【聖ラブサバイバーズ】15話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

【聖ラブサバイバーズ 】第15話をネタバレありでわかりやすく解説する

第15話では、ついに秋菜が予約した「女性用風俗」のキャストがホテルの部屋にやってきます。

緊張する秋菜の前に現れたのは、予想を裏切る人物でした。そして、始まるのは行為ではなく、驚くべき「プロの仕事」でした。

現れたのは「誠実な好青年」

ホテルの部屋で待つ秋菜の元に、指名したキャスト「ナオキ」が到着します。

秋菜は内心、「チャラ男みたいなのが来るんだろう」と偏見を持って身構えていました 。しかし、ドアを開けて現れたのは、黒髪短髪で爽やかな、非常に礼儀正しい好青年でした。

「すみません 少し遅れてしまって」

腰が低く、穏やかな物腰のナオキ。秋菜は彼を見て「写真よりいい体…お水っぽくもないし…上品な…」と観察し、予想外の「真っ当さ」にときめきを感じ始めます

焦る秋菜とプロの「カウンセリング」

緊張のあまり、「シャワー済みです!」「やりますか!?」とガツガツしてしまう秋菜

しかしナオキは、そんな彼女を優しく制止します。

「すみません まずはカウンセリングでお好みやお気持ちを確認してからと…」

彼はタブレットを取り出し、まるで高級レストランでオーダーを取るかのような真剣な眼差しで、秋菜に向き合います。

「ミルクライン」って何!?驚きのヒアリング

始まったカウンセリングは、秋菜の想像を遥かに超える専門的なものでした。ナオキは淡々と、しかし極めて具体的に質問を投げかけます。

  • 「自覚している胸の性感帯はありますか?」
  • 「乳首、ミルクライン、スペンス乳腺…」
  • 「お答え出来る経験値は? 外イキ、中イキ、潮吹き…」

「言いにくいかもしれないので指差していただいても」

その配慮と、「真っ向からエロ」な内容のギャップに、秋菜は動揺を隠せません

ナオキは「レストランで食事する時、苦手な食材ありますか?って言われますよね。そんな普通のことだと思うんです」と微笑みます

プロの流儀に感服し、身を委ねる

事前に性的嗜好をはっきりさせる合理性と、ナオキのプロ意識の高さに、効率主義者の秋菜は感銘を受けます。

「プロって感じでいいですね!」

金額を確認し、ナオキがシャワーを浴び終えると、いよいよ施術の時間が始まります。

「素敵な時間にしましょう 一緒に」

秋菜が求めていた「明確な答え(快感・絶頂)」 。体は嘘をつけないからこそ、彼女はこれからプロの手によって、未知の世界へと連れ出されることになるのです。

【聖ラブサバイバーズ 】15話を読んだ感想(ネタバレあり)

第15話は、シュールさと色気が同居する、非常にユニークな回でした。

特にナオキさんのカウンセリングシーンは圧巻です。「ミルクライン」「スペンス乳腺」といった専門用語が飛び交う様子は、まるで医療ドラマかエステの問診のよう。けれど、聞いている内容はとてつもなくエロティックという、このギャップがたまりません。

秋菜さんが「レストランのオーダーと同じ」という説明に納得してしまうのも、彼女らしくて笑ってしまいました。

「いきなり本番」ではなく、丁寧にヒアリングを重ねることで、逆に期待感と高揚感を高めていくナオキさんのテクニック。これが「プロの仕事」なのかと、読んでいるこちらまで感心させられました。次回、理論武装した秋菜さんがどう乱されていくのか、期待しかありません。

【聖ラブサバイバーズ 】15話のネタバレまとめ

  • 秋菜が予約したキャスト・ナオキは、チャラさが全くない誠実な好青年だった。
  • 秋菜は緊張して行為を急ごうとするが、ナオキに「まずはカウンセリングから」と止められる。
  • ナオキはタブレットを使い、性感帯や経験について専門用語を交えて詳細にヒアリングする。
  • ナオキの「レストランのオーダーと同じ」というプロ意識に、秋菜は感心し信頼を寄せる。
  • カウンセリングを終え、秋菜は「体は嘘をつけない」快感の世界へ足を踏み入れる。

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コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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