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【スマイリー】ネタバレ完全版|宗教を題材にした漫画が最終回!

ずっちー

※本ページはプロモーションが含まれています

この記事を読んでいるあなたは、

「スマイリーのネタバレが知りたい」
「スマイリーの最終回はどうなるの?」
「どこまでが伏線だったのか詳しく知りたい」

と思い、検索されたのではないでしょうか。どれも作品を読み進めるうちに自然と湧き上がる疑問ですよね。私も実際に『スマイリー』を読み込んでいく中で同じような気持ちになり、結末や真相がどう描かれているのか気になって仕方ありませんでした。

この記事では、そんなあなたの疑問をすべて解消できるよう、物語の核心に迫るネタバレ情報と、衝撃の最終回までの流れをわかりやすく解説していきます。私は過去にも数多くのミステリー作品や宗教を題材にした物語を分析・レビューしてきたライターですので、ストーリーの裏側や伏線回収まで丁寧に読み解いた内容をお届けします。

この記事を読むことで、今までモヤモヤしていた部分や登場人物たちの隠された真実がスッキリ理解できるはずです。物語の全体像を把握することで、もう一度『スマイリー』を読み返したくなるかもしれませんし、最終回の衝撃に備えて心の準備ができるでしょう。

ただし、この記事はしっかりと核心部分までネタバレを含んでいます。そのため、物語の展開を自分の目で確かめたい方にとっては、多少の「先が読めてしまう」デメリットになる可能性もあります。しかし、それを上回るメリットとして、作品の深みや魅力を再確認できる内容になっています。

『スマイリー』の読後、「あのシーンの意味は何だったのか?」「あのキャラクターの行動は伏線だったのか?」と考え込んでしまった方は、ぜひこの記事を読み進めてください。物語の全貌を理解したとき、きっとあなたは『スマイリー』という作品をもっと好きになるはずです。

この記事を読んでわかること

  • スマイリーの物語全体と核心となるネタバレ内容がわかる
  • 最終回の結末や主要キャラクターの運命が理解できる
  • 心笑会という新興宗教の仕組みや恐ろしさが詳しくわかる
  • 伏線や重要なシーンの意味を深く理解できる

Contents
  1. 漫画【スマイリー】最終回ネタバレの前に概要を紹介
  2. 漫画【スマイリー】ネタバレ7選!最終回にむけて
  3. 漫画【スマイリー】最終回ネタバレを含む感想など

漫画【スマイリー】最終回ネタバレの前に概要を紹介

  • どんな話?あらすじをわかりやすく解説
  • どんな世界観や設定?
  • 登場人物を紹介
  • これまでのスマイリー物語の核心まとめ

どんな話?あらすじをわかりやすく解説

「スマイリー」は、家族を失った一人の男が“新興宗教”の裏に隠された闇に迫っていくサスペンス・ミステリー漫画です。物語の主人公は、フリーライターの鴨目友司(かもめともじ)。彼は、愛する娘を事故で亡くしてから心が壊れ、笑うことさえできなくなってしまいます。

娘の死をきっかけに宗教の闇へ

ある日、鴨目のもとに「心笑会(しんしょうかい)」という新興宗教の勧誘がやってきます。勧誘のチラシには、なんと別れた妻・恵(めぐみ)の写真が載っていました。これをきっかけに鴨目は「心笑会」へ潜入することを決意します。

ここから物語は、鴨目が“佐藤”という偽名を使い、心笑会の内部調査を始める展開に進んでいきます。表向きは「みんなで笑って幸せになる」宗教ですが、実態はとても恐ろしいものでした。

狂気の儀式と「悦儀(えつぎ)」の存在

心笑会の最大の特徴は、「悦儀(えつぎ)」という恐ろしい儀式です。選ばれた信者が、生きたまま顔の皮をはがされるという残虐なもの。これを“幸せの証”とされているのです。

しかも、この儀式を受けることで“本当の家族”になれると教えられるため、信者たちは自ら進んで参加しようとします。ここで鴨目は、この宗教がただの“おかしな集団”ではなく、命にかかわる“危険な組織”だと気付いていきます。

愛する人を救うための決意

さらに鴨目は、心笑会が次々と人を殺している証拠を掴みます。しかも、そこには恵の姿もありました。彼女は心笑会で幹部にまでのぼり詰めていたのです。

「どうして恵が……」

葛藤しながらも、鴨目は「恵を取り戻すため」「これ以上の犠牲を出さないため」に心笑会と最後まで戦う決意を固めます。

どこまでが味方?誰が敵?

