【大正學生愛妻家】21話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 勇吾の入浴後、脱いだ浴衣から英語で書かれた手紙が見つかりました。それは先日ふきが助けたソフィーからのものでした 。
- ふきは勇吾に内緒でアルファベットの練習をしており、全部覚えていました 。
- 勇吾は、試験勉強の合間に、ふきのためにソフィーの手紙(筆記体)を読みやすいように書き直し、解読を手伝ってくれます 。
- 手紙はソフィーの家へのお茶会への招待状でした 。勇吾はふきに行くよう勧め、前の晩のふきからの手紙について「おしゃべりだけで済ますわけないけど」とからかいました 。
- 翌日、ふきは立派な洋館であるライアン先生の家を訪ね、ソフィーと母親に出迎えられます 。
- お茶の時間、ソフィーはふきを13歳くらいだと思っていたことを告白し、ふきが24歳だと知って驚きますが、二人は年齢差に関係なく友達になることを確認します 。
- ソフィーの母親は、夫を事故で亡くした悲しみを乗り越え、娘と二人で前を向いて日本で暮らしていることを語りました 。
- ソフィーはふきに「とっておきのサプライズがあるの!」と言い、部屋へ連れて行きました 。
【大正學生愛妻家】第21話をネタバレありでわかりやすく解説する
ソフィーからの「とっておきのサプライズ」とは一体何なのか? 第21話は、ふきが体験する初めての洋装と、それを巡る人々の温かい反応、そして勇吾の新たな一面が描かれる、華やかで心温まるエピソードです。
サプライズの正体は…!
「ここよ! 私のお部屋にあるの」「Surprise!」 ソフィーは、ふきの手を引き、興奮気味に自室へと案内します 。何が待っているのかわからず、「ねえソフィー “サプライズ”ってなんなの?」と尋ねるふきに、「それは見てのお楽しみ!」とソフィーは笑います 。 部屋に到着し、ソフィーが披露したサプライズ。それは…!
(場面は変わり、学校帰り) 試験終わりで疲れた表情のライアン先生と、涼しい顔の勇吾が並んで歩いています 。 「試験終わりに悪いね Mr.タチバナ」 「急な誘いにフキさん困ってなかったかね」 「いえ」と答える勇吾に、ライアン先生は孫娘ソフィーの性格について語り始めます 。 「まったくソフィーときたら 思い立ったら即実行タイプで聞かなくて…」 「でも、確かにあの子はポジティブで」「いるだけでパッと周りが明るくなるんだ。あの笑顔を見たらもう なんでもしてあげたくなる」 。祖父としての愛情が溢れる言葉に、勇吾は静かに同意します。ライアン先生は少し喋りすぎたかと咳払いをしました 。
新たな出会いと、ふきの変身
ライアン先生の家では、ソフィーの母・リリーが勇吾を迎えていました 。 「ただいま ウメさん」「お帰りなさいませ」 「はじめまして」と挨拶するリリーに、勇吾は「ふきの夫の橘勇吾と申します」と自己紹介 。 リリーは「まぁ…! フキさんご結婚してらしたの」と驚きつつ、「わたくし9月から櫻明女学院で英語講師を務めるの。学院の後援会社 タチバナというのはあなたの…」と尋ねます 。 「ええ 母の母校でして」と答える勇吾に、リリーは「それは…! 新学期からお世話になります」と、奇遇な縁に表情を輝かせました 。
そこへ、ハイヒールに悪戦苦闘しながらソフィーが降りてきます 。 「待ってソフィー ゆっくりしか…」 「ほらフキ! カメラ持ってきてほしいの」
そして、階段の上から現れたのは…美しい西洋風のドレスを身にまとい、髪をアップにし、見違えるように変身したふきの姿でした! 「勇吾さま…!!!!」 「あっ!」
ソフィーは「ユカタのお返しに」と、ふきにドレスを着てもらうことを思いついたのです 。しかし、あまりの変身ぶりに、ふきは恥ずかしさでカーテンの後ろに隠れてしまいます 。 「どうした?」 「だって… 私なんかが こんな 似合ってなくて恥ずかしい… 笑いません?」 勇吾は「ちゃんと見せてよ 出てきて? 笑うわけないだろ ほら」と優しく声をかけます 。
シンデレラガールと、夫の独占欲?
