【完璧ワイフによる完璧な復讐計画】7話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- ホームパーティーで、夫・柊斗の共犯者である瑞希が、計画通り主人公・成美に接近しました 。
- しかし成美は、瑞希を「お客様」として完璧にガード 。瑞希の「王子様スマイル」や「なるちゃん」呼びも全く効果がありませんでした 。
- 成美は瑞希の名前「ミズキ」を覚えていましたが 、瑞希の必殺技が不発に終わり、両者が「……え?」 と固まる、気まずい雰囲気になったところで終わりました。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第7話をネタバレありでわかりやすく解説する
第6話のラスト、遊び人・瑞希の必殺技が不発に終わり、気まずい空気が流れた二人 。 しかし第7話では、この失敗が思わぬ形で「成美の鉄壁を崩すきっかけ」へと繋がってしまいます。 そして、その一部始終を目撃していた夫・柊斗の、歪んだ嫉妬心が爆発。パーティーはさらに混沌としていきます。
必殺技不発の理由と、妻の「天然」
瑞希が「なるちゃん」 (※第6話)と呼んだにもかかわらず、全く動じなかった成美 (※第6話)。 瑞希が(距離の詰め方 間違えた) と内心反省していると、成美は急に慌てだします。 「え? えっと…… ミズキさんて……」 「どうしよう! 私最初から 名前で 呼んでたの!?」
なんと成美は、「ミズキ」という響きを「水木さんか水城さん」 という苗字だと思い込んでいたのです 。 瑞希が「柏木瑞希(かしわぎ みずき) だけど」 とフルネームを名乗ると、成美は「ごめんなさい!」「本当に すみません!」 と、顔を真っ赤にして恥ずかしがりました。 瑞希は(意外と そそっかしいところ あるんだな) と、彼女の思わぬ「天然」な一面に、かえって魅力を感じてしまうのでした。
夫・柊斗の身勝手な「嫉妬」
この一部始終—成美が瑞希の前で顔を赤らめ、楽しそうに(見えた)している姿—を、夫の柊斗が目撃していました 。 「頭に 血が昇った」 彼は、激しい嫉妬を覚えます。 自分が「成美と 不倫をしろ」 と命じ、「くれてやる」 とまで言ったにもかかわらず、「でもいきなり他の男に 特別な表情をしてるのを 目にしたら」 、自分の所有物である妻が他人に染められたように感じ、許せなくなったのです。
5年間の「習慣」と莉々花の激昂
柊斗は、嫉妬のままに「成美 ちょっと こっち来て」 と彼女を呼びつけます。 そして「なんか 楽しそう だったけど?」 と問いました。 成美が「勘違いしてたこと 笑われちゃって…」 「恥ずかしい 思いをした」 と赤面しながら説明すると、柊斗は驚くべき行動に出ます。
彼は「ほとんど 無意識に」 、成美の頭を優しく撫でていたのです 。 それは愛情からではなく、「5年間の 習慣」 として、「いい夫として そう接するように 体が慣れてしまっている」 だけの行動でした。
しかし、この親密な光景を、不倫相手の莉々花が目撃。 (愛されてるのは りりの方なのに) (成美さんは ただの お飾り妻で 本当の彼女は りりなのに! ) 彼女は激しい憎悪に震え、「あぁ 言いたい! 言って やりたい!」 「柊くんが 本当に愛してるのは りりなんだよって!」 と激昂します。
地獄の「子供」マウンティング
パーティーの話題は、二人の新居 や「子供」「新しい家族」 のことに移ります。 客の一人が「そろそろ 新しい家族が 欲しい頃ですね」 「成美さん 赤ちゃん できるんですかぁ?」 と、デリケートな話題に踏み込みます。 成美は「(子供部屋の)騒音トラブルとかも 避けたいし」 「私もそれを 懸念してまして…」 と、戸建てを検討している話を冷静に返します。
その会話を後ろで聞いていた莉々花。 彼女は、まるで自分が柊斗の子供を身ごもっているかのように勝ち誇った表情で、「えへへっ」 と不気味に微笑むのでした。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第7話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回のパーティーは、まさに地獄の煮凝りでしたね…。 第6話で鉄壁だった成美さんが、まさかの「苗字勘違い」 という天然ミスで瑞希に隙を見せてしまったのには驚きました。狙って崩せない壁が、思わぬ自滅(?)で崩れるとは皮肉です。
しかし、恐ろしかったのは柊斗の感情の動きです。 自分で「不倫しろ」 と命じておきながら、妻が他の男と楽しそうに(見えた)だけで「頭に血が昇った」 と嫉妬する。この身勝手さ、まさにモラハラ夫の典型です。「お前は俺の所有物だ」という歪んだ独占欲が丸見えでした。
そして、その柊斗が「無意識の習慣」 で成美の頭を撫でる シーン。これにはゾッとしました。5年間も「いい夫」を演じ続けた結果、体がそう動いてしまう…歪んだ関係性の深さを感じます。 当然、それを見た莉々花は激怒 。最後の「えへへっ」 という不気味な笑顔は、彼女が何か良からぬことを企んでいる(あるいは勘違いしている)証拠でしょう。 瑞希の離婚工作、柊斗の嫉妬、莉々花の憎悪。成美さんを取り巻く状況は、最悪の一言です。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第7話のネタバレまとめ
- 瑞希の必殺技が不発に終わったのは、成美が「ミズキ」を苗字だと勘違いしていたためだった 。
- 勘違いに気づいて赤面する 成美の姿に、瑞希は「意外と そそっかしい」 と魅力を感じてしまう。
- 妻が瑞希の前で赤面する姿 を見た夫・柊斗は、自分が不倫を命じたにもかかわらず、激しい嫉妬に駆られる 。
- 柊斗は、勘違いを説明する成美の頭を、「5年間の習慣」 で無意識に撫でてしまう 。
- その親密な光景を不倫相手の莉々花が目撃し、「本当の彼女は りりなのに!」 と激しい憎悪を募らせる 。
- パーティーの客から「赤ちゃん できるんですかぁ?」 と聞かれた際、莉々花は勝ち誇ったように不気味に微笑んだ 。
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