物語の中盤からは、警察や政治家までもが心笑会とつながっていることが判明します。味方と思っていた人が敵だったり、逆に敵だと思っていた人が協力者だったりと、読者も鴨目と同じように“誰を信じていいかわからない”緊張感の中に引き込まれていきます。

こうして「スマイリー」は、「家族を救いたい」という鴨目の思いを中心に、新興宗教の狂気、政治や警察の腐敗、そして“人間の心の闇”を描いていきます。

読んでいるうちに「もし自分が同じ立場ならどうする?」と考えさせられる作品です。サスペンス好きやミステリー好きの人には、ぜひ読んでほしいストーリーといえるでしょう。

どんな世界観や設定?

「スマイリー」は、現代の日本を舞台にした物語ですが、普通の日常とはかけ離れた“新興宗教”が大きな軸となっています。この宗教「心笑会(しんしょうかい)」を中心に、登場人物たちの運命が大きく変わっていくストーリーです。

舞台は現代日本のリアルな社会

物語の舞台は、どこにでもあるような現代の街です。会社や警察、家庭など、誰にとっても身近に感じられる場所で物語は進んでいきます。だからこそ、読んでいて「こんな話、本当にありそう…」と思わせられるリアルさがあるのです。

特に、記者や警察といった職業のキャラクターが登場することで、実際のニュースや事件を見ているような感覚になれる点も特徴的といえます。

心笑会という不気味な宗教の存在

この物語最大の特徴は、「心笑会」という新興宗教団体の存在です。一見すると「みんなで笑って幸せになろう」というポジティブな団体に見えるのですが、実態はまったく違います。

心笑会は「悦儀(えつぎ)」と呼ばれる恐ろしい儀式を行い、選ばれた信者の顔の皮をはがして“本当の家族”にするという、常軌を逸した教えを持っています。さらに、この宗教は警察や政治家とも裏でつながっていて、権力まで手に入れようとしているのです。

登場人物たちの“心の闇”も描かれる

また、この世界では「人間の心の弱さ」や「後悔」も大きなテーマになっています。娘を亡くした主人公・鴨目は、笑うことさえできないほど心を閉ざして生きています。そんな彼にとって、心笑会の「笑いましょう」という教えは、皮肉にも心を揺さぶるものになっていきます。

同じように、心笑会に関わる人々も何かしら心に傷を抱えているのが特徴です。孤独や悲しみ、後悔、欲望……そうした感情が、この世界観の中では非常にリアルに描かれていきます。

街全体が巻き込まれるスケールの大きさ

物語が進むにつれ、心笑会の影響は一部の人間だけではなく、警察や政治、果ては街全体にまで広がっていきます。こうして読者は、「こんな危険な組織が自分の住む町にもあるかもしれない」という、じわじわとした恐怖を感じることになるでしょう。

このように「スマイリー」は、現代社会に潜む“表向きは良さそうに見えるけれど、実は危険なもの”をテーマにした物語です。宗教だけでなく、家族や友情、正義とは何かについても考えさせられる世界観になっています。

もし現実にこんな組織がいたら…と想像すると、とても他人事とは思えないストーリーといえるでしょう。

登場人物を紹介

物語「スマイリー」には、心に深い傷を抱えた人物や、謎に包まれたキャラクターたちが数多く登場します。ここでは、ストーリーの中心となる主要キャラクターを紹介します。

鴨目 友司(かもめ ともじ)|物語の主人公

主人公であり、職業はフリーライター。過去に仕事を優先したことで大切な家族を失ってしまった男性です。

娘の死をきっかけに、笑顔を完全に失った鴨目は、元妻・恵が新興宗教「心笑会」に入信していると知り、彼女を助けるため潜入取材を決意します。

潜入中は“佐藤”という偽名を使い、組織の秘密に迫っていきますが、やがて自分自身の心も揺さぶられることになるのです。

魚住京平(うおずみ きょうへい)|正義感の強い警察官

警察官として「心笑会」の闇を追い続ける存在。
幼い頃に母・律子に捨てられた過去を持ち、それが今の強い正義感につながっています。
母との再会や、陰謀に巻き込まれていく展開は物語の大きな見どころ

特に、母の真実を知った時の京平の苦しみや葛藤は、読者の心を強く打つシーンのひとつです。

魚住律子(菅原愛子)|心笑会の幹部「笑愛」

京平の母でありながら、心笑会の幹部という裏の顔を持つ人物。
「菅原愛子」と名前を変え、警察内部の重要ポジションにも入り込んでいます。

実は、教団のために数々の罪を犯し、最後には悲しい運命が待ち受けるキーパーソン。
母の正体が明かされるシーンは、物語の衝撃ポイントの一つです。

柴崎光一(しばさき こういち)|教団トップ「笑光」

心笑会の神のような存在として崇められる男性。
見た目は子供のまま大人になった「成長しない体質」を持ち、信者たちから絶対的な存在として扱われています。

しかし、実際は人間としての苦しみや孤独を抱えており、物語後半では「自分の運命を変えたい」と思う姿が描かれます。「笑光」という存在が物語全体の中心的なカギを握る人物です。

