【大正學生愛妻家】18話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー
前話のおさらい
  • 勇吾の恩師である英語教師・ライアン先生が、孫娘のソフィーを連れて突然家庭訪問にやってくる。ソフィーは先日ふきが助けた少女だった 。
  • ふきはライアン先生やソフィーと流暢な英語で会話し、打ち解ける 。
  • 勇吾は、ふきが英語を話せることに驚き、「ふき… すごいよ!」と称賛するが 、同時に「知らないことだらけだな ふきのことは」と、自分が知らないふきの一面に戸惑いと複雑な感情を抱く 。
  • ふきは、幼い頃に故郷の村にいた外国人の子供たちと遊ぶ中で自然と英語を身につけたことを明かす 。
  • 勇吾は「私の 英語の文字 練習してみようかな…」というふきに、「俺も協力する」と申し出る 。その裏には、ふきをもっと知りたいという独占欲が見え隠れしていた。
  • 勇吾はふきの**体の秘密(へその横のほくろや、くすぐりに弱いこと)**に触れながらじゃれつき 、二人の距離は縮まるが、彼の真意はまだ謎に包まれていた。

【大正學生愛妻家】第18話をネタバレありでわかりやすく解説する

前回、英語が話せるという意外な特技を披露したふき。第18話は、彼女が馴染みの呉服屋を訪れ、友人であり人生の先輩でもある巴(ともえ)さんに、新婚生活の(ちょっと恥ずかしい)悩みを打ち明けるエピソードです。

巴屋の新兵器と、ふきの近況報告

ふきは、仕立て上がった着物を届けに、馴染みの「御仕立 巴屋」を訪れます 。店主の巴さんは、ふきの仕事ぶりに感心し、お給金を渡します 。 「よかったらお茶してかない? 水ようかん冷えてるの」と誘われ、ふきは喜んでお邪魔することに

部屋に通されたふきが目にしたのは、なんと最新式のミシン「わぁ これ ミシン…!?」 巴さんは「思い切って買っちゃった」と笑い、「これからの時代 男も女もますます洋服が広まると思うから」「我が巴屋も進化してくわよ!」と、洋裁の猛勉強中であることを明かします 。 その意気込みに、ふきは「すごいなぁ 巴さん…」と感心しきり

すると巴さんは、ふきのキラキラした目元や艶やかな肌を見て、「この巴お姉さまに何か報告することあるんじゃなーい?」と核心に迫ります 。 「あっ その…」 ふきが赤面しながら「勇吾さまと 無事にうまく いきました…」と報告すると、巴さんは「きゃ~~~ おめでとーー!!」と、自分のことのように大喜び! 「あれから心配してたけど よかったぁ 一安心だわ」と、ふきの幸せを心から祝福してくれるのでした

新妻の悩み相談「私たちハレンチすぎ!?」

しかし、ふきの悩みはそこではありませんでした。巴さんの祝福に「じーん…」と感動しつつも、彼女は恐る恐る切り出します 。 「それにしても 夫婦の営みが こんなに大変だとは知りませんでした…」「自分は体力あるほうだと思ってたけど 全然なんだって…」 なんと、結ばれたあの日から毎晩のように求められているらしく、「一度も その…夜 触れてこなくて」と悩んでいた以前とは真逆の状況に!

「待って ふきちゃん その… 営みの頻度とか回数って どのくらい…」 巴さんが尋ねると、ふきは正直に(おそらくは毎晩、そしてかなり激しいことを)打ち明けたのでしょう。巴さんは「凄っ… お盛んだこと…」と絶句 。 「えっ 普通は違うんですか!? 私たち ハレンチすぎ!?本気で心配するふきに、巴さんは「まぁ新婚だもの! そのうち落ち着くわ」と笑ってなだめますが、内心では(いや普通じゃないわよ…)と思っていたかもしれません

ふきは、勇吾の求めに応えたい気持ちと、体力的な限界との間で悩んでいました 。 「そこまで激しく求められるって そりゃよっぽど ふきちゃんを愛してるってこ…」 巴さんの言葉に、ふきは少し救われたような表情を見せますが、まだ不安は拭えません

身分差への不安と、巴さんからの金言

「勇吾さまみたいに 何もかも立派な人とって 未だに実感が湧かなくて…」 ふきは、勇吾との身分差に対する根強い不安を吐露します 。 巴さんは、自身も過去に高貴な家柄の男性と恋仲になり、「どうせ財産目当てでしょ」などと陰口を叩かれた経験を語り、「結婚してても 引け目を感じたり 不安になる気持ち わかる気がする」と、ふきの心に寄り添います

そして、巴さんはふきにアドバイスを送ります。 「その不安を解消するには たぶん 二人の時間を積み重ねて 自信を付けてくしかない気がするわさらに、「お坊ちゃんって たしか… 六つ年下だったわよね?」と思い出し、ニヤリと笑います 。 「ひとつ私が 経験上得た 男女仲の技術を伝授するわ…

巴さんがふきに授けた「男女仲の技術」とは一体…!?

突然のお迎えと、巴さんの秘策(?)

