【砕かれた7つの約束】ネタバレ解説!結末と登場人物を整理

【砕かれた7つの約束】の物語は、愛と裏切り、そして再生を描く壮大なドラマですよね。主人公・顧雲舒(コ・ウンス)を取り巻く複雑な人間関係と、二転三転する衝撃的な展開に、多くの方が心を揺さぶられたのではないでしょうか。
「結末はどうなるの?」「あのキャラクターの行動の意味は?」「話の順番がわからなくなってきた…」など、物語を追う中で様々な疑問や感想をお持ちのことと思います。特に、先の展開が気になって仕方がない、という方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、そんなあなたの知りたい気持ちに応えるため、【砕かれた7つの約束】の結末を含む全話のあらすじを、ネタバレありで徹底的に解説していきます。
この記事を読むことで、以下のメリットが得られます。
- 物語の最初から最後まで、重要な出来事を時系列で把握できる。
- 各話のポイントや登場人物の心情の変化を深く理解できる。
- 結末を知ることで、物語全体のテーマやメッセージ性を再確認できる。
ただし、この記事は完全なネタバレを含みます。そのため、ご自身のペースで物語を楽しみたい方、結末を知りたくない方にとっては、デメリットとなる可能性があります。その点をご理解いただいた上で、読み進めていただければ幸いです。
この記事が、【砕かれた7つの約束】の世界をより深く楽しむための一助となれば嬉しいです。
- 【砕かれた7つの約束】ってどんなあらすじ?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)
- 【砕かれた7つの約束】最終回まで全話ネタバレ。あらすじ解説
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【砕かれた7つの約束】ってどんなあらすじ?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)
ここでは、物語の基本的な情報について解説します。複雑な人間関係を整理する上での参考にしてください。
どんなあらすじ?世界観や設定をわかりやすく解説!
物語の舞台は現代。主人公の顧雲舒(コ・ウンス)は、裕福な顧家の令嬢です。彼女には、亡き母を失った悲しみを癒やすため、父・顧傑(コ・ケツ)が養子として引き取った7人の優秀な兄弟がいました。彼らは雲舒の将来のパートナー候補として育てられ、20年間家族同然に過ごしてきました。
しかし、ある出来事をきっかけに、雲舒は彼ら全員から裏切られていたことを知ります。絶望した彼女は、愛のない結婚を決意し、復讐と自身の幸せを取り戻すための戦いを始めるのでした。物語は、愛憎渦巻く人間関係、裏切りと許し、そして真実の愛とは何かを問いかける、壮大な愛憎劇となっています。
主要な登場人物を紹介
顧雲舒(コ・ウンス)
本作の主人公。顧家の令嬢。7人の兄弟に裏切られ、愛のない結婚を決意する。芯が強く、困難に立ち向かう。
沈祈年(シェン・チーニエン)
7人兄弟のリーダー的存在。雲舒が最も想いを寄せていた相手だが、彼女を最も深く傷つけることになる。複雑な感情を抱える。
謝謹(シャ・キン)
京市最大の富豪・謝家の御曹司。表向きは事故で足が不自由とされているが、実は…? 雲舒の婚約者となり、彼女を支える。
ジャン・シャオシャオ(蔣笑笑)
顧家の運転手の娘。純真無垢な仮面の下に、恐ろしい悪意を隠し持つ。兄弟たちを手玉に取り、雲舒を陥れる。
顧傑(コ・ケツ)
雲舒の父。娘を深く愛し、守ろうとする。7人の養子を引き取り育てたが、彼らの裏切りを知り、厳しい決断を下す。
陸蕭(ルー・シャオ)、程軒(チョン・シュエン)ほか5人の兄弟
顧傑に育てられた養子たち。それぞれの分野でエリートだが、シャオシャオに惑わされ、雲舒を裏切る。後に自らの過ちと向き合うことになる。
【砕かれた7つの約束】最終回まで全話ネタバレ。あらすじ解説
ここからは、【砕かれた7つの約束】の1話から最終話(第73話)までのあらすじと感想を、各話ごとにネタバレありで解説していきます。
1話ネタバレはこちら
顧家の令嬢・顧雲舒は、父・顧傑の反対を押し切り、ジン市最大の富豪である謝家の御曹司・謝謹との結婚を決意します。謝謹は5年前の事故で再起不能と噂されており、愛のない政略結婚でした。その決断の裏には、父が彼女の将来のパートナー候補として育ててきた7人の養子の兄弟たち(特に想いを寄せていた沈祈年)から、別の女性(運転手の娘)に忠誠を誓われるという、衝撃的な裏切りがあったのです。娘の絶望を知った父は、1ヶ月後の雲舒の誕生日パーティーで7人全員を家から追い出すことを宣言。そこへ何も知らない兄弟たちが現れ、雲舒を詰問するところで物語は幕を開けました。

【感想】第1話から情報量が多く、衝撃的な展開の連続でした!ヒロインがいきなり愛のない結婚を決意するという重いスタートですが、その裏にある壮絶な裏切りを知ると、彼女の冷徹さにも納得がいきます。20年間家族同然だった7人から一斉に裏切られるなんて、想像を絶しますね…。父の非情な決断や、最後に登場した兄弟たちの冷たい視線も相まって、今後の波乱を予感させる最高の幕開けだったと思います。
2話ネタバレはこちら
リビングでの対立から始まった第2話。兄弟たちは雲舒が父に告げ口したと決めつけ、嘲笑します。そんな中、運転手の娘ジャン・シャオシャオが登場。彼女はわざと転倒し、雲舒が突き飛ばしたかのように見せかけ、兄弟たちの同情を引きました。過去の回想シーンでは、シャオシャオが3年前から巧妙な嘘で兄弟たちを騙し、雲舒を孤立させてきたことが明らかに。祈年は過去にも「婚約破棄」を盾に雲舒に理不尽な謝罪を強いていましたが、今回は屈することなく、雲舒は「本気で私が笑笑を側に置いておけばいいじゃない」と反撃の狼煙を上げます。

【感想】シャオシャオのあざとさと兄弟たちの愚かさに、本当に腹が立ちました!特に過去の回想はひどすぎますね。あんな嘘で20年の絆が揺らぐなんて…。でも、最後の雲舒の反撃宣言には鳥肌が立ちました!「構わないわ」と言い放った彼女の強さ、まさにカタルシスです。これからの逆襲劇が楽しみになりました。
3話ネタバレはこちら
兄弟たちは、雲舒への誕生日プレゼントであるはずの最新商業ビル「スターオーシャン」の最初の客として、シャオシャオを招待したことを自慢げに語ります。しかし、スターオーシャンは父・顧傑が雲舒のために3年前から準備し、祈年から贈られるはずだった特別なプレゼントでした。その事実を知らない祈年は、償いのつもりで「誕生日会で結婚を発表する」と提案しますが、雲舒は「私はあなたとは結婚しない」と毅然と拒絶。長年彼を想い続けてきた雲舒からの決別の言葉に、兄弟たちは衝撃を受けます。

【感想】雲舒、よく言った!祈年の上から目線のプロポーズ(?)をバッサリ断るシーン、最高にスカッとしました!スターオーシャンの真実を知らない兄弟たちの勘違いっぷりも、もはや滑稽ですね。そしてシャオシャオの涙の演技…本当に見事な悪女っぷりです。雲舒が決別を選んだことで、物語が大きく動き出したと感じました。
4話ネタバレはこちら
雲舒の結婚拒絶に対し、シャオシャオは得意の涙と土下座の演技で兄弟たちの同情を引きます。プライドを傷つけられた祈年は、雲舒の態度を「気を引くための駆け引き」と決めつけ、見当違いの非難を続けました。追い詰められた彼は「シャオシャオをいじめないと約束するなら結婚してやる」という屈辱的な提案をしますが、雲舒は完全に無視。苛立つ祈年の脳裏には、かつて自分を純粋に慕っていた幼い雲舒の姿がよぎります。物語のラスト、乗馬を楽しむ雲舒の前にシャオシャオが現れ、一触即発の雰囲気で幕を閉じました。

【感想】雲舒のブレない強さが際立つ回でした!シャオシャオのわざとらしい土下座にも、祈年のプライドにも動じない姿、本当に格好良いです。「絶対にあなたを選ばない」と言い切ったシーンは名場面ですね。それにしても祈年の勘違いっぷり…過去の思い出に囚われて、今の雲舒を全く見ていません。ラストのシャオシャオの登場も、不穏すぎます!
5話ネタバレはこちら
乗馬クラブで再会したシャオシャオと祈年は、親密な様子を見せて雲舒を挑発します。決定打となったのは、祈年がシャオシャオに自分の膝を踏ませて馬から降ろした行為でした。それは、かつて父が「愛する妻(雲舒)にだけ許される神聖な行為」として祈年に教えた、重大な約束を破るものだったのです。父との約束と20年間の想いを踏みにじられた雲舒は、絶望しながらも自ら馬に乗りますが、馬が突然暴れだし落馬。薄れゆく意識の中、彼女は祈年の名前を叫びました。

【感想】今回は本当に胸が締め付けられました…。お父さんとの回想シーン、「妻にだけひざまずく」という言葉、感動的だっただけに、祈年の裏切りが許せません。あれはもう、雲舒の心を最も深く傷つけるための、悪意ある行動としか思えません。シャオシャオの思う壺になっていることにも気づかないなんて…。ラストの落馬も不穏すぎます。事故ではないでしょう。雲舒が最後に祈年の名前を叫んだ意味も気になります。
6話ネタバレはこちら
落馬で入院した雲舒は、見舞いに来た祈年とシャオシャオの親密な様子を目の当たりにします。度重なる侮辱に、雲舒はシャオシャオに身分の違いを突きつけ、「お嬢様」と呼ぶよう毅然と命じました。祈年は罪悪感からか雲舒に優しさを見せますが、雲舒はその魂胆を冷静に見抜きます。決定的な裏切りは、雲舒が兄弟たちの会話を盗み聞きしたことで発覚。落馬が誰かの手によって仕組まれた故意の事故だったこと、さらに祈年がその事実を知りながら隠蔽し、罪滅ぼしのために優しくしていたという残酷な真実を悟るのでした。

【感想】言葉になりません…。落馬が殺人未遂だったなんて、衝撃すぎます。しかも祈年が共犯者だったとは。彼のこれまでの優しさが全て計算だったと思うと、吐き気がします。唯一の救いは、雲舒がシャオシャオに「お嬢様と呼びなさい」と言い放ったシーン。少しだけスカッとしました。最後の、光の消えた瞳でドアを閉める雲舒の姿は、復讐の女神の覚醒のように見えました。
7話ネタバレはこちら
退院した雲舒は兄弟たちとの同行を拒絶し、「見てると吐き気がする」と言い放ち、完全な決別を示します。チャリティーオークションの会場では、自分の席に座っていたシャオシャオを「どいて」の一言で一蹴。目玉商品「蒼海の涙」を巡り、祈年の財力を後ろ盾にしたシャオシャオと入札合戦になりますが、雲舒はオークションで最高値をつける「点天灯」で落札します。しかし、勝利を手にしたのも束の間、カード決済でまさかの「取引エラー」が発生し、購入できないという事態に陥ってしまいました。

