2025.10.20

【聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件】6話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

全話のあらすじ

アルフレッドは、ラシェルの家族の前で結婚を宣言し、元婚約者や妹のアリエルを圧倒的な正論でやり込めました。
ラシェルは自分の人生を取り戻すことを決意し、家族との経済的な関係を断ち切ることを通告しました。
アルフレッドはアリエルの誘惑を一切受け付けず、ラシェルへの一途な想いを示します。
去り際に本性を現したアリエルは、二人に憎しみの表情を向けます。

Contents

【聖女様の逆ハーレ-ムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件】第6話をネタバレありでわかりやすく解説する
- 心臓に悪い新生活
【聖女様の逆ハーレ-ムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件】6話を読んだ感想（ネタバレあり）
- 【聖女様の逆ハーレ-ムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件】6話のネタバレまとめ

【聖女様の逆ハーレ-ムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件】第6話をネタバレありでわかりやすく解説する

アルフレッドの家での新しい生活が始まったラシェル。第6話では、人生が激変した彼女の戸惑いや、職場での出来事、そしてアルフレッドがかつて所属していた勇者パーティーのメンバーとの再会が描かれます。

心臓に悪い新生活

アルフレッドの家で朝を迎えるのは、今日で3日目です。穏やかな朝、隣には美しい婚約者の寝顔があり、その顔の良さはラシェルの心臓に悪いほどでした。いつの間にか彼女の部屋はアルフレッドの隣室になり、扉で繋がっています。さらに、なんやかんやあってベッドも一緒になっていました（ただし、マジで寝るだけです）。

この週末で人生が一気に変わってしまい、まだ自分でも状況に追いつけていないのがラシェルの正直な気持ちです。そして今日は平日、つまり仕事の日。彼女は労働者としての日常に戻ります。

英雄様の行動力と純粋すぎる愛情

朝の支度をしていると、先に起きていたアルフレッドに「おはよう」と声をかけられ、ラシェルは耳まで真っ赤になってしまいます。3日前まで童貞だったとは思えない彼の余裕っぷりに、彼女はタジタジです。

アルフレッドの屋敷での生活は、何不自由なく快適そのものでした。食事は美味しく、使用人たちも皆優しく接してくれます。ただ、婚約したばかりなのに「奥様」と呼ばれるのは、さすがに気が早いと感じていましたが。

城へは歩いて行こうとするラシェルに対し、アルフレッドは「じゃあ俺も一緒に行くよ！」と当然のように言います。国の英雄で超絶美形な彼と歩けば目立つこと間違いなしのため、ラシェルは嫌がりますが、彼の勢いは止まりません。

それもそのはず、彼は既に召喚獣を使って領地の両親に連絡を取り、結婚の許可をもぎ取っていたのです。さらに驚くべきことに、その日のうちに陛下へ結婚の報告をしに行くつもりだと告げます。まるで上司に報告するような気軽さで国家の一大事を動かそうとする彼の行動力に、ラシェルはもう何も言い返せませんでした。

勇者パーティーとの再会

城に着くまでも、アルフレッドはラシェルとの関係を隠す気は微塵もなく、彼女は恥ずかしさでいっぱいでした。

昼食時、アルフレッドはかつての仲間である勇者レオンに声をかけられます。アルフレッドはラシェルを誘おうと思っていましたが、彼女がまだ職場に慣れていないことを察し、レオンと食事をすることにしました。

城内の大食堂へ行くと、そこには他のパーティーメンバーも揃っていました。聖女エリカ、魔術師ヴァレール、そして神官シャルルです。

祝福と聖女の問いかけ

かつて自分もこの輪の中にいたことを思い出し、アルフレッドは複雑な心境になります。彼らは一人の女性（聖女）を共有することに何の疑問も抱いていませんでした。アルフレッドは、自分はいち早くその異常な関係から「一抜け」したのだと考えます。

レオンから「お前、婚約したんだって？」と聞かれると、アルフレッドは満面の笑みで「ああ、婚約したよ」と答えます。

「すごく大切な女性なんだどうか祝福してくれ」

その言葉に、男性陣は「おめでとう」「お幸せに」と祝福の言葉を贈ります。しかし、一人だけ、聖女エリカが静かに口を開きました。

「アルはその女性とどこで出会ったの…？」

彼女の問いかけが、新たな波乱を予感させて第6話は幕を閉じます。

【聖女様の逆ハーレ-ムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件】6話を読んだ感想（ネタバレあり）

今回は、ラシェルとアルフレッドの甘酸っぱい新婚（仮）生活に、見ているこちらがニヤニヤしてしまう回でした。今まで苦労ばかりだったラシェルが、愛情深い婚約者と優しい使用人たちに囲まれて、少しずつ戸惑いながらも幸せを享受していく様子は、本当に心が温まります。

そして、アルフレッドの行動力が相変わらず凄まじいですね。両親への報告は済ませ、次は国王陛下へご挨拶というスピード感には脱帽です。彼にとっては、愛するラシェルと一秒でも早く結ばれることが最優先事項なのでしょう。その純粋でまっすぐな愛情が、とても魅力的です。

物語の最後には、勇者パーティーが勢ぞろいし、一気に不穏な空気が立ち込めました。特に、聖女エリカの最後の質問は意味深で、今後の展開に大きく関わってきそうです。彼女はアルフレッドの婚約をどう思っているのか、そして彼の幸せを邪魔しようとするのか。二人の穏やかな日常が、再びかき乱されないことを祈るばかりです。