巴さんから何やら秘策(?)を授けられていると、突然店の戸が開き、制帽をかぶった勇吾が現れます! 「勇吾さま!?」 なんと、勇吾が学校帰りにふきを迎えに来てくれたのです

「巴さんですね はじめまして 橘勇吾です」 「以前から妻が大層お世話になっていたそうで」と丁寧に挨拶する勇吾 。その紳士的な態度に、巴さんは「まあ そんな! ふきちゃんにはこっちが助けられてますのよ」と感心しきり 。 勇吾は「そうですか! それはよかった!」と嬉しそうに微笑みます

(あらあら まぁまぁ…) 巴さんは、仲睦まじい二人の様子と、先ほど自分がふきに授けた「技術」を思い返し、(私 ふきちゃんにとんでもないこと吹き込んじゃったかも…)と、少し心配そうな、それでいて楽しそうな表情を浮かべるのでした

帰り道、勇吾に寄り添いながら歩く(おそらく路面電車の中)ふき。彼女の頭の中は、巴さんから授かった「技術」のことでいっぱいです! (男女仲の技術!!若い男を虜にするものって なんだと思う?刺激よ恥じらいもいいけど たまには大胆に 女から攻めるの刺激!!!年上の魅力で メロメロにしてやらなきゃ!

「ぽーーーっ」と赤面し、完全にのぼせてしまっているふき 。 「ふき 俯いたのか 平気?」と心配する勇吾の声も、もはや耳に入りません 。 (ていうか 私ったら こんな人前で何を…!)

勇吾は、ふきの様子がおかしいことに気づきながらも、「急に迎えに来て びっくりした?」と優しく声をかけます 。 ふきは「あっいえ はい…!」と答えるのが精一杯 。 (キャー メロメロはこっちです…… 勇吾の優しい笑顔に、ふきは完全にノックアウト寸前。

(巴さん… 男女仲の技術 私には難しすぎます……) 巴さんから授かった「技術」を実行するどころか、勇吾の何気ない優しさにメロメロになってしまうふきなのでした。

【大正學生愛妻家】18話を読んだ感想(ネタバレあり)

巴さん、最高すぎます!! 第18話、ふきの可愛らしい悩みと、巴さんの頼れる姐御(あねご)っぷりが炸裂した、めちゃくちゃ楽しい回でした!

まず、巴さんのミシン導入&洋裁勉強! 進化を止めない巴さん、カッコイイです! そして、ふきの「うまく いきました…」報告からの、巴さんの「きゃ~~~ おめでとーー!!」! この喜び方、本当にふきのことを大切に想っているのが伝わってきて、こっちまで嬉しくなりました。

からの、ふきの衝撃的な悩み相談! まさかの「私たちハレンチすぎ!?」発言には笑ってしまいました! 毎晩求められて体力的にキツイって…勇吾さま、どんだけふきのこと好きなんですか! 第6話で「最高の状態で結ばれたい」とか言ってた理想はどこへ…(笑)。でも、それだけ新婚生活が充実してるってことですよね! 巴さんが「凄っ…」ってドン引き(?)してるのも面白かったです。

そして、巴さんのアドバイスがまた深い! 「二人の時間を積み重ねて 自信を付けてくしかない」というのは、身分差に悩むふきにとって、一番大切なことですよね。過去や周りの目にとらわれず、二人の「今」を大切にすること。巴さん、さすが人生の先輩です。

からの、「男女仲の技術」伝授!! 内容は具体的に描かれていませんが、「刺激」「大胆に女から攻める」「年上の魅力」というキーワード! 巴さん、一体何を教えたんですか!?(笑) めちゃくちゃ気になります!

そして、タイミングよく(?)迎えに来ちゃう勇吾さま! 学校帰りにわざわざ…! しかも巴さんへの挨拶が完璧すぎる! どこまでもスマートな夫ですね。 巴さんが(とんでもないこと吹き込んじゃったかも…)ってなってるのも面白かったです。

ラスト、巴さんのアドバイスを反芻して、一人で赤面&オーバーヒートしてるふきが可愛すぎました! 「メロメロはこっちです……」って、もう完全に勇吾に骨抜きじゃないですか! 巴さんの「技術」、実践できる日は来るのでしょうか…?(笑)

勇吾への恋心と、新妻としての戸惑い、そして頼れる友人の存在。ふきの日常が、より一層愛おしく感じられる、最高に楽しい回でした!

【大正學生愛妻家】18話のネタバレまとめ

  • ふきは仕立て屋の巴(ともえ)さんを訪ね、彼女がミシンを導入し洋裁の勉強を始めたことを知る 。
  • ふきは巴さんに、勇吾と無事に結ばれたことを報告し、祝福される 。
  • しかし、ふきは毎晩のように求められることに体力的な不安を感じ、「私たちハレンチすぎ!?」と巴さんに相談する 。
  • 巴さんは、新婚だからだと笑いつつも、ふきの身分差への不安に寄り添い、「二人の時間を積み重ねて自信をつけていくしかない」とアドバイスする 。
  • さらに巴さんは、年下の勇吾を虜にするための「男女仲の技術」(刺激、大胆さ、年上の魅力など)をふきに伝授する 。
  • そこへ勇吾が学校帰りにふきを迎えに現れ、巴さんに丁寧に挨拶をする 。
  • 帰り道、ふきは巴さんのアドバイスを思い出して一人で赤面し、勇吾の優しさに「メロメロはこっちです……」とノックアウト寸前だった 。

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コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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