【感想】病院での決別シーン、「吐き気がする」は強烈でしたね!オークション会場での「どいて」も最高にクールでした。祈年とシャオシャオの当てつけは本当に胸糞悪かったですが、「点天灯」での逆転劇には鳥肌!「あなたに譲るのは、私がいらないものだけ」…名言すぎます!からの、まさかの取引エラー。これは絶対に仕組まれてますよね。誰の仕業なのか、気になります!
8話ネタバレはこちら
雲舒のカードが決済できなかったのは、祈年が裏でハッキングし、アカウントを凍結させたことが原因でした。彼は自分のカードで「滄海の涙」を落札すると、雲舒を助けると見せかけ、目の前でシャオシャオにプレゼントするという残酷な仕打ちをします。雲舒は、その指輪が亡き母の大切な形見であり、かつて祈年と「必ず買い戻す」と約束した品であったことを涙ながらに明かしますが、シャオシャオはその事実を知りながら、わざと指輪を床に落として粉々に砕いてしまいました。祈年は結局、泣き崩れるシャオシャオを選び、雲舒を置き去りにして去っていきます。

【感想】最低すぎます、祈年…。ハッキングまでして雲舒を貶め、目の前で形見を別の女に渡すなんて、人間の所業とは思えません。シャオシャオも悪魔ですね。お母様の形見だと知っていて砕くなんて…。雲舒の悲痛な叫び、胸が張り裂けそうでした。最後の、血を流しながら破片を握りしめる雲舒の姿は、まさに復讐の女神の誕生でした。
9話ネタバレはこちら
部屋に引きこもる雲舒を、兄弟たちは「面倒くさい」と厄介者扱いし、機嫌取りの役を押し付け合います。回想シーンでは、幼い頃は兄弟たちが競うように悲しむ雲舒を慰めていたことが描かれました。祈年が代表して雲舒の部屋を訪れ、ドア越しにシャオシャオを受け入れるよう一方的に要求。その理由として、「3年前に火事でシャオシャオに命を救われたからだ」と衝撃の告白をします。しかし、本当に祈年を火事から救った命の恩人は、シャオシャオではなく雲舒本人だったという、新たな裏切りの事実が発覚するのでした。

【感想】兄弟たちの身勝手さ、ここに極まれり、という感じですね。「雲舒に付き添った者だけがシャオシャオに付き添える」ルールとか、意味不明すぎます。そして祈年の傲慢さ!「俺を待たせた」とか、何様なんでしょうか。最後の「命の恩人のすり替え」発覚は、衝撃的でした!シャオシャオ、どこまで悪女なの…。雲舒がどれほどの想いで耐えてきたかと思うと、涙が出そうです。
10話ネタバレはこちら
命の恩人という功績すらシャオシャオに奪われていた事実を知った雲舒は、祈年からの贈り物を床に叩きつけ、「二番目にしかなれないなら、そんな男はいらない」と過去の想いに完全に決別します。そんな彼女の元に、婚約者の謝謹から、南アフリカの鉱脈を丸ごと買い取って作らせたという、寸分違わぬ「滄海の涙」が贈られました。さらに壊された母の形見も必ず修復するという彼の誠実さに心打たれた雲舒は、翌日の誕生日会で婚約を公表することを決意。しかし、その直前、シャオシャオが祈年との親密な写真を見せつけ、精神的に追い詰めようとします。

【感想】神回!雲舒の決別宣言、「二番目なら、いらない」、最高にしびれました!そして謝謹様!鉱山ごと買うとかスケールが違いすぎます!でもそれ以上に、壊れた形見を「必ず修復する」という言葉に彼の真心を感じました。祈年たちとは大違いですね。最後のシャオシャオの妨害は腹立たしいですが、もう今の雲舒は揺るがないはず!
11話ネタバレはこちら
シャオシャオは「他の6人の兄弟とは既に寝た」と雲舒を侮辱し、祈年を諦めるよう迫ります。雲舒は、悲劇のヒロインを演じようとするシャオシャオの嘘を見抜き、決別の意味を込めて強烈な平手打ちを見舞いました。パーティー会場で、雲舒は招待客の噂話を背景に過去の恋心と決別し、婚約者である謝謹からの心温まるメッセージを受け取ります。しかし、婚約発表の直前、会場のスクリーンに突如、雲舒自身が自室で祈年への愛を叫ぶプライベートな映像が流されるという、最悪の事態が発生。彼女は最も輝かしいはずの舞台で、公衆の面前で晒し者にされるという屈辱を味わいました。

【感想】雲舒の平手打ち、スカッとしました!シャオシャオの「6人と寝た」発言は下劣すぎますね。謝謹からのメッセージに心が温まった矢先の、スクリーン映像…これは本当に悪質です。人のプライベートな、純粋な想いを晒し者にするなんて、悪魔の所業としか言いようがありません。祈年の仕業でしょうが、最低すぎます。
12話ネタバレはこちら
雲舒のプライベートな映像が流されたのは、祈年の指示によるものでした。招待客は彼女を嘲笑し、父の顧傑は激怒して映像を流していたパソコンを破壊。この状況を作り出した張本人である祈年は、全てを収めるかのように「私が顧雲舒と結婚します」と、独善的なプロポーズを宣言します。しかし、雲舒は公衆の面前で「あなたが結婚したくても、私は絶対いや」と毅然と言い放ち、彼のプロポーズを完全に拒絶しました。

【感想】祈年の非道さ、ここに極まれり、ですね。自分で彼女を貶めておいて、救世主ぶってプロポーズとか、傲慢にもほどがあります。お父様の行動には拍手!そして、雲舒の「私は絶対いや」宣言!最高のカウンターパンチでした!最大の屈辱を受けた舞台で、最高の反撃を見せた彼女の強さ、本当に格好良いです。
13話ネタバレはこちら
雲舒は黒幕がシャオシャオであると突き止めますが、祈年をはじめとする7人の兄弟全員が、彼女をかばって罪を被ります。兄弟たちは一斉に雲舒を非難し、「母親に跡継ぎのための道具として育てられた」という長年の恨みをぶちまけました。全てを知った雲舒は、彼らに依存するのではなく、「あなたたちなんて、いらない!」と魂の独立宣言をします。兄弟たちが「自分たち以外に結婚相手はいない」と嘲笑したその瞬間、本当の婚約者である謝謹が会場に現れ、「あなたたち7人が娶らないなら、私が娶る」と堂々と宣言しました。

【感想】兄弟たちの集団擁護、醜すぎます!しかも「道具」発言…20年の恩も忘れて、なんて奴らだ!でも、そんな彼らに雲舒が「あなたたちなんて、いらない!」と言い放った瞬間、鳥肌が立ちました。彼女はもう誰にも依存しない。そして、最高のタイミングでの謝謹様登場!「私が娶る」宣言、かっこよすぎます!まさにヒーロー!
14話ネタバレはこちら
雲舒の前に現れた謝謹は、噂とは違い、自らの足で堂々と歩いて登場し、足が不自由でなかったことが判明します。彼は、雲舒を侮辱したシャオシャオ、そして彼女をかばう兄弟たちと祈年を、次々と容赦なく平手打ち。兄弟たちを「顧家の人間ではない」「石ころを真珠と見間違える恩知らず」と痛烈に批判します。そして、20年間雲舒を守るために準備してきたことを示唆し、会場の全員の前で「今日から、私が、雲舒の支えだ」と力強く宣言。自分の存在意義を覆された祈年は、呆然と問い返すことしかできませんでした。

【感想】謝謹様、無双!歩いて登場した瞬間、もう勝ち確定でしたね!平手打ち連発シーン、最高にスカッとしました!「顧家の人間は殴らない」からの兄弟連続ビンタ、笑いました。シャオシャオへの一撃も当然です。「石ころを真珠と見間違える」というセリフも的確すぎます。20年待ったという彼の想いにも感動。最後の「私が支えだ」宣言、完璧なヒーローです!
15話ネタバレはこちら
謝謹に黒幕の証拠を突きつけられそうになったシャオシャオは、得意の気絶芸でその場を逃れようとします。兄弟たちはシャオシャオを連れて退場しようとし、祈年は最後の脅迫として「結婚してやるが、お前はただの飾りだ」と雲舒に言い放ちました。雲舒は彼らの脅迫を完全に無視し、冷静に彼らを退場させ、過去と完全に決別。兄弟たちが去った後、雲舒は招待客全員の前で、「7日後、京市 謝家の御曹司、謝謹と結婚します」と正式に婚約を発表。招待客は、相手が「半身不随」と噂される謝謹であることに驚き、会場は大きな混乱とどよめきに包まれました。

【感想】シャオシャオの気絶芸、もはや伝統芸能ですね。そして祈年の「お前はただの飾りだ」発言、最低すぎて逆に清々しいです。雲舒の冷静な対応と、毅然とした婚約発表、本当にかっこよかったです!ゲストたちが「半身不随の御曹司?」とざわつく中、本物の(しかも歩ける)謝謹が隣にいるという状況、最高の皮肉ですね!
16話ネタバレはこちら
雲舒の父、顧傑は、招待客の前で7人の兄弟たちを「恩知らず」と断罪し、顧家から正式に除名、絶縁を宣言しました。雲舒は、7日後に謝謹との婚約パーティーを開くことを正式に発表します。一方、ロビーで待機していた兄弟たちは、謝謹を「用心棒」と勘違いし、雲舒がまだ祈年を愛していると信じて疑いませんでした。パーティーを終えた招待客の会話から、雲舒が本当に別の男性と婚約したことを知った祈年は、現実を受け入れられず激しく動揺します。

【感想】お父様の除名宣言、よくぞ言ってくれました!これで完全に縁が切れましたね。一方、兄弟たちの勘違いっぷりは相変わらず…。謝謹を用心棒扱いとか、どれだけ現実が見えていないのでしょうか。「彼女が祈年を死ぬほど愛してる」と信じ込んでいる姿、哀れすぎます。最後の祈年の動揺、最高の「ざまぁみろ」でした!
17話ネタバレはこちら
祈年と兄弟たちは、雲舒の婚約話を彼女が仕組んだ芝居だと決めつけ、現実から目を背けてシャオシャオを連れて病院へ向かいます。病院で待つ間も、彼らは雲舒が自分たちを追いかけてくると信じ込み、傲慢な態度を改めませんでした。しかし、病室を訪れた彼らが耳にしたのは、シャオシャオが全て計算ずくで兄弟たちを騙し、手玉に取っていたことを電話で高笑いする衝撃の会話でした。自分たちが信じていた少女の裏切りと本性を知った祈年は、激しい怒りに駆られて病室へと突入します。

