【癒やしのお隣さんには秘密がある】42話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 蒼真との関係が戻ったことで、藤子の日常は安定を取り戻し、活き活きとしていました。
- 会社に中途採用のイケメン・高山が入社し、藤子が彼の指導係に任命されます。
- 藤子がベランダで高山の話をすると、蒼真は嫉妬の感情をストレートに露わにしました。
- 蒼真は心配するように藤子の手を握りましたが、その触り方はどこか不気味で、彼の異常性がいまだ健在であることを示唆していました。
【癒しのお隣さんには秘密がある】第42話をネタバレありでわかりやすく解説する
「癒やし」と「狂気」が隣り合わせの日常を取り戻した藤子。しかし、平穏な時間は長くは続きません。彼女の職場に現れた新しいイケメン・高山が、その人懐っこい笑顔の裏に、不気味な影をちらつかせ始めます。
陽キャな新人・高山の猛アプローチ
仕事中も、昨晩ベランダで蒼真に手を握られたことを思い出し、上の空になってしまう藤子。ストーカーだと分かっていても、彼の存在が心を乱すことに、彼女自身も戸惑いを隠せません。
そんな彼女の元へ、中途採用の新入社員・高山が元気よくやってきます。 「おはようございます!」 分からないことを質問しに来た彼は、悪気なく藤子との距離をぐいぐいと詰めてきました。その近さに戸惑いながらも、藤子は彼から漂う香水の良い匂いに、ふと意識を奪われます。
一通り質問を終えた高山は、その勢いのまま「よかったらランチ一緒にしませんか?」と藤子を誘います。新入社員とは思えないその積極性と、可愛らしい笑顔に、藤子も断ることができず、ランチを共にすることになるのでした。
恋に落ちた?高山の純粋な(?)好意
ランチの席で、高山は藤子と年齢が近いことを知って喜び、仕事の教え方が上手だと、キラキラした目で彼女を褒め称えます。面と向かって褒められることに慣れていない藤子は、照れながらも嬉しさを感じていました。
さらにテンションが上がった高山は、「藤子さんの魅力をもっと話しましょうか?」と提案。その言葉に、藤子が少し悪戯っぽく「聞きたいな」と返すと、高山の表情が一変。彼は顔を真っ赤にして、ポカーンと固まってしまったのです。その純粋すぎる反応は、彼が藤子に恋心を抱いた瞬間を物語っているかのようでした。
歓迎会で見せた、不気味な一面
その夜、高山の歓迎会が居酒屋で開かれます。ここでも、高山は積極的に藤子の隣の席をキープ。会社のメンバーの仲の良さを聞き、田辺が「先輩(藤子)とは仲良しです!あっ、ついでに坂本さんも」と冗談を言って場を和ませます。
和やかな雰囲気の中、高山は一人、静かにこう呟きました。 「それはいいことだなぁ」
その声のトーンは、普段の彼の明るさからは想像もつかないほど低く、どこか不気味な響きを帯びていました。陽気な笑顔の裏に隠された、彼のもう一つの顔。その片鱗に、物語は新たな謎と不穏な空気を孕んでいくのでした。
【癒しのお隣さんには秘密がある】42話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、蒼真くんとは真逆のタイプのイケメン、高山くんの魅力(と不気味さ)が全開の回でしたね!元気で明るい、まさに「陽キャラ」な彼が登場したことで、物語に新しい風が吹いたように感じます。
しかし、あの距離感の近さは、個人的にはちょっと引いてしまいました(笑)。コミュニケーション能力が高いのは分かりますが、初対面からグイグイ来られると、身構えてしまいますよね。でも、そんな彼にまんざらでもない藤子の反応や、ちゃっかり良い匂いを嗅いでいるあたりが、とても面白かったです。
そして、高山くんが藤子に恋に落ちた(と思われる)瞬間!藤子の「聞きたいな」という色っぽい返しに、顔を真っ赤にして固まってしまうなんて、ピュアすぎて可愛すぎます。藤子自身は全く計算していないのに、周りの男性を次々と虜にしていく。もしかしたら、彼女には天性の魔性のようなものがあるのかもしれませんね。
ただ、最後の高山くんの「それはいいことだなぁ」という呟きには、ゾッとさせられました。あの低い声のトーンと、無感情な表情。普段が明るいキャラクターなだけに、そのギャップが余計に恐怖を感じさせます。彼は一体何者なのでしょうか。この会社に入ってきたのも、何か別の目的があるのではないかと勘繰ってしまいます。新たな謎の男・高山の存在から、ますます目が離せません!
【癒しのお隣さんには秘密がある】42話のネタバレまとめ
- 仕事中、藤子は昨晩の蒼真との出来事を思い出し、上の空になっていた。
- 新入社員の高山は、質問をしながら藤子との距離を詰め、ランチに誘うなど積極的にアプローチする。
- ランチ中、藤子の何気ない一言に高山は顔を真っ赤にし、彼女に恋心を抱いたかのような反応を見せる。
- 夜の歓迎会で、高山は藤子の隣の席を確保。しかし、会話の最後に、普段の彼からは想像もつかない不気味な呟きを漏らし、謎めいた一面を見せた。
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