tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』21話ネタバレ解説

20話では、しおりが3人を「お母さんから盗んだもの」と非難し、この結婚式が「古川家の没落を見せるため」に自分一人の意思で準備したものだと告白しました。追い詰められたカイトが「財産を譲るなら結婚してあげる」と取引を持ちかけますが、千夏は「あなたたちを甘やかしすぎたようね」と冷たく言い放ちました。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第21話をネタバレありでわかりやすく解説する
カイトの往生際の悪い「最後のチャンス」
新婦しおりの裏切りを目の当たりにしても、カイト、明、はるなの3人はまだ自分たちが優位な立場にいると勘違いしていました。
カイトは激怒し、「なんだと!この悪女め!」「仲間しおりがお前の養女だったからってなんだって言うんだ!」と千夏を罵倒します。
そして、婚約者であるしおりに向き直り、「しおり、よく聞け。考え直す最後のチャンスだ」と、まだ自分に魅力があると信じて疑いません。
はるなも「仲間さん、賢くやりなさいよ。息子はモテるんだから」と助け舟を出し、明も「俺たちの家族に加わる機会が得られて幸運だと思うべきだ」と、傲慢な態度を崩しませんでした。
しおりの嘲笑「私の財産目当てでしょう?」
あまりにも滑稽な3人の説得に、しおりは思わず高笑いします。
「本気で言ってる?」。
しおりは、カイトの魂胆などすべてお見通しでした。
「私の財産目当てで結婚するつもりだった。私が知らないと思った?」
そして、軽蔑のまなざしでカイトを見つめ、言い放ちます。
「あなたみたいな卑劣な男と私が結婚したいと本気で思った?」。
カイトは「てめえ!」と声を荒らげますが、しおりは「何?言いたいことある?」と、全く動じません。
「あなたの危ない会社を救いに行ったら?」
しおりは、カイトたちへの関心を失ったかのように、冷静に警告します。
「私に時間を無駄にするより、今すぐあなたの危ない会社を救いに行ったらどう?」。
その言葉に、千夏も「ええ、その通りよ、しおり」と静かに頷きました。
「危ない会社」という言葉に、はるなは「仲間さん、どういう意味?会社で何が起こってるの?」と、ようやく事態の異変に気づき、動揺し始めます。
千夏の予告と『最高の時間』の始まり
しかし、夫の明はまだ現実を受け入れられません。
「はったりに決まってる!俺たちは10億ドルの取引をしたばかりだぞ!」と、自分の成功を疑いませんでした。
その自信満々な明の姿を見て、千夏は静かに告げます。
「はったり?いいえ、運命よ」。
そして、14話で3人に宣言した言葉を繰り返します。
「もうすぐ『最高の時間』が始まる」。
千夏がそう言いきった瞬間、結婚式の会場に一人の男が血相を変えて駆け込んできました。
「古川社長!社長!大変です!大変です!」
明が「どうした!」と叫んだところで、物語は続きます。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】21話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回の第21話は、しおりがカイトの卑劣な魂胆をすべて見抜いていたことが明かされ、本当に痛快でした。「あなたみたいな卑劣な男と私が結婚したいと本気で思った?」というセリフは、カイトのプライドを粉々にする、完璧な一撃だったと思います。
あれだけ非難されてもなお、カイトが「最後のチャンスだ」と言ったり、明が「10億ドルの取引」を信じ込んだりしている姿は、彼らの愚かさと傲慢さを象徴していました。
そして、千夏の「最高の時間が始まる」という予告と同時に、部下が「大変です!」と駆け込んでくる展開は、まさにドラマのクライマックスです。彼らが信じていた「10億ドルの取引」こそが、千夏の仕掛けた最大の罠だったのではないでしょうか。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】21話のネタバレまとめ
- カイト、明、はるなは、まだ自分たちが優位だと思い込み、しおりを説得しようとする。
- しおりは「私の財産目当てでしょう?」とカイトの魂胆を暴露し、高笑いする。
- しおりは「あなたの危ない会社を救いに行ったらどう?」と不吉な警告をする。
- 明は「10億ドルの取引をした」とはったりだと信じないが、千夏は「運命よ」と否定する。
- 千夏が「最高の時間が始まる」と予告した直後、会社の部下が「大変です!」と結婚式に駆け込んでくる。
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