【感想】兄弟たちの現実逃避能力、すごいですね…。雲舒からの連絡がないことを「まだすねてる」と解釈するなんて、ポジティブすぎます。そしてシャオシャオ、ついに化けの皮が剥がれました!電話での本音ダダ漏れシーン、しかもそれを全員が聞いているという完璧な状況!「また私にいいように振り回されてる」と高笑いする声を聞いた時の兄弟たちの顔が見てみたかったです!最高の展開!
18話ネタバレはこちら
兄弟たちはシャオシャオの電話での本性を聞くことなく病室に入り、彼女の記憶喪失の演技に完全に騙されてしまいます。彼らは、雲舒に自分たちの重要性を思い知らせ、屈服させるため、「顧家や会社に行かず、7日後の結婚式を全員でボイコットする」という復讐計画を立てました。兄弟たちは、この計画で雲舒が折れ、自分たちに泣きついてくると信じて疑っていません。祈年は、プライドを傷つけられた怒りからこの滑稽な計画に「彼女には灸を据えてやるべきだ」と同意し、自ら破滅への道を突き進むことを決めてしまいました。

【感想】シャオシャオの演技力、アカデミー賞ものですね!そしてそれに騙される兄弟たち…純粋なのか愚かなのか…。結婚式ボイコット計画、最高の自爆計画じゃないですか!新郎が来なくて恥をかくのは雲舒ではなく、そもそも招待されていないであろう彼ら自身。自分たちの惨めさを晒すだけなのに気づいていないのが、本当に滑稽です。祈年も同調するとは、プライドが邪魔して完全に判断力を失っていますね。
19話ネタバレはこちら
シャオシャオは悲劇のヒロインを完璧に演じきり、兄弟たちは完全に彼女を信じ込み、雲舒への怒りをさらに募らせます。その裏で、シャオシャオは雲舒の夫や財産など、全てを奪い取ろうという黒い野望を抱いていました。兄弟たちは、雲舒が3時間以内に謝りに来ると信じて疑わず、その際にはシャオシャオの前で土下座させようと計画。しかし、病院の支払いをしようとした祈年のカードが「凍結」され、使えなくなるという予期せぬ事態が発生。オークション会場での悪夢が、彼ら自身に降りかかりました。

【感想】シャオシャオの演技と兄弟たちの勘違い、完璧なコンビネーションですね!シャオシャオの「未来は全部わたしのものよ」という本音にはゾッとしました。彼女の目的は愛情だけではなかったのですね…。兄弟たちの「土下座させる」計画、見事なフラグ建築でした!そして最後のカード凍結!まさに天罰!因果応報とはこのこと。最高の「ざまぁみろ」展開です!
20話ネタバレはこちら
病院の支払いで、祈年が20年間使い続けてきた、雲舒から贈られた特別なブラックカードが凍結されていることが発覚します。続けて、他の兄弟たちのカードも全て顧家のものであり、同様に凍結されていて一枚も使えませんでした。彼らは支払いができないことを他の患者から嘲笑され、これまで味わったことのない屈辱を公衆の面前で受けます。全てのカードが一斉に止められたことから、彼らはついに「雲舒が本気で自分たちを切り捨てた」という紛れもない現実に直面し、青ざめるのでした。

【感想】最高の「ざまぁみろ」回でした!祈年のブラックカードが使えなくなった瞬間の彼の顔が見たかった!他の兄弟たちのカードも全滅、そして他の患者からの「金もないのに偉そうに」という野次!完璧な流れです。彼らが雲舒の経済力の上に胡坐をかいていたことが、これ以上なく明確になりましたね。最後の「俺たちをもういらないんじゃ…」という気づき、遅すぎますが、ようやく現実が見え始めたようです。
21話ネタバレはこちら
カードを凍結された兄弟たちは、それを雲舒が自分たちの気を引くための芝居だと勘違いし、反省の色を見せませんでした。祈年は、雲舒が心から謝罪してこない限り、自分は顧家に戻らないと、傲慢な態度を崩しません。一方、雲舒はリビングで、兄弟たちに関する思い出の品々を「ただの憂さ晴らし」として、静かに全て処分し始めます。幼い頃に交わした「永遠に一緒にいる」という約束が写る写真を、雲舒は冷めた表情で見つめ、過去との完全な決別を示しました。

【感想】兄弟たちの勘違い、本当にしぶといですね…。「気を引こうとしてる」なんて、どこまでポジティブなんだか。祈年の傲慢さも健在。そんな彼らとは対照的に、静かに過去を清算していく雲舒の姿が印象的でした。「ただの憂さ晴らし」という言葉、深いですね。最後の写真立てのシーン、かつての約束と現在の冷めた瞳の対比が切なかったです。彼女は本当に強くなりました。
22話ネタバレはこちら
雲舒は家政婦に、兄弟たちの最後の写真立てを捨てるよう命じ、彼らを「若様」と呼ぶことを禁じ、関係を完全に断ち切りました。病院では、シャオシャオが悲劇のヒロインを演じきり、兄弟たちは彼女に完全に同情して、雲舒への怒りをさらに募らせます。兄弟の一人が雲舒に電話をかけようとしますが、プライドが邪魔をしてためらいます。しかし、いざかけようとしたところ、「おかけになった電話は現在お繋ぎできません」という自動音声が流れ、雲舒から一方的に連絡手段を断たれていたことを知り、愕然とします。

【感想】雲舒の「若様と呼ばないで」宣言、しびれました!これで名実ともに関係終了ですね。一方、病院の兄弟たちは相変わらず…。シャオシャオ劇場にまんまと騙されています。最後の電話シーン、「おかけになった電話は~」の自動音声がこれほど恐ろしく聞こえるとは!プライドが邪魔して連絡できなかったのに、いざかけたら完全拒否。最高の皮肉です!現実の亀裂が入り始めましたね。
23話ネタバレはこちら
兄弟たちは雲舒に電話が繋がらないことを「気を引くための着信拒否」だと勘違いし、自分たちが優位だと信じ込みます。祈年は「自分だけは特別」という自信から、自ら雲舒に電話をかけますが、無情にも自動音声が流れます。さらに、メッセージアプリで「あなたはブロックされています」という表示を確認し、自分が完全に拒絶されたという現実に直面し、愕然としました。プライドをズタズタにされた兄弟たちは逆ギレし、真相を問いただすために全員で顧家へ乗り込むことを決めます。

【感想】兄弟たちの勘違い、芸術の域ですね!「着信拒否だ!」って憤慨してるけど、そもそも相手にすらされていないのに…。そして祈年!「俺だけは特別」という最後の砦が、「あなたはブロックされています」の一言で粉砕!最高の展開です!彼のプライド崩壊の瞬間が見られましたね。逆ギレして顧家へ乗り込むとか、もう完全に負け犬の遠吠えです。
24話ネタバレはこちら
顧家に戻った兄弟たちは、家政婦が運び出す高級品を見て、雲舒が用意した謝罪のプレゼントだと勘違いし、傲慢な態度を崩しませんでした。しかし、それらの品々が、これまで雲舒が20年間にわたって彼らに贈ってきた、思い出のプレゼントそのものであることに気づき、愕然とします。さらに、それらが屋敷に運び込まれているのではなく、ゴミとして捨てられているという衝撃の事実を目の当たりにしました。家政婦から、雲舒の命令で「あなたたちのものは全部要らないから捨てろ」と告げられ、彼らは自分たちとの過去が完全に清算されようとしている現実に、言葉を失います。

【感想】静かなる公開処刑、最高でした!捨てられる思い出を「謝罪のプレゼント」と勘違いする兄弟たち、滑稽すぎます!祈年が「5歳から25歳までの贈り物だ」と気づくシーン、彼が失ったものの大きさが伝わってきて、少しだけ胸が痛みました。家政婦さんの「全部要らない、と」というセリフの破壊力!憎しみよりも無関心が一番堪える、というのを体現していましたね。
25話ネタバレはこちら
兄弟たちは、捨てられていく思い出の品々を見て、それらを手に入れるために雲舒がどれほどの犠牲を払ってきたかを思い出します。程軒は、雲舒が7日7晩徹夜して手に入れた限定品のバスケットボールに対し、感謝もせずに文句を言った過去を。陸蕭は、雲舒が自分のために傷だらけになって手に入れてくれた塗り薬を、無下に扱った過去を思い出しました。自分たちが雲舒の真心を踏みにじってきたという事実に直面した兄弟たちは、絶望に打ちひしがれ、祈年にすがるような視線を向けるのでした。

【感想】胸が痛くなる回でした…。回想シーンの雲舒が健気すぎて涙が出ます。7日7晩徹夜とか、傷だらけで薬草探しとか、彼女の愛情は本当に深かった。それに対する兄弟たちの過去の態度の残酷さ…。失って初めて気づく、というのはあまりにも定番ですが、彼らが失った「真心」の重みがひしひしと伝わってきました。すがるように祈年を見る兄弟の姿が、彼らの絶望の深さを物語っていましたね。
26話ネタバレはこちら
祈年の回想で、彼が若い頃から雲舒の深い愛情を「まとわりつかないでほしい」と冷たく拒絶していたことが明らかになります。兄弟たちは、雲舒の祈年に対する愛情が特別だったことを改めて認識し、その祈年が雲舒に直接問いただすことを期待します。しかし、7人が屋敷の入り口へ向かうと、家政婦たちによって行く手を阻まれ、「もう顧家には入れません」と、物理的に締め出されてしまいました。20年間住んだ家から締め出されたという現実に、祈年は「狂ったのか!」と激昂し、完全に我を失います。

【感想】祈年の過去のクズっぷりが明らかに!誕生日の願い事に「まとわりつかないで」って…最低すぎます。シャオシャオ以前から、彼は彼女の愛情を拒絶していたのですね。兄弟たちの「祈年兄さんなら…」という期待も虚しく、全員まとめて門前払い!物理的に家から締め出されるという屈辱、最高です!家政婦さんたちの毅然とした態度も良かった。「狂ったのか!」と叫ぶ祈年、まさにブーメランですね。
27話ネタバレはこちら
家政婦は、7人の兄弟たちが今後一切、顧家に入れないことを正式に通告します。兄弟たちは、思い出の品が捨てられる光景を、雲舒が自分たちの気を引くための芝居だと勘違いし、彼女を「金遣いの荒いお嬢様」と嘲笑。祈年は、雲舒が毎月1000万円もの生活費を受け取っていることを知っており、「お嬢様は金を持っていない」という家政婦の言葉を一蹴します。しかし、家政婦から「お嬢様は生活費を一切使わず、普段の生活は全てご自身のアルバイトで賄っている」という衝撃の事実が明かされました。20年間信じてきた雲舒の姿が、全て自分の思い込みだったと知った祈年は、衝撃のあまり言葉を失います。

