tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』24話ネタバレ解説

23話では、古川グループが詐欺容疑で警察の捜査を受け、全資産が凍結されました。追い詰められたカイトは、保身のために父・明を裏切り、明は債権者たちに揉みくちゃにされます。その地獄絵図を前に、千夏は17年前からすべてを知っていたこと、そして「この最高の瞬間を心待ちにしてたのよ」と、復讐の完了を宣言しました。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第24話をネタバレありでわかりやすく解説する
破産を千夏のせいにするカイト
会社も資産もすべてを失い、破産状態となったカイトですが、その期に及んでも反省の色はありません。
「最悪な母親だな」と千夏を罵倒し、「俺はあなたを20年以上養った。もしあなたが少しでも俺から知識を学んでいたら、この会社は今、破産してなかったでしょうね」と、信じがたい責任転嫁を始めます。
カイトは、千夏が娘(しおり)と手を組んでいたことが許せない様子で、「今さら血の繋がりのない養女を利用していばるな。笑える」と嘲笑します。
そして、「もしお前が本当に賢いのなら、俺が簡単にお前の全てを奪えるわけがない」「偉そうなことばっかり言って、お前は結局無能なババアなんだよ、貧乏人め!」と千夏を激しく侮辱し、突き飛ばしました。
しおりの反撃と「実の娘」宣言
倒れそうになる千夏を、娘のしおりが支えます。
カイトのあまりの非道な言葉に、しおりの怒りは頂点に達しました。
「私のお母さんのことを悪く言ったら許さない!」。
しおりはそう叫ぶと、カイトの顔に強烈な平手打ちを食らわします。
殴られたカイトは、「お前は養女だろ!よくも俺を殴ったな!」と逆上します。
しかし、しおりは怯むことなくカイトを睨みつけ、「この恩知らずの役立たずめ!よくも私のお母さんを侮辱したな!」と言い返しました。
そして、この復讐劇の最大の真実を明かします。
「それに私は養女ではない。実の娘よ!」。
17年前に捨てられた赤ちゃんの真実
「実の娘……?」
しおりの言葉に、カイトと明は言葉を失います。
最も激しく動揺したのは、17年前に赤ん坊の入れ替えを実行した、はるなでした。
「何?ありえない…。どうしてあなたがあの女(千夏)の実の娘なの?」。
はるなの震える声に対し、しおりは冷たく問いかけます。
「こぼりさん(はるな)。あなたが捨てたあの(千夏の)子が死んだって、どうして確信持てるの?」。
しおりこそが、17年前に病院の外に捨てられ、死んだはずの千夏の実の娘だったのです。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】24話を読んだ感想(ネタバレあり)
ついに、この物語の最大の謎が明かされました。『仲間しおり』は、やはり17年前に捨てられた千夏の実の娘でした。
破産してもなお、千夏を「無能なババア」「貧乏人め」と罵り、責任転嫁するカイトの姿は、本当に救いようがないと感じました。
そんなカイトをしおりが平手打ちしたシーンは、見事な一撃でした。「恩知らずの役立たずめ!」というセリフは、千夏が17年間言いたくても言えなかった言葉を代弁してくれたようで、胸がすく思いです。
そして、「私は実の娘よ!」という告白。はるなの「ありえない」という動揺した姿こそが、千夏の復讐が完璧であったことの証です。17年前に捨てられた赤ん坊が、こんなにも強く美しく成長し、母親の復讐を成し遂げる。これ以上ないカタルシスでした。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】24話のネタバレまとめ
- カイトは破産を千夏のせいにし、「無能なババア」と侮辱して突き飛ばす。
- しおりが「私のお母さんのことを悪く言ったら許さない」とカイトに平手打ちをする。
- カイトが「お前は養女だろ」と罵ると、しおりは「私は実の娘よ!」と衝撃の告白をする。
- しおりは、はるなが17年前に捨てた千夏の赤ん坊が自分であることを示唆し、はるなは激しく動揺する。
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