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【よくある令嬢転生だと思ったのに】7話ネタバレ

よくある令嬢転生だと思ったのに 第7話ネタバレ

第7話では、エディットが自身の立場を考えながら、服装の選択や人間関係に気を配る様子が描かれる。さらに、キリアンとの緊張感あふれるやり取りが展開され、物語の行方が気になる回となっている。

公爵夫人へのドレス選び

「気分を変えたい日には、こんなスタイルも素敵だと思いますわ」

エディットが公爵夫人に勧めたのは、煌びやかで近代的なデザインのドレスだった。そのデザインに目を奪われたロワイヤル夫人は、

「お目が高いですわね。この2色の調和の美しさに気づく方は、なかなかいらっしゃらないのですよ」

とエディットのセンスを称賛する。

21世紀から転生した百合子の視点では、公爵夫人ならこのデザインを優雅に着こなせると確信していた。しかし、公爵夫人自身は「美しいドレスだけど、私には少し派手すぎるかしら…?」と不安を口にする。

年齢を重ねるほど、華やかな装いがより美しく映える。エディットはそう考え、

「お母様なら、このドレスを完璧に着こなせる美しさと品格をお持ちですわ」

と説得する。公爵夫人は照れながらも「ふふっ、照れるわね。でも、あなたたちの見る目を信じてみようかしら」と受け入れた。

リゼのドレス選び

次に、リゼのドレスを選ぶことになった。しかし、リゼは遠慮して「私のドレスですか? 私は何でも構いません。今あるもので十分です」と消極的な姿勢を見せる。

しかし、公爵夫人とエディットは「この花柄のドレスは春のティーパーティーにぴったりね」「ピンクのドレスも素敵です」と話しながら、リゼに似合うドレスを次々と選んでいく。

「この色は誰にでも似合うわけではありませんが、リゼ嬢の白い肌とほんのり色づいた頬なら、きっとよく映えるでしょう。」

公爵夫人も同意し、最終的に5着のドレスが選ばれた。

エディットのドレス選び

エディットにも新しいドレスを選ぶよう促されるが、彼女は「私は新しいドレスは必要ありません。代わりに、お直しをお願いしてもよろしいでしょうか、ロワイヤル夫人。」と依頼する。

「ええ、もちろん。でも、お直しとは?」

エディットは、ドレスの装飾を外し、胸元を少し覆うように修正するよう指示を出す。

悪役令嬢が転生者のロマンス小説で生き残るための法則の一つ――イメージを刷新すること。

その姿を見た公爵夫人とリゼは、噂に聞いていたエディットのイメージとの違いに驚く。

キリアンとの緊張感

エディットが公爵夫人と親しくなろうと努力する中、突如としてキリアンが現れる。

「ついてきてください。リゼがあなたをティータイムに招待しました。」

エディットは驚く。

(原作でティータイムに招待されるエピソードなんてあったかしら…?)

キリアンの後ろ姿に見惚れつつも、心の中で

(でも、心配しないでリゼ。私はこっそり目の保養をするだけだから…)

と誓う。しかし、キリアンが突然振り返り、「先に警告しておきます。リゼの前では言葉に気をつけてください。」と冷たい態度を取る。

エディットは動揺しながらも、「私にも心があります」と応じるが、キリアンは「心? どこに?」と皮肉を返す。

「公爵家のご子息の礼儀作法に従って、リゼ嬢と接すればいいのかしら?」

エディットは冷静に切り返し、キリアンの挑発には乗らないと決める。

ティータイムの駆け引き

ティータイムでは、クリフが「新婚なのですから、キリアンと旅行でもしてみてはいかがですか?」とエディットに話を振る。

(ああ、邪魔な二人を追い出して、リゼを独り占めするつもりね…)

とエディットはクリフの狙いを見抜く。

さらに、クリフは「リゼ、領地の視察についてこないか?」と提案。キリアンは「リゼが困っているじゃないか」と反論するが、クリフは「この状況で俺がいなくなったら、お前のせいでリゼがもっと困ることになるのでは?」と切り返す。

そして話の矛先はエディットに向かう。

「エディット嬢はどう思いますか?」

エディットは困惑しながら、視線を泳がせる。

第7話のまとめ

  • 公爵夫人にエディットがモダンなドレスを提案
  • 公爵夫人は戸惑いながらも受け入れる
  • リゼのために公爵夫人とエディットがドレスを選ぶ
  • エディットは新しいドレスを選ばず、お直しを依頼
  • イメージ刷新が生き残るための戦略と考える
  • キリアンがエディットをティータイムに招待する
  • キリアンとエディットの緊張感のある会話
  • キリアンがリゼを守るためエディットに冷たい態度を取る
  • クリフがエディットにキリアンとの旅行を提案
  • クリフがリゼを領地の視察に誘う
  • キリアンがリゼを守るためクリフと対立
  • クリフが不在になるとリゼへの悪い噂が立つ可能性を示唆
  • エディットがクリフの策略に気づく
  • 最後にエディットがクリフの問いに戸惑う
  • 物語の行方がさらに気になる展開へ

6話ネタバレ 8話ネタバレ▷

ABOUT ME
ずっちー
野生のライトノベル作家。社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》