【感想】家政婦の王さん、MVP!兄弟たちの勘違いをバッサリ斬る姿、痛快でした!そして衝撃の真実…雲舒がアルバイトで生活費を!?彼らが贅沢三昧している間、彼女は必死に働いていたなんて…。しかもそのきっかけを作ったのも兄弟たちという…。祈年が「金遣いの荒いお嬢様」と決めつけていた人物像が、ガラガラと崩れ落ちる瞬間、最高の展開でした!
28話ネタバレはこちら
家政婦は、雲舒が生活費を受け取らなくなったのは、兄弟たちの「シャオシャオが心を痛めるから」という偽善的な言葉が原因だと明かします。さらに、父から雲舒に送金されていた毎月1000万円の生活費は、兄弟たちの提案で、その全てがシャオシャオの手に渡っていたことが発覚。生活費を全て奪われた雲舒は、不安から自らアルバイトをしており、「運転手の娘以下の生活」を送っていました。家政婦から全ての真実を突きつけられた祈年は、自分たちの犯した罪のあまりの重さに言葉を失い、ただ俯くことしかできませんでした。

【感想】怒りを通り越して、胸が苦しくなりました…。兄弟たちの「善意」という名の偽善が、ここまで残酷な結果を招いていたとは。シャオシャオのために雲舒から金を奪い、その金でシャオシャオを甘やかし、雲舒を「金遣いの荒い」と罵る…最低の無限ループです。家政婦さんの「あなたたちの目には、これが何の損もないと?」という言葉、重すぎます。俯く祈年の姿に、ようやく彼の贖罪が始まるのか、と思わせられました。
29話ネタバレはこちら
兄弟たちの「金で心は買えない」という言い訳に対し、家政婦は「あなたたちがお嬢様の心をどれだけ踏みにじってきたか」と厳しく反論します。回想シーンで、雲舒が兄弟たちを海や星を見に誘っても、「暇ない」「つまらない」と冷たくあしらわれ続けていたことが明らかに。さらに、家政婦は、雲舒が祈年とシャオシャオの親密な様子を、ただ一人で耐えている姿を目撃していたことも判明しました。家政婦は最後に、「彼女もあなたたちと同じ、母親のいない可哀想な子供だ」と涙ながらに訴え、彼らの犯した心の罪を断罪しました。

【感想】家政婦の王さんの言葉が、今回も深く突き刺さりました。「金さえあれば心を買える」とでも言いたげな兄弟の開き直り、本当に醜い。回想シーンの雲舒が健気すぎて、涙が出そうになります。彼女が求めていたのは、ただささやかな時間だったのに…。最後の「彼女も可哀想な子供なのですよ!」という叫び。彼らがずっと見ようとしてこなかった真実。あまりにも重い言葉でした。
30話ネタバレはこちら
兄弟たちは、雲舒の心を傷つけたことを「居候としての対価だ」と開き直りますが、家政婦に20年前に交わした約束を突きつけられます。回想シーンで、幼い兄弟たちが泣いている雲舒を慰め、「海や星を見に連れて行く」と自ら約束していたことが明らかに。家政婦は、「雲舒は嘘をつかない。冤罪に陥れた張本人こそが、真実を知っているはずだ」と、彼らの罪を静かに断罪します。多くの兄弟がまだ雲舒が悪いと自己弁護する中、祈年だけは捨てられた集合写真を見て、彼女の決別が本物であることにようやく気づき始め、愕然とします。

【感想】兄弟たちの開き直り、どこまで行くんだ…と思ったら、20年前の純粋な約束!この対比が残酷すぎます。家政婦さんの「冤罪に陥れた人が…」という言葉も、まさに真理。まだ雲舒が悪いと言い張る兄弟たちの中で、祈年だけがようやく現実を認識し始めた?遅すぎますが、彼の絶望的な気づきが、物語の転換点になりそうな予感がしました。
31話ネタバレはこちら
屋敷の前に戻ってきた兄弟たちは、雲舒の部屋が結婚式のために飾り付けられているのを見て、彼女が自分たちの帰りを待っているのだと、またしても勘違いします。彼らは、雲舒が謝りに来たら許してやろうと、相変わらず傲慢な態度を崩しませんでした。しかしその頃、部屋の中では雲舒と本物の婚約者である謝謹が、愛を確かめ合うように甘いキスを。謝謹が、この瞬間を20年間待ち続けていたことが明らかになります。祈年が「早く謝りにくれば許してやる」と考えていた、まさにその瞬間、兄弟たちは雲舒の部屋の窓に、彼女と謝謹の手が絡み合うシルエットを目撃し、全てを悟るのでした。

【感想】兄弟たちの勘違い劇場、最終章!結婚式の飾り付けを見て「俺たちを待ってる!」って…もう最高です!そんな彼らの妄想と対比される、雲舒と謝謹の甘いキスシーン!そして謝謹の「20年待った」というモノローグ!彼の愛の深さに感動しました。最後の、窓に映る手のシルエット…言葉はいらない、完璧な演出!祈年の最後の希望が砕け散る音、聞こえました!
32話ネタバレはこちら
雲舒と謝謹の親密な様子を目撃したにもかかわらず、兄弟たちはそれを「自分たちを騙すための芝居」だと結論付け、現実から目を背けます。病院に戻った彼らは、シャオシャオの演技に騙され、彼女の誕生日であることを思い出しました。彼らは、シャオシャオの誕生日を忘れていたことすらも「全て雲舒のせいだ」と責任転嫁し、彼女への怒りを募らせます。資金がないにもかかわらず、彼らは雲舒への当てつけのために「シャオシャオの誕生日を盛大に祝い、雲舒を挑発して折れさせる」という、見当違いな計画を立てるのでした。

【感想】兄弟たちの学習能力のなさ、天下一品ですね!窓のシルエットすら「芝居」と結論付けるとは…。シャオシャオの誕生日を忘れてたのを雲舒のせいにするのも、もはや意味不明です。そして、金もないのに誕生日パーティー計画!資金調達が「雲舒を挑発して折れさせる」って…完全に破綻してますよ!彼らの滑稽なピエロっぷりが、ますます加速してきました。
33話ネタバレはこちら
兄弟たちは、シャオシャオの悲劇のヒロイン演技に完全に騙され、資金もないのに、翌日彼女の誕生日を盛大に祝うことを約束します。シャオシャオは、雲舒がいなくなったことで、兄弟たちを完全に手中に収められると、心の中で勝ち誇りました。兄弟たちがシャオシャオを「お姫様」とちやほやする姿を見て、祈年は、かつて雲舒が「永遠に一緒にいたい」と願っていた、本当の「小さなお姫様」の誕生日を思い出します。祈年の心に、雲舒を祝わなくなったことへの後悔の念と、彼女が今、何を願っているのかという、断ち切れない想いが芽生え始めるのでした。

【感想】兄弟たちの無計画な優しさ(?)と、シャオシャオの計算高さが際立つ回でした。無一文なのに「全部叶えてやる」とか…見栄っ張りすぎます。そんな中、祈年の心に変化の兆しが!幼い雲舒の純粋な願いを思い出すシーンは切なかったです。「本当のお姫様」が誰だったのか、彼はようやく気づき始めたのですね。最後のモノローグ、「昔と同じだろうか?」という問いかけが、彼の遅すぎた後悔を物語っていて、胸に響きました。
34話ネタバレはこちら
祈年は、表向きはシャオシャオの誕生日を祝いながらも、裏では部下に、パーティーで流出した雲舒のプライベートビデオの真相を調査させていました。兄弟たちは、雲舒という「束縛」から解放されたと勘違いし、「自由の祝杯」をあげます。シャオシャオは、兄弟たちと雲舒の関係を完全に断ち切るため、「婚約を正式に破棄してはどうか」と提案。しかし、その言葉に祈年が激昂。「誰が婚約を破棄すると言った!」と叫び、雲舒に対する常軌を逸した独占欲を初めてむき出しにしました。

【感想】祈年、動きましたね!ビデオの真相調査、良いぞ!彼はただ流されているだけではなかった。その一方で、兄弟たちの「自由だー!」祝宴は哀れ…。そしてシャオシャオの悪魔の囁きからの、祈年の「誰が破棄すると言った!」絶叫!最高の展開です!これは愛ではなく執着ですよね。「俺のものを勝手に捨てるな」感がすごい。彼の歪んだ感情が爆発した瞬間、物語が大きく動き出す予感がしました。
35話ネタバレはこちら
祈年は、婚約破棄を否定した本心を隠すため、「雲舒が結婚したくないと誰が言った?」と話をすり替え、その場を取り繕います。兄弟たちは、雲舒には自分たち以外に結婚相手の選択肢はないと信じ込み、彼女の行動を「気を引くための癇 Schauspieler」だと結論付けました。シャオシャオは、陸蕭に「ネイルをしたから」という理由でエビの殻を剥くよう要求。その言葉をきっかけに、陸蕭はかつて雲舒が「あなたの分は私が全部剥いてあげる」と、無償の愛を捧げてくれていた過去を思い出し、罪悪感に苛まれます。

【感想】祈年の必死の言い訳と、兄弟たちの「彼女には俺たちしかいない」という壮大な勘違い。彼らの転落フラグがどんどん積み重なっていきますね。そして陸蕭のエビ回想シーン!雲舒の優しさが沁みます…。「エビの殻剥くのが好き」なんて健気すぎる!シャオシャオの自己中な要求との対比が鮮やかで、陸蕭の心に罪悪感が芽生えるのも当然です。他の兄弟たちも、これから過去の記憶に苦しめられるのでしょうか。
36話ネタバレはこちら
陸蕭は、シャオシャオにエビを剥くよう頼まれたことで、雲舒の無償の優しさを思い出し、彼女を失って手に入れた「自由」の虚しさを痛感します。程軒は、シャオシャオに勧められた羊肉をきっかけに、自分が羊肉アレルギーであり、20年間食卓に羊肉が出なかったのは、雲舒が自分の命を守るために指示していたからだと気づきます。兄弟たちは、これまで「束縛」だと思っていたものが、実は雲舒からの「守護」であったという事実に、次々と気づき始め、後悔に苛まれます。祈年が胃の痛みに苦しんでいると、レストランの店員が慣れた様子で声をかけ、彼がこの店の常連であり、何か秘密を抱えていることが示唆されました。

