tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』27話ネタバレ解説

26話では、カイトが財産目当てでしおりに「1日中膝まずいてプロポーズした」過去を暴露され、ゲストたちから嘲笑されました。さらに、カイトが遊び歩いた結果「男としての機能を失っている」こと、はるなにも「息子より年下の秘密の愛人」がいることが明かされ、3人は公の場で社会的に完全に抹殺されました。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第27話をネタバレありでわかりやすく解説する
しおりの命令「その服も脱いで出ていきなさい」
会場のゲストたちは、この衝撃的な暴露の連続に「特大ニュースだ!」「ドラマみたいだ」と騒然としています。
復讐を成し遂げたしおりは、破滅した3人に対し、冷静に「そろそろお母さんと話さなきゃ」「あなたたち3人はここから出ていきなさい」と退場を命じます。
さらに、しおりは彼らのプライドを完全に打ち砕く一言を放ちました。
「そうそう、その着ている服も私が買ったものよ。さあ、今すぐ脱いで返しなさい」。
この言葉に、はるなは「あんまりだわ!」と声を震わせ、カイトは「なぜこんなことをする!俺たちの過去に対して情けは少しもないのか!」と、自分たちが千夏にしてきたことを棚に上げて叫びます。
明の醜い悪あがき「お前も浮気してたのか!」
しおりは、カイトの泣き言を「過去?あなたたちはお母さんの財産を奪い、彼女をここから追い出した」「あなたたちは過去を気にしたことがあるの?」と一蹴し、警備員に3人を追い出すよう指示します。
会場からつまみ出されながら、はるなは「ひどすぎる!明!私たちは千夏とこの嫌な女に滅ぼされるわ!」と絶叫しました。
ゲストたちも、その惨めな姿を「ただの愛人」「本当に恥知らず」と嘲笑します。
その時、夫の明が千夏に向かって、最後の醜い悪あがきを始めました。
「千夏、お前たちは高慢な態度で俺たちに刃向かうが、お前たちは本当に完璧な人間なのか?」「俺たちと一緒じゃないか!」
しおりが「お母さんのことをそんな風に言うな!」と睨みつけると、明はとんでもない仮説を口にします。
「だってそうだろ!お前(しおり)が千夏の娘なら、俺はお前の実の父になる。そうだろ?」。
浮気疑惑と、はるなの責任転嫁
明の言葉に、ゲストたちも「待って。しおりが千夏の娘なら、当然、明は父親のはず」「でも明は自分の娘ではないと言った?」「つまり、内田千夏は浮気してたってこと」「二人ともゴミね」と、今度は千夏が不貞を働いていたのではないかと憶測を始めます。
この流れに、はるなも乗っかりました。
「あら千夏、あなたは聖人だと思ってたけど、結局あなたも浮気女で、今になって被害者ぶってる。本当に吐き気がするわ」。
はるなは、自分たちの罪は忘れ、千夏も自分たちと同じ「罪人」だと非難し始めました。
千夏が放つ最後の真実「あなたは完全なる私生児よ」
会場の空気が一変し、千夏に疑惑の目が向けられる中、しおりはきっぱりと明の仮説を否定します。
「幸いなことに、私はあなたの子じゃない」。
「今、私たちとあなたは関係ない」「だから私の持っている全ては、お母さんのものなの」と、改めて3人との決別を宣言します。
カイトが「クズ女!黙れ!」と最後の罵声を浴びせると、千夏は娘を守るように一歩前に出ました。
そして、17年間の復讐劇に、最後の真実をもって終止符を打ちます。
「しおりは確かに明の子ではない」。
「だが少なくとも、『婚姻中の子』よ」。
そう、しおりは千夏が明と結婚している最中に、別の男性との間にもうけた子供だったのです。(※訳注:原作のニュアンスから、千夏が明の裏切りを知った後、別の男性と関係を持ったか、あるいは養子縁組などをした可能性が示唆されますが、詳細は語られません)
そして千夏は、17年間自分の息子として育ててきたカイトに向き直り、最も残酷な真実を突きつけました。
「そしてカイト、あなたは完全なる『私生児』よ」。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】27話を読んだ感想(ネタバレあり)
ついに17年越しの復讐劇が完結しました。明が「俺は父親だろ!」という訳の分からない仮説を立て、それに乗っかったはるなが「あなたも浮気女!」と非難を始めた時はどうなるかと思いましたが、それすらも千夏の想定内だったようです。
しおりが「私はあなたの子じゃない」と明を一蹴し、最後に千夏が放った「婚姻中の子」と「私生児」という対比。これこそが、法律上も社会的にも、3人を完璧に断罪する最後の言葉でした。
財産だけでなく、社会的地位、名誉、そして家族としての正当性すら、カイトとはるなは持っていなかったのです。すべてを失い、「私生児」という真実だけが残った3人の絶望を思うと、千夏の17年間の苦しみが報われた、見事な最終回でした。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】27話のネタバレまとめ
- しおりが3人に「着ている服も脱いで出ていけ」と命令し、3人は会場から追い出される。
- 明は「お前(しおり)は俺の娘だ」と醜い仮説を立て、ゲストやはるなも千夏に「浮気女」と非難の目を向ける。
- しおりは明の娘であることをきっぱりと否定する。
- 千夏は、しおりは「婚姻中の子」であると明かし、カイトに対し「あなたは完全なる私生児よ」と最後の真実を突きつけ、復讐が完結する。
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