tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』29話ネタバレ解説

28話では、明が新婚初夜に千夏に薬を盛り、他の男と寝させたという最悪の真実が暴露されました。千夏が証拠の防犯カメラ映像を公開すると、ゲストたちが騒然とする中、警察官が会場に突入し、明の最後の抵抗でしおりを人質にするところで場面は終わりました。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第29話をネタバレありでわかりやすく解説する
明の最後の抵抗「しおりを人質に」
28話ですべての罪が暴かれた、まさにその瞬間でした。追い詰められた明が、最後の凶行に及びます。
明は「千夏!こっち来い!」と叫び、近くにいた娘のしおりを人質に取りました。
あまりに突然の出来事に、息子のカイトは「パパ!ひどい目に遭うよ!やめてよ!」と叫び、父親の常軌を逸した行動に怯えるしかありません。
国外逃亡の要求「今すぐ跪け!」
明は「他に選択肢はない。千夏は俺たちを追い詰めた」と、自分の行動を正当化しようとします。
彼の目的は、しおりを盾にして「一旦あいつの金を手に入れたら国外に出られる」「誰も俺たちに手出しできなくなる」ことでした。
千夏は、娘を拘束する明に対し、「しおりを離して。生きる道を与えるから」と冷静に取引を持ちかけます。そして、「でも、しおりを傷つけたら、生き地獄を見せる」と、強い警告を発しました。
しかし、明は「俺は信じない。今は全てのカードを俺が握ってる」と、千夏の言葉を聞き入れません。
そして、人質のしおりを盾に、千夏に非情な要求を突きつけます。
「俺がしたいようにする。言うことを聞け」「今すぐ跪け!お前たち親子の金を俺に全て振り込め!」。
娘のための土下座と、はるなの説得
人質に取られたしおりは、母に向かって「お母さんやめて!奴らに跪いちゃダメ!」と必死に叫びます。
しかし千夏は、娘の命を救うため、プライドを捨ててその場に跪きました。カイトは「アキラ!やめて!パパ!」と、その異様な光景に叫び続けます。
その様子を見ていたはるなは、取り乱す明に対し、「内田千夏は約束を守るわ。全てを台無しにする必要はない」と、なだめようと試みます。
「私たちにはまだ宝石がある。売れる。そのお金で3人で生きていける」と、現実的な逃亡計画を提案しました。
明が放つ最後の侮辱「お前は俺のただの道具だ!」
しかし、明ははるなの提案を「お前の汚い金など誰が欲しいんだ!」と、怒鳴りつけて一蹴します。そして、はるはに対し、17年間の憎悪を込めた、最後の侮辱の言葉を浴びせました。
「お前が俺を誘惑しなければ、俺がお前に目を留めるわけないだろ!」。
明は続けます。
「お前は俺のただの道具だ!金を、利益を得られるための道具だ!」。
彼は最後の最後まで、はるなを「見た目と身分だけがいい」道具としか見ていませんでした。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】29話を読んだ感想(ネタバレあり)
28話で警察が突入し、すべてが終わったかと思いましたが、まさかしおりを人質に取るという明の最後の抵抗が描かれ、衝撃を受けました。ここまで追い詰められてもなお、国外逃亡と金の算段を立てる明の執念は、恐ろしいの一言です。
カイトが「パパやめてよ」と怯え、はるなが「宝石で3人で生きていける」と意外にも冷静(?)な逃亡を提案するのに対し、明だけが千夏への憎悪と支配欲に最後まで囚われている姿が印象的でした。
そして、はるなに放った「お前は俺のただの道具だ」というセリフ。これは彼の人間性のすべてを表しており、千夏が娘のためにすべてを捨てて跪く姿とあまりにも対照的でした。
千夏としおりの未来を願いつつも、非常に後味の悪い、強烈な余韻が残る回でした。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】29話のネタバレまとめ
- 警察に追い詰められた明は、しおりを人質に取り「国外に出る」と抵抗する。
- 明は、千夏に対し「今すぐ跪け!」「親子の金を全て振り込め!」と要求する。
- しおりは「跪いちゃダメ!」と叫ぶが、千夏は娘の命を救うためにその場に跪く。
- はるなは「宝石があるから3人で生きていける」と明をなだめようとするが、明は拒否する。
- 明は、跪く千夏に対し「お前は俺のただの道具だ」と、最後まで侮辱の言葉を浴びせる。
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