【感想】兄弟たちの後悔ラッシュ!陸蕭の「これが自由か」モノローグ、切ないですね。そして程軒の羊肉アレルギー!「束縛」が「守護」だったという真実、これは衝撃でした。彼らがいかに雲舒の愛情に守られて生きてきたか、まざまざと見せつけられます。シャオシャオの親切(?)が次々と兄弟たちの罪を暴いていく展開、皮肉が効いていて面白いです。最後の祈年の胃痛と店員の登場も、新たな謎!彼の孤独が垣間見えた気がします。
37話ネタバレはこちら
祈年はレストランの店員から、自分の胃痛が治まっていたのは、雲舒が店に胃薬を預け、彼の飲み物に密かに入れさせていたからだという事実を知らされます。回想シーンで、雲舒が祈年に気づかれないよう、陰から彼の体を気遣い続けていた健気な姿が明らかに。祈年は、「強くなった」のではなく、ただ雲舒に「守られていた」だけだったという衝撃の事実に気づき、愕然とします。全ての真実を知り打ちひしがれる祈年の元に、部下から誕生日パーティーのプライベートビデオに関する調査報告書が届き、彼はさらなる衝撃を受けることになります。

【感想】神回再び!胃薬の真実、泣けました…。雲舒の愛情、どこまで深いのでしょうか。自分の存在を隠してまで、陰で支え続けるなんて。祈年の「痛くならなくなったんじゃなくて、痛くならないようにしてくれていた」という気づき、彼の世界が崩壊する音が聞こえるようでした。彼はずっと彼女に守られていただけだった。その残酷で温かい真実。そして最後のビデオの真相!最高のタイミングで投下される爆弾!彼の心が完全に壊れてしまうのでは…。
38話ネタバレはこちら
祈年は、部下からの調査報告で、誕生日パーティーのビデオを流出させた黒幕がシャオシャオであることを確信し、彼女を平手打ちします。シャオシャオは、泣きながら被害者を演じ続けますが、祈年が突きつけた「スタッフに指示を出すシャオシャオの姿が映った監視カメラ映像」という動かぬ証拠で、嘘が完全に暴かれました。兄弟たちもついに、シャオシャオが全ての元凶であったという真実を知り、愕然とします。追い詰められたシャオシャオは、態度を豹変させ、「ビデオは私が公開したわ!」と、自らの罪を認めて開き直りました。

【感想】シャオシャオ断罪キター!祈年の平手打ち、スカッとしました!監視カメラ映像という動かぬ証拠、完璧です。兄弟たちもようやく目が覚めたようですね。そして最後のシャオシャオの開き直り!悪びれる様子もなく「私がやったわ!」とは、さすが悪女。彼女のふてぶてしさ、嫌いじゃないです(笑)。全ての嘘が暴かれ、物語は最終局面へ!
39話ネタバレはこちら
シャオシャオは、「兄弟たちの名誉を守るためにビデオを流した」という嘘の言い訳で、見事にその場を切り抜けます。兄弟たちは、シャオシャオの嘘を信じ込み、再び彼女への同情と雲舒への怒りを募らせました。しかし、祈年だけは、これまでの全ての出来事が雲舒のせいにされてきたことに違和感を覚え、静かに疑念を抱き始めます。その頃、シャオシャオが流出させたビデオによって、雲舒の社会的な評判は地に落ち、彼女は新たな苦難に直面していました。

【感想】えぇー!?また騙されるの!?兄弟たちの頭の中、どうなってるの…。「俺たちのためだったんだ!」って、そんなわけないでしょう!シャオシャオの口の上手さ、悪魔的ですね。でも、祈年だけは違和感を覚えてる!そこに希望の光が!家政婦さんの言葉が効いてますね。最後の、雲舒の評判が地に落ちてる描写は辛かったです。シャオシャオの罪は本当に重い…。
40話ネタバレはこちら
バーで、男たちが雲舒について下品な噂話をしているのを、祈年たちが耳にします。その会話を聞いた祈年は激昂し、噂話の中心にいた男を、ワインボトルで容赦なく殴りつけ、乱闘に。彼は我を忘れ、シャオシャオが泣いて止めるまで、相手の男を血まみれになるまで殴り続けます。乱闘の後、殴られた男から「まさか本気で、顧雲舒に惚れたんじゃないだろうな?」と、彼の本心を突く痛烈な一言を浴びせられました。

【感想】衝撃展開!祈年の暴力!雲舒のため…ですよね?シャオシャオのためではないはず。彼の心の奥底にある雲舒への感情が、歪んだ形で爆発したのでしょうか。我を忘れて殴り続ける姿は恐ろしかったですが、彼の中の何かが変わり始めている証拠なのかもしれません。最後の「本気で惚れたんじゃないだろうな?」というセリフ、まさに核心を突いています。祈年自身も、自分の本当の気持ちに気づかされたのでは…?
41話ネタバレはこちら
バーで殴った男に、祈年は「5日後の婚約パーティーを知らないのか?」「ゴミのように捨てられたくせに」と、雲舒がすでに自分たちを選ばないという現実を突きつけられます。バーの外で、兄弟たちは「雲舒が自分たち以外を選ぶはずがない」と祈年を慰めますが、彼の心は揺れていました。まさにその時、彼らの目の前を、役所から結婚証明書らしきものを持って出てくる雲舒と謝謹が通りかかります。雲舒が法的に謝謹の妻となったという紛れもない事実を目撃した祈年は、衝撃のあまり言葉を失うのでした。

【感想】祈年、完全敗北…。バーの男の言葉、「ゴミのように捨てられた」、強烈でしたね。兄弟たちの慰めも、もはや空虚に響くだけ。そして、最悪のタイミングでの雲舒と謝謹の登場!しかも結婚証明書持ち!「会って二日」の相手とスピード婚とは!祈年のプライドも希望も、全て粉々に砕け散りましたね。「謝夫人」と呼ばれる雲舒の姿が、彼の絶望を物語っていました。
42話ネタバレはこちら
雲舒の結婚という現実を目の当たりにした祈年は、「あり得ない」と激しく動揺し、過去の自分の過ちを後悔し始めます。誕生日パーティーの日に届いた「婚約者を発表した」という警告メッセージを、ただの芝居だと一蹴してしまったことを思い出しました。彼は、もはや兄弟たちやシャオシャオを信じられず、「誰もついてくるな」と告げ、一人で真実を探し始めます。家政婦の王妈のもとを訪れ、「狂うほど彼女を探している」と本心を吐露し、全ての真実を教えてほしいと必死に懇願しました。

【感想】祈年のプライド完全崩壊。過去の自分の愚かさにようやく気づき、後悔する姿は痛々しくもありました。警告メッセージを無視したこと、本当に悔やまれますね。「誰もついてくるな」と一人走り出す姿に、彼の孤独と真実への渇望を感じました。そして、最後に頼ったのが王さん!彼もようやく、誰を信じるべきか分かったのですね。「狂うほど探している」という言葉に、彼の本心が少し見えた気がします。真実を知る覚悟、見届けたいです。
43話ネタバレはこちら
家政婦の王妈は、雲舒の真実を知りたければ、ゴミ捨て場に捨てられた彼女の日記帳を探すしかないと、祈年に最後の道標を示します。祈年は、プライドも何もかも捨て、ゴミ処理場で一心不乱にゴミの山を漁り、雲舒の日記帳を探し始めます。その姿は作業員にも目撃され、噂に。必死の捜索の末、祈年は雲舒のぬいぐるみと、彼女の20年間の本心が詰まった日記帳をついに見つけ出し、その場で読み始めるのでした。

【感想】切ない回でした…。王さんの「一生忘れられずにいられるのかねぇ…」という言葉が重い。真実を知ることは、彼にとって救いではなく、永遠の苦しみの始まりなのかもしれません。ゴミ処理場で必死に日記を探す祈年の姿。エリート社長がゴミまみれになって…。彼が失ったものの大きさと罪の重さを象徴する、強烈なシーンでした。日記帳を見つけた時の彼の表情。彼が本当に求めていたのは、彼女の心だったのですね。しかし、あまりにも遅すぎました。
44話ネタバレはこちら
祈年はゴミ捨て場で見つけた雲舒の日記を読み始め、衝撃的な真実を次々と知ります。シャオシャオに贈ったブレスレット、オークションで砕けた「蒼海の涙」、それらが全て雲舒の「母の形見」であったこと。そして、雲舒が「祈年がいつか買い戻してくれる」という約束を信じ続けていたこと。祈年は、その大切な約束を忘れ、オークション会場で雲舒を冷たく突き放した自分自身の過去の言動を思い出し、罪の重さに耐えきれず、その場に崩れ落ちそうになります。

【感想】涙なしには読めませんでした…。雲舒の日記、健気すぎます。母の形見を、兄弟たちのために、そして祈年を信じる心から、手放したり、砕かれても耐えたりしていたなんて。祈年のオークション会場での「覚えてるわけないだろ」発言、思い出すだけで腹が立ちますが、日記を読んだ彼の後悔は、それ以上に深いものでしょう。彼女の信頼を裏切り続けた罪の重さ。崩れ落ちそうになる彼の姿に、ようやく彼の本当の贖罪が始まるのかもしれないと感じました。
45話ネタバレはこちら
祈年は雲舒の日記を読み進め、シャオシャオが兄弟たちとの間で賭けをし、雲舒を孤立させていたこと、そして兄弟たち全員(祈年を含む)がシャオシャオに忠誠を誓い、自分を裏切る瞬間を目撃してしまった決定的な夜の出来事を記録していました。祈年は、自分がシャオシャオに対し、「当主になったら迎え入れる」「雲舒には数千万渡して追い出す」と約束していた、最低な裏切りの言葉を思い出します。日記の最後のページには、「7人は、私のことなんて愛していなかった」という、雲舒の絶望と諦念の言葉が。全ての真実を知った祈年は、自らの愚かさと罪の重さに耐えきれず、ゴミ捨て場の真ん中で慟哭し、泣き崩れるのでした。

【感想】地獄のような真実の連続…。シャオシャオの悪魔っぷり、そして兄弟たちの裏切り。特に祈年の誓いの言葉、「数千万渡して追い出す」って…最低すぎます。雲舒がそれを聞いていたなんて、どれほどの絶望だったか…。日記の最後の「愛していなかった」という言葉が、あまりにも重く、悲しい。祈年の慟哭は、当然の報いですが、彼の心の崩壊が痛いほど伝わってきました。彼が流す涙は、決して罪を洗い流すものではなく、一生背負う十字架の重さなのでしょう。
46話ネタバレはこちら
ゴミ捨て場で祈年を見つけた兄弟たちとシャオシャオ。しかし、祈年はシャオシャオを冷たい目で睨みつけます。日記を読んだことでシャオシャオの嘘に気づき、「いつから顧雲舒を陥れるようになった?」と、彼女の罪を厳しく問い詰め始めました。シャオシャオは涙ながらに否定し、兄弟たちも彼女をかばいますが、祈年の怒りは収まりません。最後に祈年は、全ての真実が書かれているという雲舒の日記帳を兄弟たちに突きつけ、シャオシャオを追い詰めるのでした。

