【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】54話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説|ナタリーの最後は?【Good short】

53話では、ナタリーがモニカの罠(AIで作った偽の誘拐写真)にかかり、コーンウォール山で捕らえられました。絶体絶命のナタリーに対し、モニカは「今度こそとどめを刺す」と殺意を告げ、最後に「私は本当のパーソンズじゃない」という衝撃の告白をしました。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】第54話をネタバレありでわかりやすく解説する
ダミアンの救出作戦:「全員叩き潰せ」
ナタリーがモニカの罠にかかっていた頃、夫のダミアンは妻の危機を察知していました。彼は黒塗りの高級車を何台も連ね、屈強なSP(ボディーガード)たちを引き連れて、ナタリーが向かったコーンウォール山へと到着します。
ダミアンは部下たちに対し、いつもの泥酔した演技とは別人の、冷徹な口調で厳命を下します。
「何がなんでも探せ。ナタリーを見つけろ。関わったやつは全員叩き潰せ」
DNA鑑定の嘘:「看護師は買収しただけ」
一方、山奥の物置では、縛られたナタリーがモニカの衝撃的な告白に動揺していました。「え? パーソンズじゃない? じゃあDNA鑑定は?」と尋ねます。
モニカは、ナタリーの動揺をあざ笑うかのように、全ての真相を暴露しました。「金さえあればそんなもんどうにでもなるわ。看護師は買収しただけ。簡単」
2年前にナタリーを「偽物」と断定した、あのDNA鑑定の結果すら、モニカ(とおそらく実母タミー)によって仕組まれた嘘だったのです。
「本当のパーソンズ」はナタリーだった
ナタリーは、最後の望みを込めて問いかけます。「じゃあ…じゃあ本当のパーソンズは?」
モニカは、そんなナタリーを心の底から見下し、残酷な真実を告げました。
「本当あんたってバカね。本物はこの目の前にいる、子羊ちゃんよ。殺される寸前のね」
ナタリーこそが、パーソンズ家の血を引く「本物」の娘であり、モニカは「偽物」としてナタリーを陥れ、彼女の人生のすべてを奪い取っていたのです。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】54話を読んだ感想(ネタバレあり)
第54話は、ついに全ての謎が解ける、物語の核心に迫る回でした。やはり、ナタリーこそが「本物」で、モニカが「偽物」だったという、最大のどんでん返しに衝撃を受けました。
「看護師は買SM しただけ」 というモニカのセリフから、彼女(と実母タミー)の計画がいかに周到で、根深く、悪質だったかが分かり、改めて恐怖を感じます。
一方で、ダミアンがSPを引き連れて救出に向かう姿 は、これ以上ないほど心強く、希望の光が見えました。「全員叩き潰せ」 というセリフに、彼のナタリーへの本気の愛を感じます。
絶体絶命の状況で、自分が「本物」であったという真実を知ったナタリー。ダミアンの救出が間に合うのか、そしてこの真実を知ったナタリーが、モニカに対してどう反撃するのか、次回の展開から目が離せません。
【灼かれる血と骨 ~絶縁された令嬢~】54話のネタバレまとめ
- 夫のダミアンが、ナタリーを救出するため、多数のSPを引き連れてコーンウォール山に到着します。
- ダミアンは「ナタリーを見つけろ。関わったやつは全員叩き潰せ」と部下に命じました。
- モニカは、2年前のDNA鑑定が「看護師を買収」した偽物であったことをナタリーに告白します。
- 最後にモニカは、「本物はこの目の前にいる、子羊ちゃんよ」と、ナタリーこそがパーソンズ家の「本物」の娘であったという真実を明かしました。
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