【完璧ワイフによる完璧な復讐計画】13話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 夫の浮気を確信した成美は、帰宅後、夫の柊斗から「今日する?」 と夜の営みに誘われました。
- 成美は強い嫌悪感を抱き、「ちょうど 生理きちゃったの」 と完璧な嘘で拒否しました。
- 「後輩のレポート」を口実に夫の書斎に入り 、これまでの違和感を「時系列で まとめ」、不倫の「証拠の集め方」や「弁護士費用」「離婚調停」について調べ始めました 。
- 成美は(もし勘違いなら謝ればいい) と葛藤しつつも、「嫌な予感しか しなかった」 と覚悟を決めました。
- 最後は「完璧な人間なんて この世に 存在するのかな」 と、夫への信頼が完全に崩れたことを示すモノローグで終わりました。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第13話をネタバレありでわかりやすく解説する
夫・柊斗への信頼が完全に崩れ去り 、冷静に復讐への準備を進め始めた成美 。 第13話では、柊斗と共犯者・瑞希(みずき)の間の悪魔の契約の詳細と、成美が復讐のために用意周到な罠を仕掛けていく様子が描かれます。
共犯者たちの会話:莉々花の暴走と危険な兆候
物語は、柊斗と瑞希が車中で会話するシーンから始まります。 瑞希は「いつになく 不機嫌そうだけど?」 と柊斗の様子をうかがいます。 柊斗は、不倫相手の莉々花(りりか)が「子供が欲しいって 言い出した」 と、第10話での出来事を苦々しく語ります 。
瑞希は「もちろん 余計なことしたら 柊斗が離れて いっちゃうよって 言っておいた」 と、ホームパーティーで莉々花を牽制したことを報告。 柊斗は「昨日 中出し迫られて 帰ってきた」 と明かし、「ふざけんなよ 子供なんか できたら 俺の立場ねぇし」 と怒りを露わにします。
避妊の罠:「排卵日」と「ゴム」
瑞希は「避妊してるんでしょ?」 と確認しますが、柊斗は「毎回 ゴムも付けてる」 と答えるのみ。 これに対し、瑞希は恐ろしい可能性を指摘します。 「気を付けなよ 女は怖いよ」 「生理きた日を 聞いて 計算すればいい」 「排卵日狙って 中出しさせようと する女いるから」
さらに瑞希は、「ゴムに穴開けてた子も いたから」 と自身の経験を語り、「自分が用意したやつしか 使っちゃダメだよ」 と忠告。 柊斗は、莉々花の「子供が欲しい」発言が、単なる感情的なものではなく、計算された罠である可能性に気づき、凍りつきます 。
瑞希の本心と悪魔の契約
話は、成美を落とす「任務」のことに移ります。 瑞希は「なるちゃん 思ったより 可愛かった」 と本音を漏らします。 柊斗は「本気になるとか なしな」 「ミイラ取りが ミイラになるなんて 笑えねぇから」 と釘を刺しますが、瑞希は「でも なるちゃん くれるんだよね?」 と、あくまで報酬(成美自身と100万円)を要求する姿勢を崩しません。
柊斗は内心、(瑞希の テクニックを 買ってはいるが あの成美が 俺と離婚してまで 瑞希に夢中になるとは 思えない )と考えつつも、「好きにしろ」 と答えます。 彼の目的はただ一つ。 「一、二回体を重ねて その証拠さえ手に入れば 離婚も慰謝料請求もできる」 彼は、瑞希に「そのために100万も くれてやるんだから 相応の働きだけは してくれよな」 と、改めて念を押すのでした。
妻の反撃準備:ボイスレコーダーと監視カメラ
一方、書斎で「離婚」について調べていた成美(※第12話)。 彼女は、浮気の証拠集めについてさらに具体的な方法を調べていました 。 「メッセージの やりとり」や「ホテルを 利用しているなら 入る時と出る時の 写真」 。 そして、「証拠の数が それなりにないと 不貞行為とは みなされないこと」 を知ります。
まず彼女が的を絞ったのは、「浮気相手との メッセージのやりとりを 押さえること」 。そして、柊斗が「恐らく浮気相手と また会うだろう」 と予測し、「その時の会話を 録音すること」 を決意します。 彼女はネットで「ボイスレコーダー」 を検索し、小型のものがあることを確認 。
さらに、彼女は家の中での夫の行動を探るため、より大胆な行動に出ます。 ネット通販で「超小型の 盗聴器と カメラ」 を注文したのです 。 「一番早い発送なら 明日届く」 。 「明日は休みだし 準備をするには 丁度いい」 。 彼女は、柊斗が仕事中に荷物が届くように手配し 、「財布が別って こういう時に 便利よね」 と、かつての夫婦間のルールが復讐に役立つことに皮肉を感じるのでした。
翌日、届いたカメラを「リビングや キッチン 寝室と 全ての部屋の 死角なく見えるよう」 に設置。 (掃除するのも 私だから きっと柊斗は カメラの存在には 気づかないわね ) 完璧な妻は、完璧な監視網を、夫に気づかれずに自宅に張り巡らせたのです。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第13話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、柊斗と瑞希のクズ男コンビの会話に反吐が出そうになりつつも、成美さんの復讐準備の周到さに震える回でした。 瑞希の「ゴムに穴開けてた子も いたから」 という発言、恐ろしすぎます…。そんな最低な経験をしているからこそ、莉々花の「子供欲しい」発言の裏にある計算に気づけるのでしょうね。類は友を呼ぶ、とはまさにこのこと。
そして、その裏で静かに、しかし着実に復讐の牙を研ぐ成美さん。 「ボイスレコーダー」 に始まり、「超小型カメラ」 を自宅の隅々に設置する という行動力。しかも、「財布が別」 という夫婦間のルールを逆手に取る冷静さ。 彼女の「完璧」さは、もはや「良妻賢母」のそれではなく、「復讐者」としての「完璧」さに完全にシフトしています。
(掃除するのも 私だから 気づかないわね )という最後のモノローグには、彼女の静かな怒りと覚悟が凝縮されているようで、鳥肌が立ちました。 この監視網によって、一体どんな真実が暴かれるのか。次回の展開が恐ろしくも楽しみです。
【完璧ワイフによる完璧な復讐】第13話のネタバレまとめ
- 柊斗は、莉々花が「子供が欲しい」 と言い出したことに激怒し、瑞希に愚痴をこぼす。
- 瑞希は、莉々花が「排卵日を狙って」妊娠しようとしている可能性や、「ゴムに穴を開ける」 などの危険性を柊斗に忠告した 。
- 柊斗は、瑞希の目的が「成美と体を重ね、証拠を提供すること」 であり、そのための報酬(100万円)を支払うことを再確認した 。
- 成美は、浮気の証拠を集めるため、「ボイスレコーダー」と「超小型カメラ」 をネットで購入した 。
- 翌日、成美は自宅の「全ての部屋の 死角なく見えるよう」 にカメラを設置し、完璧な監視網を構築した 。
- 成美は(掃除も私だから カメラの存在には 気づかないわね )と確信していた。
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