【感想】ついに断罪開始!祈年の豹変ぶり、最高です!冷たい目、低い声、これまでの彼とは別人ですね。シャオシャオの涙も、もう彼には通用しない。他の兄弟たちがまだ彼女をかばおうとするのが愚かすぎますが、日記帳という決定的な証拠!これで言い逃れはできませんね。血の気が引いたシャオシャオの顔!最高のエンディングです!
47話ネタバレはこちら
雲舒の日記を読んだ兄弟たちは、シャオシャオの嘘と悪事に気づき、激しい怒りをぶつけます。シャオシャオは次々と兄弟たちに泣きすがりますが、全員から「騙されていた」「お前を八つ裂きにしたい」と、完全に拒絶されました。追い詰められたシャオシャオは最後の悪あがきをしますが、祈年から「顧家からも江城からも出ていけ」と追放を宣告されます。全てを失ったシャオシャオは開き直り、「私だって悪いが、あんたたちだって恩知らずのクズだ!雲舒を一番傷つけたのはあんたたち自身だ!」と、痛烈な言葉を兄弟たちに突きつけ、彼らは何も言い返すことができませんでした。

【感想】シャオシャオ断罪完了!兄弟たち、ようやく目が覚めましたね。遅すぎますが。次々と拒絶されるシャオシャオの姿、まさに因果応報。追放宣告も当然です。しかし、最後の彼女の逆ギレ!「あんたたちだってクズだ!」これは真実ですね。彼女の罪は重いですが、兄弟たちも同罪、いやそれ以上かもしれない。彼らを道連れにする悪女の鑑のような捨て台詞、見事でした!
48話ネタバレはこちら
兄弟たちは、自分たちの罪をシャオシャオになすりつけようとしますが、彼女に「あんたたちは共犯者だ」と痛烈に反論されます。それでも兄弟たちは、「雲舒は自分たちを許してくれるはずだ」という根拠のない自信にしがみつきますが、シャオシャオは「割れた鏡は元に戻らない」「あんたたちの20年間の価値は犬以下だ」と最大級の侮蔑の言葉を浴びせました。彼女は、兄弟たちが真実を見ようとせず、自分の利益しか考えてこなかった本質を鋭く指摘。全ての真実と自分たちの醜さを突きつけられた祈年は、逆上し、シャオシャオの首を絞めるという凶行に及びました。

【感想】シャオシャオ劇場、最終幕!責任転嫁する兄弟たちを「共犯者」と断罪、まさにその通り!「雲舒は許してくれる」という兄弟たちの甘い考えも、「割れた鏡は元に戻らない」とバッサリ。そして極めつけの「価値は犬以下」発言!強烈すぎますが、的確すぎて何も言えません!彼女の言葉は、兄弟たちの心をズタズタにしたでしょうね。最後の祈年の凶行は許せませんが、彼がどれほど追い詰められていたかが分かるシーンでした。
49話ネタバレはこちら
祈年は、兄弟たちから「シャオシャオは命の恩人だ」と諭され、彼女を殺すことを思いとどまります。一方、ウェディングドレスを試着する雲舒の背中には、大きな火傷の痕が。彼女は謝謹に、その傷が3年前に火事から人を助けた時にできたものであること、そして助けた相手(祈年)は別の人を好きになったことを悲しげに語りました。ゴミ捨て場に戻った祈年は、シャオシャオに「恩返しのためでなければ、お前など目にも入らない」と冷たく突き放し、「俺が最も愛しているのは、雲舒だけだ!」と、遅すぎる本心を絶叫するのでした。

【感想】運命の皮肉…。祈年がシャオシャオを殺さなかった理由が、最後の嘘「命の恩人」だったとは…。そして雲舒の背中の傷。3年前の真実がここで繋がりましたね。命懸けで助けた相手に裏切られた彼女の痛み、計り知れません。謝謹という存在が、本当に彼女の救いですね。最後の祈年の絶叫、「愛しているのは雲舒だけだ!」。あまりにも遅すぎますが、彼の本心がようやく聞けました。しかし、それはもう届かない叫びなのです…。
50話ネタバレはこちら
祈年はシャオシャオに最後の別れを告げますが、彼女から「命の恩人があんたをいらなくなった」「真実を知って苦しめ」という呪詛のような言葉を浴びせられます。兄弟たちは、雲舒がまだ自分たちを待っていると信じ込み、「誕生日パーティーでの婚約発表は、自分たちへの最後のチャンスだった」と都合よく解釈。祈年は、わずかな希望を胸に、パーティーの日に届いていた雲舒からのメッセージを確認しますが、そこに書かれていたのは「私は謝謹に嫁ぎます」という最終通告でした。雲舒が謝謹を選んだという事実に、兄弟たちは「役立たずの障害者を選んだのか!?」と、現実を受け入れられず悪態をつくのでした。

【感想】兄弟たちの希望的観測、本当にしぶといですね。「チャンスだったんだ」って…。そしてシャオシャオの捨て台詞、「命の恩人」の真実を知っているかのような言い方、不気味です。雲舒からのメッセージ、「私は謝謹に嫁ぎます」。たった一文で彼らの全てを終わらせる、見事な最終通告でした。最後の兄弟たちの「役立たずの障害者」発言、負け犬の遠吠え以外の何物でもありませんね。哀れです。
51話ネタバレはこちら
兄弟たちは、雲舒の「謝謹に嫁ぎます」というメッセージを、自分たちへの腹いせや、とっさに出た嘘だと都合よく解釈し、現実から目を背けます。彼らは、誕生日パーティーに現れた男が謝謹本人である可能性を考えますが、「謝家の御曹司は役立たずの障害者」という噂を信じ、それを否定。「彼女の幸せを守るため」という見当違いな使命感から、雲舒を探しに顧氏グループのビルへ向かいます。しかし、会社に着いた彼らは受付社員から冷たくあしらわれ、不審者として警備員を呼ばれてしまいました。

【感想】兄弟たちの現実逃避能力、限界突破!メッセージすら「嘘だ」と結論付けるとは…。噂を信じて真実から目を背ける姿も愚かすぎます。「彼女の幸せを守るため」って、どの口が言うんでしょうか!最後の門前払いシーン、最高の「ざまぁみろ」でした!受付社員さん、ナイスです!彼らの居場所はもうどこにもないのですね。
52話ネタバレはこちら
顧氏グループのビルを訪れた兄弟たちは、受付社員から「部外者」扱いされ、警備員を呼ばれます。社員は、兄弟たちが2日前に顧会長によって正式に解雇されており、もはや会社の人間ではないという事実を、解雇通知を見せて突きつけました。衝撃の事実に逆ギレした兄弟たちは、「自分たちの功績や能力」を主張し、社員を罵倒。しかし、社員は怯むことなく、「ろくなことにならないのは、あなたたちの方ですよ!」と痛烈な一言で彼らを一蹴しました。

【感想】受付社員さん、再びグッジョブ!「部外者」からの「解雇通知」コンボ、強烈すぎます!逆ギレして「功績が~」「能力が~」と喚く兄弟たち、見苦しいにもほどがありますね。彼らの成功が誰のおかげだったのか、全く分かっていません。社員さんの最後の「ろくなことにならないのは、あなたたちの方ですよ!」、完璧な締めでした!
53話ネタバレはこちら
受付社員は、兄弟たちのこれまでの成功が、実は雲舒が裏で契約を取り付けたり、接待をしたりといった、知られざる献身によって支えられていたという衝撃の事実を暴露します。祈年は「なぜ誰も教えてくれなかったのか」と問い詰めますが、社員は「あなたたちの自尊心を守るために、雲舒社長が口止めしていた」と反論。回想シーンで、雲舒が自分の体調が悪くても、兄弟たちのために秘密裏に尽力し、「彼らが成功すれば、もっと一緒にいられる時間が増える」と健気に願っていたことが明らかになります。全ての真実を語った社員は、兄弟たちを「恩知らず」と激しく罵倒し、「出ていけ!」と最終通告を突きつけました。

【感想】衝撃の真実!兄弟たちの成功は、全て雲舒のおかげだったなんて…。しかも、彼らのプライドのためにそれを隠していたとは。雲舒、どこまで献身的なのでしょうか。「もっと一緒にいられる時間が増える」という彼女の願いが、あまりにも健気で切ないです。社員さんの怒り、当然です。「恩知らず!」という言葉が、彼らの罪の全てを表していますね。
54話ネタバレはこちら
顧氏グループからも追放され、完全に居場所を失った祈年たちは絶望。祈年は一人バーで酒に溺れながら、雲舒の日記帳を読み返していました。日記には、幼い頃に祈年が雲舒に「大きくなったら結婚する」と約束したことや、毎年誕生日に「忠誠と熱愛」の花言葉を持つひまわりを贈っていたことなどが記されていました。過去の純粋な約束と現在の自分の裏切りとのギャップに苦しむ祈年の前に、幼い頃の自分の姿をした幻影が現れ、「なぜ彼女を愛しているのに傷つけるのか?」と、謝謹の声で問いかけます。

【感想】祈年の転落…。酒に溺れ、日記にすがる姿は痛々しいです。幼い頃の純粋な約束、「結婚する」「ひまわりの花言葉」。これらの記憶が、今の彼をさらに苦しめるのですね。最後の幻影からの問いかけ、「なぜ愛しているのに傷つけるのか」。これは、祈年だけでなく、多くの人が抱える矛盾なのかもしれません。彼の本当の贖罪は、この問いと向き合うことから始まるのでしょうか。
55話ネタバレはこちら
全てを失った祈年は、バーで三日三晩酒に溺れ、荒れ果てていました。心配して駆けつけた陸蕭は、祈年の傍らにあった雲舒の日記帳を偶然手に取り、読んでしまいます。日記には、陸蕭がかつていじめから雲舒を守ってくれたことへの感謝の気持ちが、「私のために傘を差してくれた人」という言葉で綴られていました。回想シーンで、幼い陸蕭が「誰かがいじめたら俺が殴ってやる」と雲舒に誓う姿が描かれ、陸蕭は過去の自分と現在の裏切りとのギャップに沈痛な表情を浮かべるのでした。

