tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』1話ネタバレ解説

この記事では、壮絶な復讐劇の原点となる第1話について、詳しく解説していきます。物語は、主人公・内田千夏が命がけの出産を迎える、緊迫した場面から始まります。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第1話をネタバレありでわかりやすく解説する
物語は、非常に緊迫した手術室の場面から幕を開けます。
命がけの出産と、会長の覚悟
「さ、来ますよ。もうすぐ来ますよ。大丈夫ですからね」
医療スタッフが優しく声をかける中、一人の女性が苦しみに耐えています。
彼女の名前は、内田千夏。「内田会長」と呼ばれるほどの人物です。
しかし今、彼女は会長という立場ではなく、一人の母親として、命がけで新しい命を産もうとしていました。
「お願い。私の子を助けて」
千夏の願いは切実です。それもそのはず、医師の言葉によれば、千夏は「この子を守るためにあなたは5ヶ月の間ベッドに横になり100回以上の注射に耐えてきました」というほどの、困難な妊娠期間を乗り越えてきたのです。
医師も「内田会長、私たちは2人の命を救うために全力を尽くします」と応え、総力を挙げた出産が続きます。
そして、元気な産声が響き渡りました。
無事に生まれた我が子を見て、千夏は安堵と愛情に満ちた声で「さあ、あなたのパパに会いに行こうね」と優しく語りかけるのでした。
絶望の淵へ。病室の外の密談
千夏が命がけの出産を終え、ようやく安静を得た、その時でした。
病室の外から、聞き覚えのある二人の声が聞こえてきます。
一人は、千夏の信頼する部下である、はるな。
もう一人は、千夏が愛し、生まれたばかりの赤ちゃんの父親であるはずの、夫・明(あき)でした。
「俺を父親にしてくれて」衝撃の告白
はるなは、夫の明に対して「こんにちは」と声をかけます。
すると、明は衝撃的な言葉を返しました。
「ありがとう。はるな。俺を父親にしてくれて。」
この一言で、二人がただならぬ関係、つまり不倫関係にあることが明らかになります。
しかし、本当の恐怖はここからでした。
実行された『赤ちゃんすり替え計画』
明は、声を潜めるように「し(千夏)にはバレてないよな」と、何かを隠すような会話を続けます。
それに対し、はるなは冷たく言い放ちました。
「心配しないで。赤ちゃんを取り替える時は注意深くやったから。あの女は疑わないわ。」
千夏が命がけで産んだ実の子は、明とはるなの間に生まれた子供と、すり替えられていたのです。
これが、二人の恐ろしい計画でした。
はるなは、さらに続けて「今だってきっといい母親になる夢でも見てるんじゃない」と、何も知らずにいる千夏を嘲笑います。
千夏は、人生で最も幸せであるはずの瞬間に、最も信頼していた夫と部下による、最悪の二重の裏切りを知ってしまったのです。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】1話を読んだ感想(ネタバレあり)
第1話から、あまりにも衝撃的で残酷な展開でした。
千夏が「100回以上の注射」に耐え、文字通り命がけで出産したシーンが丁寧に描かれていただけに、その直後に発覚する裏切りが、より一層際立って感じられます。
最も信頼し、我が子との対面を一緒に喜んでくれると信じていたはずの夫・明。
その明が、信頼していた部下のはるなと不倫し、あろうことか『赤ちゃんすり替え計画』まで実行していたとは、想像を絶する裏切りです。
特に、はるなの「あの女は疑わないわ」「いい母親になる夢でも見てるんじゃない」というセリフは、千夏への歪んだ憎しみと嘲笑がはっきりと感じられ、読んでいるこちらまで怒りで震えました。
絶望のどん底に突き落とされた千夏が、この地獄のような状況からどう立ち上がるのか。壮絶な復讐劇の始まりを感じさせる、息もつけない第1話でした。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】1話のネタバレまとめ
- 主人公・内田千夏(内田会長)は、5ヶ月の安静と100回以上の注射に耐え、命がけで出産に成功します。
- 出産直後、千夏は病室の外で、夫・明と部下・はるなの密談を聞いてしまいます。
- 明とはるなは不倫関係にあり、はるなも明の子供を産んでいたことが分かります。
- 二人は『赤ちゃんを取り替える』計画を実行し、千夏が産んだ実の子と、明とはるなの子供をすり替えていました。
- はるなは、何も知らない千夏を「あの女は疑わない」「いい母親になる夢でも見てる」と嘲笑います。
- 千夏は、人生で最も幸せであるはずの瞬間に、夫と部下による最悪の裏切りを知ることになりました。
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