲みにいかない?」と彼女を誘いました。「スケジュール確認しておくね」と答える詩乃。
その別れ際、二人は軽くぶつかってしまい、詩乃は手に持っていた資料や筆箱を床にぶちまけてしまいます。そして、その中にあった一つのアイテムが、篠原の目に留まりました。それは、先ほど社長室で見た真司のものと、全く同じデザインの名刺入れでした。
点と点が、線で繋がった瞬間でした。お揃いの名刺入れ、社長の「恋人が選んでくれた」という言葉、そして週末の予定を断られたこと。篠原は、二人が社内恋愛をしているという、知りたくなかった真実に気づいてしまったのです。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】19話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、真司の嫉妬深さと執着心が全面に押し出された、恐ろしくも目が離せない回でした。詩乃を手に入れたことで、彼の独占欲はますますエスカレートしているように感じます。篠原に向けたあの冷たい視線や、社長室での牽制は、もはや恋する男性の嫉妬というレベルを超えて、獲物を狙う獣のようでした。
「やっと手に入れたんだ」というセリフには、彼の前世からの深い想いと、それを邪魔する者は決して許さないという強い意志が感じられて、正直ゾッとしました。完全に目をつけられてしまった篠原くんの今後が、心配でなりません。彼が依田の二の舞にならないことを祈るばかりです。
そして、ついに二人の関係に気づいてしまった篠原。彼がこの事実をどう受け止め、今後どう行動するのかが、新たな波乱の火種になりそうですね。真面目な彼だからこそ、その行動が予測できない怖さがあります。甘いだけではない、サスペンスフルな展開から目が離せません。
【前世から君だけを愛すると誓うよ】19話のネタバレまとめ
- 真司は「ずっと前から好きだった」という言葉の真意を詩乃に明かさず、話をはぐらかしました。
- 会議中、篠原が詩乃に好意的な視線を送っていることに気づいた真司は、激しい嫉妬の炎を燃やします。
- 真司は篠原を社長室に呼び出し、お揃いの名刺入れを見せびらかしながら「恋人が選んでくれた」と牽制しました。
- 詩乃が落とした名刺入れが真司とお揃いであることに篠原が気づき、二人が恋人関係にあるという真実を知ってしまいました。
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