【感想】祈年の荒廃ぶりがすごい…。そして陸蕭が日記を!彼にもヒーローだった過去があったのですね。「傘を差してくれた人」という雲舒の言葉、グッときます。いじめっ子を殴り飛ばす姿、かっこいいじゃないですか!それなのに、どうして…。日記は、兄弟たち一人ひとりにとって、自分たちの罪と向き合うための鏡になるのかもしれませんね。陸蕭の後悔が伝わってきました。
56話ネタバレはこちら
陸蕭は日記を読み進め、幼い頃、ボクシングの練習で泣いていた自分を、雲舒が傷の手当てをしながら励ましてくれていた過去を思い出します。バーに現れた程軒は、あと二日に迫った婚約パーティーを前に、祈年や陸蕭の異変に焦りを見せます。陸蕭は程軒に、「行き過ぎたのはシャオシャオだけではない」と、自分たち兄弟にも罪があることを示唆し、雲舒の日記帳を託して去っていきました。残された程軒は、戸惑いながらも、雲舒の日記帳を読み始め、真実の連鎖が始まろうとしていました。

【感想】陸蕭の後悔、さらに深まりますね。泣いていた自分を支えてくれた少女の記憶…。彼女の存在が、彼の強さの源だったのかもしれません。一方、まだ状況を理解していない程軒の焦りが、哀れです。陸蕭の「行き過ぎたのはシャオシャオだけじゃない」という言葉、重いですね。彼も自分の罪を自覚し始めた。日記帳が、兄弟たちの間に真実を広めるバトンのようになってきました。
57話ネタバレはこちら
陸蕭から託された日記帳を読んだ程軒は、自分が幼い頃の雲舒にとって「孤独を癒やす一番の遊び相手」であったことを知ります。日記には、程軒がかつて兄弟たちを「一生ずっとの家族だ」と語っていたことも記されていました。回想シーンで、母のいない雲舒が公園で寂しい思いをしていた時、兄弟たちが駆けつけ、「僕たち8人だ!」「僕たち7人が彼女を守る」と誓い合い、本当の家族のような絆で結ばれた瞬間が描かれます。程軒は、かつての純粋な約束と、現在の自分たちの裏切りとのギャップに、深い後悔の念に沈むのでした。

【感想】程軒の番でしたか…。彼もまた、雲舒にとってかけがえのない存在だったのですね。「一番の遊び相手」「孤独ではなかった」。その言葉の重み…。公園での「僕たち8人だ!」のシーンは、涙なしには見られません。血を超えた家族の誓い。本当に美しい瞬間だったのに…。彼らがこの誓いを忘れ、裏切ってしまったことの罪深さを、改めて感じさせられました。程軒の後悔も、陸蕭と同じように深いものでしょう。
58話ネタバレはこちら
雲舒の婚約パーティー当日、祈年は「彼女を他の奴に嫁がせるわけにはいかない」と、会場へ乗り込むことを決意します。会場で合流した兄弟たちの間で、雲舒の日記帳と、そして彼女自身を巡る醜い争いが勃発。「俺が彼女を娶る」と言い争います。程軒と陸蕭は、互いの過去の過ちを罵り合いました。最後に祈年がその場を制圧するように、「今日、顧雲舒を娶るのは、俺だ」と一方的に宣言し、兄弟たちは驚愕します。

【感想】えぇ…反省した結果がこれ…?兄弟たちの思考回路、理解不能です。日記を読んで後悔したはずなのに、なぜ「俺が娶る!」になるのでしょうか。雲舒の気持ちは完全に無視。結局、彼女を自分の所有物としか見ていないのですね。互いの罪をなじり合う姿も醜すぎます。そして祈年の「娶るのは俺だ」宣言。傲慢さ、ここに極まれり。彼らは最後まで何も変われないのかもしれません…。
59話ネタバレはこちら
祈年は「雲舒が一番好きなのは俺だ」と自信を見せますが、陸蕭と程軒から「一番彼女を傷つけたのもお前だ」「今のチャンスは平等だ」と痛烈な反論を受けます。しかし祈年は、「彼女を愛している。残りの人生をかけて守る」と宣言し、事前に用意していた婚約指輪を取り出しました。彼は「雲舒は必ず俺を選ぶ」という確信と共に会場へ向かいますが、足を踏み入れた彼が目にしたのは、ステージ上で雲舒と謝謹が幸せそうに誓いのキスを交わす光景。衝撃のあまり、彼は手に持っていた指輪を床に落としてしまいます。

【感想】兄弟たちの反論、よく言った!特に陸蕭の「一番傷つけたのもお前だ!」はド正論!でも祈年の自信は揺るがない…。指輪まで用意して、「必ず俺を選ぶ」って、どこからその自信が来るのか。そして、会場に入った瞬間の誓いのキス!完璧なタイミング!神様の悪戯(笑)!床に落ちる指輪…彼の砕け散ったプライドと希望の象徴ですね。最高の「ざまぁみろ」でした!
60話ネタバレはこちら
婚約パーティー会場で雲舒と謝謹のキスを目撃した祈年たちは激昂しますが、雲舒に「私の結婚式で何をしているの?」と冷静にあしらわれます。雲舒は兄弟たちを「ただの捨て子たち」と断じ、謝謹こそが自分が公に選んだ夫であると宣言。祈年は現実を受け入れられず、「これは俺たちへの復讐のための芝居だ」と主張しますが、雲舒に呆れられます。祈年が「謝謹と婚約すると言ったはずだ」と矛盾を指摘すると、新郎である謝謹本人が「本当に、7人揃って頭が悪いんだな」と嘲笑し、自らが謝謹本人であることを示唆しました。

【感想】公開処刑、ここに極まれり!雲舒の「ただの捨て子たちよ」発言、強烈!祈年の「復讐だ!」という勘違いも、もはや哀れですね。そして最後の謝謹様の「頭が悪いんだな」発言!最高の締め!彼らが「役立たず」と見下していた男こそが、本物の謝謹だった。この衝撃の真実、彼らはどう受け止めるのでしょうか!最高のクリフハンガーです!
61話ネタバレはこちら
兄弟たちは、新郎の正体が謝謹であることを受け入れられず、彼を罵倒します。しかし、謝謹は冷静に「俺が、お前たちの言う役立たずの謝謹だ」と、自らの正体を明かしました。彼は、謝家の実権を握るまで敵を欺くために足が不自由なふりをしていたこと、そして雲舒のためにその仮面を脱ぎ捨てたことを語ります。さらに、謝謹の影響力を示すように、中国各地の有力一族である四大家の当主たちが会場に現れ、二人を祝福。目の前で圧倒的な現実を見せつけられた兄弟たちは完全に打ちのめされ、謝謹は改めて雲舒を守り抜くことを誓うのでした。

【感想】全ての謎が解き明かされる神回!謝謹様、かっこよすぎます!正体を明かすシーン、鳥肌!足が不自由なフリも、全ては雲舒のためだったとは…愛が深い!四大家登場の演出も最高!兄弟たちの矮小さが際立ちますね。完全に格の違いを見せつけられました。最後の謝謹の「もう誰にも君を狙わせない」という誓い、感動しました!
62話ネタバレはこちら
全ての真実を知った祈年、陸蕭、程軒は、雲舒に「間違っていた」「ずっと好きだった」と、遅すぎる愛の告白とやり直したいという願いを伝えます。しかし雲舒は、「あなたたちの好きは恩恵ではない」「もう好きじゃない」と、彼らの想いを完全に拒絶。「7日間の関係が20年に勝るはずがない」と時間の長さにすがる祈年たちに、雲舒は「偽物なのはあなたたち」「彼の感情は誠実」と一蹴します。そして、謝謹が20年前に自分に一目惚れし、10年間探し続け、さらに10年間彼女の幸せを見守り続け、自分が兄弟たちに失望したのを見て初めて現れたという、彼の驚くべき過去と一途な想いを明かしました。

【感想】兄弟たちの遅すぎる告白、本当に滑稽でした。雲舒の「もう好きじゃない」という拒絶、最高にスカッとしました!彼女はもう過去には囚われないのですね。そして謝謹の20年の真実!衝撃的で、感動的すぎます!一目惚れから20年…これぞ本物の愛!「偽物の人間は何を見ても偽物に見える」という雲舒の言葉、まさに真理。時間の長さだけが愛じゃない、というテーマが強く伝わってきました。
63話ネタバレはこちら
回想シーンで、謝謹が雲舒への20年間の想いの原点が、幼い頃に彼女から受けた「一食の恩」であったことが明かされます。謝謹は、自分が謝家の御曹司でありながら、裏切りによって乞食にまで落ちぶれた過去と、敵から身を守るために足が不自由なふりをしていた秘密を語りました。会場のゲストたちは、兄弟たちの自業自得ぶりと、謝謹の一途な愛を比較し、雲舒の選択を当然のものとして受け入れます。兄弟たちの最後の懇願に対し、雲舒は「本当に愛している人は愛を感じさせてくれる。あなたたちの真心なんて犬も食わない」と、彼らの存在価値を完全に否定する、最終的な拒絶の言葉を突きつけました。

【感想】謝謹様の過去、壮絶すぎます…!でも、その原点が雲舒の「一食の恩」だったとは、運命的で美しいですね。彼の20年間の愛の深さに、改めて感動しました。ゲストたちの会話も的確で、読者の気持ちを代弁してくれています。そして雲舒の最後のセリフ!「本当に愛してる人は愛を感じさせてくれる」「あなたたちの真心なんて犬も食わない!」。これ以上ないほどの、完璧な最終拒絶!最高の形で兄弟たちの物語に終止符を打ってくれました!
64話ネタバレはこちら
雲舒は兄弟たちにシャオシャオの元へ帰るよう促し、「二度と私の幸せを邪魔しないで」と最終的な拒絶の言葉を告げます。兄弟たちは過去の過ちを認め、やり直しを懇願しますが、雲舒は「私たちに『これから』なんてない」と冷たく突き放しました。祈年は「一度だけ魔が差した」と言い訳し、他の兄弟たちも全ての責任をシャオシャオになすりつけます。しかし雲舒は、「問題はシャオシャオではなく、あなたたち自身だ」「真心を裏切り、私を傷つけたのはあなたたちだ」と、彼らの罪の本質を断罪。最後に「あなたたちがシャオシャオを盲信した時から、私たちはもう完全に戻れなくなった」と、関係修復の可能性が完全に潰えたことを宣告しました。