勇吾に促され、ふきが姿を現すと、その美しさに勇吾は息をのみます 。 「……勇」 「わぁ! 可愛い ものすごく!」とソフィーは大興奮 。 「一緒に写真撮りましょ! ここに座って!」とふきを引っ張り、ライアン先生にカメラを頼みます 。 「よしよし じゃあ撮るよ three, two, one」 カシャッ! ドレス姿の美しいふきの写真が撮られました。
写真を見ながら、ソフィーの母リリーが「ソフィー フキさんとユーゴさんはね ご夫婦なのよ」と教えます 。 「ええ~~~!!!」と驚くソフィー 。彼女は二人の仲の良さからきょうだいだと思い込んでいたのです 。 「だって二人は家族なんでしょ!?」 「フキさんは本物のシンデレラガールね!」 ソフィーの純粋な言葉に、ふきはただ赤面するのでした。
帰り道、ふきは「今日は初めての体験ばっかりで楽しかったぁ」と幸せそう 。ソフィーの母リリーについても「とってもお優しくて 感動するほどおいしいお菓子を焼いてくれて… 本当に素敵な方だと思いました」と語ります 。 「ソフィーがお友達になってくれたおかげで なんだか世界が広がった気がします」 ふきの嬉しそうな横顔を見つめる勇吾の表情は、どこか複雑です。
ライアン先生たちを見送った後、勇吾はソフィーに向かって「今日はふきを招待してくれてありがとう」とお礼を言います 。すると、ソフィーは勇吾に向かって「ベーだ!」(bleah!)と舌を出して見せました 。 「!」と驚く勇吾 。
そして、ふきと二人きりの帰り道、勇吾はぽつりと呟きます。 「…モテる妻を持つと大変だ」 「えっ? なんです?」 「いや なんでも」 ふきには聞こえないように、しかし確かに、勇吾は妻への独占欲のような感情を口にするのでした。
【大正學生愛妻家】21話を読んだ感想(ネタバレあり)
ふきさんのドレス姿、美しすぎました!! そして勇吾さまの独占欲!! 第21話、最高に華やかで、そしてニヤニヤが止まらない回でした!
ソフィーちゃんの「サプライズ」、まさかのドレスアップだったとは! ふきちゃん、和装も素敵だけど、洋装もめちゃくちゃ似合いますね! 髪をアップにして、いつもと違う雰囲気にドキドキしました。勇吾さまが息をのむのも当然です!
カーテンの後ろに隠れちゃうふきちゃんも可愛かったなぁ。「似合ってなくて恥ずかしい…」って、全然そんなことないのに! 勇吾さまの「笑うわけないだろ ほら」っていう優しい声かけも最高でした。
そして、写真撮影からのソフィーちゃんの「夫婦なの!?」発言! きょうだいだと思われてたなんて(笑)。でも、「シンデレラガールね!」っていうのは、ある意味真実ですよね! ソフィーちゃんの純粋さが可愛かったです。
ライアン先生と勇吾さまの会話も良かったですね。ソフィーちゃんのポジティブさを語る先生の愛情と、それを静かに聞く勇吾さま。素敵な関係性が垣間見えました。リリーさんと勇吾さまの縁(櫻明女学院!)も驚きでした。世界は狭いですね!
帰り道のふきちゃんの幸せそうな顔! 「世界が広がった気がします」って、本当に良かったね…!って、こっちまで嬉しくなりました。
からの、ラストの勇吾さま! ソフィーちゃんに「ベー!」ってされて驚いてる顔も可愛かったけど、その後の「モテる妻を持つと大変だ」発言!! あなた、確実にヤキモチ妬いてますよね!? ライアン先生やソフィー親子と仲良くしてるふきちゃんを見て、ちょっと面白くなかったんですね!? 可愛いなぁもう! ふきちゃんには聞こえてないみたいだけど、この独占欲、たまりません!
ふきの新たな魅力の開花と、勇吾さまの可愛らしい嫉妬。二人の関係がまた一歩進んだ(?)ような、最高に楽しい回でした!
【大正學生愛妻家】21話のネタバレまとめ
- ソフィーが用意したサプライズは、ふきに西洋風のドレスを着てもらうことだった 。
- 勇吾は学校帰りにライアン先生と会い、ソフィーの性格などについて話す 。
- ライアン先生の家で、勇吾はソフィーの母リリーと挨拶。彼女が櫻明女学院の新しい英語教師であり、橘家が同学園の後援であることを知る 。
- ドレス姿に変身したふきはその美しさで勇吾を驚かせ、恥ずかしさから一度隠れるが、勇吾に優しく促され姿を見せる 。
- ソフィーの提案で、ドレス姿のふきとソフィーは一緒に記念写真を撮る 。
- リリーからふきと勇吾が夫婦だと教えられたソフィーは、二人の仲の良さからきょうだいだと思っていたと驚き、「シンデレラガールね!」と言う 。
- 帰り道、ふきは初めての体験に喜び、「世界が広がった気がします」と語る 。
- 勇吾はソフィーに playful な舌を出された後、ふきに聞こえないように「…モテる妻を持つと大変だ」と独占欲のような言葉を漏らした 。
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