【妻よ、僕の恋人になってくれませんか?】4話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

3話では、結婚記念日のデートの終わりにホテルへ行きましたが、美月の急な生理によってレス解消は叶いませんでした。しかし、お互いの気持ちを確認し合い、二人の心は確実に近づき、恋人同士のような温かな雰囲気が戻りつつあったのです。
【妻よ、僕の恋人になってくれませんか?】第4話をネタバレありでわかりやすく解説する
ホテルでの予期せぬ出来事と巧の優しさ
ホテルの一室で、美月は申し訳なさそうに『生理きちゃった……』と告白します。期待していた巧は大きな衝撃を受けますが、すぐにお腹を痛める彼女の体調を最優先に考えました。彼は優しくバッグを手渡し、帰りに薬局へ寄ることを提案します。
翌朝、美月は昨夜の埋め合わせをするかのように、出勤前の巧の頬にキスをしました。『また来よーね』という彼女の言葉に、巧は最高の気分で家を出ます。美月がついにその気になってくれたと確信した彼は、今夜こそはレスを解消できるはずだと、活力に満ちた一日をスタートさせたのです。
幸せだった二十歳の記憶と切ない夢
現実はそう甘くはありませんでした。その後の数日間、子供がなかなか寝付かなかったり、自分たちが仕事の疲れで寝落ちしてしまったりと、タイミングを逃し続けます。悶々とした日々を過ごす巧は、ついに二十歳の頃の甘酸っぱい夢を見るようになりました。
夢の中の巧は、今とは違って内気で、美月からは『チワワみたい』と可愛がられていました。彼女の誕生日にルビーの模造石の指輪を贈り、彼女から「大好きなカレシ」と言われて深く結ばれるという、幸せの絶頂だった記憶です。しかし、目を覚ました巧を待っていたのは、情けない自分への自己嫌悪でした。
忘れられた35歳の誕生日
出社した巧に、同僚の工藤が「誕生日おめでとう」と冷たい飲み物を差し出します。その言葉で、今日が自分の35歳の誕生日であることを思い出した巧は、淡い期待を抱きました。特別な日だからこそ、美月も何か考えてくれているはずだと自分に言い聞かせ、仕事を定時で切り上げて家路を急ぎます。
鳴り響く電話とすれ違う夜
帰宅した巧を、美月は明るく出迎えました。子供たちもすでに眠っており、彼女から『お風呂入ったら……する?』と誘いを受けます。ようやく報われると確信した巧でしたが、またしても邪魔が入りました。美月のスマートフォンに、元彼である高峰先輩から電話がかかってきたのです。
美月は「先に寝室に行ってて」と巧に告げ、リビングで長電話を始めてしまいます。巧が寝室で待ち続け、時計の針が日付を回った瞬間、彼の誕生日は静かに幕を閉じました。さらに、ようやく電話を終えた美月が寝室に来た直後、今度は息子の優人が目を覚ましてしまい、彼女は再び部屋を去ってしまったのです。
爆発した感情と最悪の暴言
しばらくして戻ってきた美月に対し、巧の態度は冷え切っていました。優人のところへ戻るよう突き放す巧に、美月は何が起きたのか困惑します。しかし、これまでの我慢が限界に達した巧は、ついに取り返しのつかない本音をぶつけてしまいました。
『全部……ただ……セックスしたいだけ……だったんだね……』。家事の手伝いも、これまでの優しさも、すべては夜の行為のための下心だったのだと、美月は絶望的な気持ちになります。巧が放った残酷な一言によって、歩み寄り始めていた二人の関係は、最悪の誤解とともに崩壊の危機を迎えてしまいました。
忍び寄る元彼の影
傷ついた美月に対し、電話の主である高峰修は、彼女が困っていることを察して不敵な笑みを浮かべます。かつての恋人である彼は、彼女の心の隙間に入り込もうと虎視眈々と機会を狙い始めました。夫婦の絆が大きく揺らぐ中、物語はさらに波乱の展開を予感させます。
【妻よ、僕の恋人になってくれませんか?】4話を読んだ感想(ネタバレあり)
第4話は、巧のあまりの不運さに胸が締め付けられるような回でした。35歳の誕生日にこれでもかと邪魔が入る様子は、読んでいる側も本当にもどかしい気持ちになります。二十歳の頃の純粋で幸せな夢との対比が、現在の冷え切った現実をより一層残酷に引き立てていました。
しかし、巧が最後に放った言葉は、どんなに辛くても言ってはいけない一言だったと感じます。美月も彼のために精一杯努力していたはずなのに、それを『下心』と切り捨ててしまったのは、彼女のプライドを深く傷つけたはずです。すれ違いが生んだ悲劇に、やりきれない思いが残りました。
そして最後に登場した高峰先輩の存在が、非常に不気味です。美月の弱った心に彼がどう接触してくるのか、今後の展開に大きな不安を覚えます。せっかく修復しかけていた二人の関係が、ここからどう立て直されるのか、あるいはさらに悪化してしまうのか、目が離せません。
【妻よ、僕の恋人になってくれませんか?】4話のネタバレまとめ
- ホテルでのレス解消は美月の生理によってお預けとなりましたが、翌朝のキスで期待が高まります。
- 巧は欲求不満から二十歳の頃の幸せな夢を見ますが、現在の状況とのギャップに苦しみます。
- 巧の35歳の誕生日の夜、いよいよチャンスが訪れますが、元彼の高峰先輩からの電話で長時間待たされることになります。
- 誕生日が終わった直後、子供が目を覚ましたことでさらにタイミングを逃し、巧の不満が爆発しました。
- 巧は『家事も優しさもすべてはセックスのためだった』と美月を罵倒し、最悪の空気になります。
- 傷ついた美月に対し、元彼の高峰修が接触を図ろうとする場面で物語は終わります。
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