【感想】兄弟たちの最後の悪あがき、見苦しかったですね…。「誤解だ」「シャオシャオのせいだ」って、どこまで責任転嫁すれば気が済むのか。雲舒の「問題は、あなたたちよ」という言葉、まさにその通り!彼女が、彼らの本質を見抜き、きっぱりと断罪する姿に、彼女の成長と強さを感じました。最後の「完全に戻れなくなった」宣言、過去との完全な決別ですね。清々しいほどの締めくくりでした。
65話ネタバレはこちら
祈年たちは「20年の感情」にすがり、やり直すチャンスを懇願しますが、雲舒は「全ての嵐をもたらしたのはあなたたちだ」と一蹴します。雲舒は、程軒、陸蕭、祈年それぞれに対し、彼らが過去に交わした約束と、現在の裏切り行為を具体的に突きつけ、断罪。特に祈年に対しては、彼がシャオシャオに忠誠を誓ったこと、母の形見を蔑ろにしたこと、ネックレスを切り裂いたことまで、全てを知っていたことを明かします。兄弟たちは過ちを認め、償いの機会を求めますが、祈年が差し出した過去の集合写真を、雲舒は目の前で破り捨てました。最後に雲舒は、「あなたたちを許すことは過去の自分を裏切ること」「この感情を放棄したのはあなたたちだ」と最終宣告し、彼らとの関係に完全に終止符を打ちました。

【感想】最終回と言ってもいいほどの決着!兄弟たちの過去の約束と裏切りを一つ一つ断罪していく雲舒、圧巻でした。ネックレスの件まで知っていたとは…。彼女がどれだけ傷つき、耐えてきたかが伝わってきます。そして写真破り捨て!過去の美しい思い出ごと、完全に断ち切る。最高のカタルシスです!「許すことは過去の自分を裏切ること」という言葉、重いですね。彼女は自分のために、前に進むことを選んだ。素晴らしい決断です。
66話ネタバレはこちら
祈年は雲舒にすがりつき、「シャオシャオに騙されていた」「愛しているのは君だけ」と見苦しい言い訳をしますが、雲舒に「甘んじて利用されただけ」と一蹴されます。彼は、シャオシャオへの感情は3年前の火事で命を救われたことへの「恩義」を勘違いしたものだと主張し、その際雲舒は「逃げ出した」と非難。しかし、雲舒は静かに、しかし力強く、「3年前、火事場からあなたを救い出したのは…私だった」という衝撃の事実を告げます。祈年は、自分が信じてきた「命の恩人」に関する記憶が、全て嘘であったという事実に直面し、衝撃のあまり言葉を失うのでした。

【感想】ついに来た!命の恩人の真実!祈年の言い訳、本当に見苦しい…。「甘んじて利用されただけ」という雲舒の指摘、的確すぎます。そして、「君は逃げ出した!」という祈年の記憶違いからの、「救い出したのは…私だった」という雲舒の告白!最高のカウンターパンチ!祈年の世界が崩壊する音が聞こえました!全ての元凶となった最大の嘘が暴かれる瞬間、鳥肌ものでした!
67話ネタバレはこちら
雲舒は、祈年に背中の火傷の痕を見せ、それが3年前に彼を火事から救った証拠であると突きつけます。彼女は、火傷で1ヶ月以上入院していたこと、しかしシャオシャオが兄弟たちに嘘をつき、誰も見舞いに来なかったことを明かしました。さらに、シャオシャオが祈年の言葉を捏造し、「傷跡のある女は嫌い」だと雲舒に嘘をつき、彼女を精神的に追い詰めていたことも発覚。雲舒が火事の真相を父に隠していたのは、火事の原因が兄弟たちのルール違反であり、彼らを父の叱責から守るためだったことが明らかになりました。全ての残酷な真実を知った祈年は、自らの罪の重さに耐えきれず、その場に膝から崩れ落ちました。

【感想】真実の追い打ちがすごい…。火傷の痕という動かぬ証拠。隠蔽された入院。そしてシャオシャオの悪魔のような嘘。「傷跡のある女は嫌いだから」って…最低すぎます!雲舒が真相を隠してた理由も、またしても兄弟たちのためだったなんて…。彼女の自己犠牲、どこまで深いのでしょうか。最後の、膝から崩れ落ちる祈年。彼の完全な崩壊。しかし、これが彼の贖罪の始まりなのかもしれませんね。
68話ネタバレはこちら
膝をつき、涙ながらに雲舒を見上げる祈年。「愛していたのは君一人だった」と、遅すぎる本心を告白し、やり直すチャンスを懇願します。他の兄弟たちも同調。しかし雲舒は、「私の心はとっくに傷だらけ」「もう疲れた」と静かに拒絶。祈年は用意していた婚約指輪を差し出しますが、雲舒は謝謹からの指輪を見せ、「一生外さない」と告げます。祈年が無理やり指輪をはめようとしても入らず、雲舒は「時間は決して感情を測る基準じゃない」「あなたは一度も私を理解しようとしなかった」と諭し、「私たちはそれぞれ、安らかに過ごしましょう」と完全な別れを告げました。

【感想】感動的な最終回でした。祈年の最後の告白は本心だったのでしょうが、あまりにも遅すぎましたね。雲舒の「もう疲れた」という言葉に、彼女の20年間の苦しみが凝縮されていて、涙が出ました。指輪が入らないシーンは象徴的でした。彼の知る彼女はもういない。時間は残酷ですね。「それぞれ、安らかに過ごしましょう」という別れの言葉。憎しみを超えた、成熟した決断だと感じました。雲舒の幸せを心から願います。
69話ネタバレはこちら
床に落ちた指輪を見つめ絶望する祈年。彼と兄弟たちは警備員によって会場から強制的に追い出され、祈年は閉ざされた扉の前で泣き崩れます。そこへ父・顧傑が現れ、兄弟たちは「シャオシャオに騙されただけだ」「恩返しの機会を」と見苦しい言い訳と懇願。しかし顧傑は、「お前たちには本当にがっかりした」と怒りを露わにし、「お前たちへの要求はただ一つ、全身全霊で私の娘を愛することだけだったが、それすら満たせなかった」と、彼らを最終的に断罪しました。

【感想】物語の真の最終回、という感じでしたね。会場から追い出され、泣き崩れる祈年の姿は、彼の物語の終焉を象徴していました。そして父・顧傑の登場。彼の最後の断罪の言葉、「全身全霊で娘を愛すること、それだけだった」。これに尽きますね。彼らが果たせなかった、たった一つの、しかし最も重要なこと。その罪の重さを突きつけられ、彼らの言い訳も虚しく響くだけでした。重厚な締めくくりでした。
70話ネタバレはこちら
父・顧傑からの最終断罪を受け、祈年、程軒、陸蕭をはじめとする兄弟たちは土下座し、涙ながらに自らの罪を懺悔しました。程軒は「顧家にいる資格がない」、陸蕭は「恩知らずのクズだ」と自らを責め、これからの人生を償いに捧げることを誓います。他の兄弟たちが去る中、祈年だけは「雲舒を愛している」「彼女だけが欲しい」とその場を離れようとしません。顧傑は、「娘はもう振り返らない」と最後の諭しをしますが、祈年は「絶対に諦めない」と、雲舒への執着を捨てきれませんでした。

【感想】兄弟たちの懺悔シーンは、彼らの後悔の深さが伝わってきて、少しだけ救いを感じました。特に程軒と陸蕭の言葉は重かったですね。しかし、祈年…。彼だけは最後まで執着を捨てられないのですね。「絶対に諦めない」という言葉が、彼の今後の人生の苦しみを予感させ、씁쓸한余韻を残しました。顧傑の父親としての苦悩も伝わってきて、切なかったです。
71話ネタバレはこちら
雲舒と謝謹が車に乗ろうとするのを、祈年が引き止め、「10分だけでいいから話がしたい」と必死に懇願します。しかし、雲舒と顧傑はその要求を冷たく拒絶。追い詰められた祈年は、自らのジャケットを開き、体に巻き付けた爆弾を見せつけ、「時間をくれなければ全員一緒に死ぬ」と脅迫するという狂気の行動に出ます。愛する父と夫の命を守るため、雲舒は悲痛な決意と共に、祈年の要求を受け入れることを決めるのでした。

【感想】衝撃展開すぎます!祈年、完全に壊れてしまった…。爆弾脅迫なんて、もはや愛ではなく狂気です。彼の絶望の深さが、最も歪んだ形で現れてしまったのですね。雲舒の「行くわ!」という決断、どれほどの覚悟だったか…胸が締め付けられます。彼女はまたしても自己犠牲を選んでしまうのか。謝謹と顧傑の無念も計り知れません。最終回間近で、こんな展開になるとは…。
72話ネタバレはこちら
祈年が雲舒を連れて行ったのはビルの屋上で、そこには椅子に縛られたシャオシャオの姿が。祈年は「彼女がお前に借りているものを返させよう」と言いますが、雲舒は拒絶。祈年は自らの孤独な過去を語り、「もしシャオシャオがいなければ…」と責任転嫁しますが、雲舒に否定されます。彼は「本当に君を愛している」と告白し、「君は俺を愛したことがあるか?」と問いかけ、雲舒は「昔は全てだと思っていた」と過去形で肯定。最後に祈年は、来世での再会を願いながらも、衝動的に雲舒の唇を奪うという強引な行動に出るのでした。

【感想】息詰まるような最後の対話でした。シャオシャオを縛り付けている時点で、祈年の精神状態が普通ではないことが分かりますね。「もしも」の世界に逃避する彼の弱さも描かれていて、複雑な気持ちになります。「昔は全てだと思っていた」という雲舒の答え、切なすぎます…。そして最後のキス。彼の歪んだ独占欲と、もう二度と手に入らないものへの執着が表れていて、悲しいキスシーンでした。
73話(最終話)ネタバレはこちら
祈年は雲舒に最後の別れを告げると、縛られていたシャオシャオをナイフで刺し、「これで彼女はもう君を不快にさせない」と言い放ちます。そして、彼は自ら屋上から飛び降り、駆けつけた兄弟たちの腕の中で、「来世は君を愛する」という言葉を残し、息を引き取りました。屋上では、謝謹が雲舒を優しく抱きしめ、慰めます。時間が経ち、墓地を訪れた陸蕭と程軒は、それぞれの想いを胸に祈年の死を受け入れ、雲舒が幸せに暮らしていることを報告。誰が供えたのか、祈年の墓には一束のひまわりが手向けられ、物語は静かに幕を閉じます。

【感想】衝撃的な、しかしある意味、彼らしい最期だったのかもしれません。シャオシャオを道連れにし、自ら命を絶つことでしか、彼は自分の罪と向き合えなかったのでしょうか。「来世は君を愛する」という言葉が、あまりにも悲しく響きました。謝謹の優しさ、そして兄弟たちのその後。それぞれの結末が描かれ、物語がきちんと閉じられたことに安堵しました。最後のひまわりは、やはり雲舒でしょうか。だとしたら、それは許しではなく、弔いなのでしょうね。「永遠の忠誠と熱愛」の花言葉が、切なく胸に沁みる、感動的な最終回でした。