鴨目恵(かもめ めぐみ)|心笑会の幹部「笑恵」

鴨目の妻であり、かつては普通の主婦だった女性。
最愛の娘・唯を亡くした悲しみから心笑会に取り込まれ、わずか半年で幹部「笑恵」にまで登り詰めます。

娘の死が心笑会の計画だったと知った後、復讐を決意するのが大きな見どころ
恵の苦しみや決断が、物語を大きく動かしていきます。

鈴村佑太(すずむら ゆうた)|運命を背負った少年

鈴村家の息子として育てられていたが、実は心笑会の「お世継ぎ計画」によって生まれた笑光の実の子だったことが発覚。この事実が、登場人物たちの運命を大きく変えるきっかけになります。

物語のキーパーソンとして、重要な存在になっていく少年です。

これまでのスマイリー物語の核心まとめ

1. 元妻・恵の正体は心笑会幹部「笑恵」だった

物語が大きく動き出すきっかけとなるのが、主人公・鴨目の元妻「恵」の正体です。
最愛の娘・唯を事故で失い、心に深い傷を負った恵は、ママ友の誘いで心笑会へ入信します。

普通の主婦だった恵は、なぜかわずか半年で幹部にまで上り詰め、教団内では「笑恵(えみえ)」として存在していました。そんな恵と再会した鴨目は、冷酷な幹部となった元妻の姿に愕然とします。

この出会いをきっかけに、物語は一気に緊張感を増し、核心へと突き進んでいくのです。

2. 狂気の儀式「悦儀」…信者の顔の皮を剥ぐ儀式の実態

心笑会には、信者の忠誠心を試す恐ろしい儀式「悦儀(えつぎ)」が存在します。これは選ばれた信者の顔の皮を 生きたまま剥ぐ という残酷極まりない儀式です。

驚くべきことに、この儀式は信者にとって最高の栄誉とされ、笑顔で参加する者さえいるほど。教団は「悦儀を受ければ真の救いが得られる」と長年信者を洗脳し、恐怖と服従を植え付けていたのです。

この異常な儀式は、物語の中でも強烈なインパクトを放ち、読者の心にも深い恐怖を刻みます。

3. 魚住の母・律子の正体は「笑愛」だった…警察上層部への侵食

心笑会の闇の深さが明らかになるのが、魚住の母親の正体が判明する場面です。失踪したと思われていた母・律子は、なんと教団の幹部「笑愛(えみあ)」として活動しており、警察庁の幹部「菅原愛子」としてまで潜り込んでいたのです。

幼少期に教団の教えを叩き込まれた魚住にとって、この事実は絶望以外の何物でもありませんでした。

この瞬間、物語は教団と警察が深く繋がっているという社会的な恐怖へと広がっていきます。

4. 鈴村の息子・佑太は実は「笑光」の子供だった…知らぬ間に仕組まれた陰謀

物語の大きな転換点のひとつが、鈴村の息子・佑太の出生の秘密です。

鈴村は、夫・早川の子供だと信じていた佑太が、実は教団のトップ「笑光(しょうこう)」の子供だったことを知ります。

心笑会が進めていた「お世継ぎ計画」の一環で、鈴村は知らない間に人工授精されていたのです。佑太の存在が発覚したことで、鴨目たちの運命はさらに大きく動き出します。

5. バラバラ殺人事件の真相は心笑会の「失笑」だった

物語の始まりから鴨目が追い続けていたバラバラ殺人事件。

この事件の真相は、教団の内部処罰「失笑(しっしょう)」だったことが判明します。

裏切り者を見せしめとして、バラバラにすることで教団への恐怖と忠誠を強いる。単なる猟奇事件と思われた事件が、教団の異常な掟によるものだったという真実は、鴨目の決意を固めさせる大きなきっかけになります。

6. 「笑光」の正体は成長しない子供・柴崎光一だった

教団のトップ「笑光」の正体は、火事で死んだと思われていた少年・柴崎光一でした。彼は「下垂体性小人症」という病気で成長が止まっており、見た目はずっと子供のまま

その姿から「永遠の子供」として神格化され、信者たちは命を懸けて崇拝。しかし、その正体がただの人間だと判明したことで、教団の神話は崩れ始めます。

7. 教団と対峙するため、鴨目と恵が再び手を組む…復讐計画始動

最終盤では、心笑会の闇を知った恵が洗脳を解かれ、鴨目と再び手を組みます。かつて家族だった二人は「心笑会を潰す」という同じ目的のため、協力し合う道を選びました。

物語は「継承の儀」を目前に、復讐と崩壊に向けて加速していきます。

漫画【スマイリー】ネタバレ7選!最終回にむけて

  • ネタバレ① 菅原文彦が企む罠のターゲットは魚住京平だった!
  • ネタバレ② 魚住律子(菅原愛子)が殺害され、魚住京平が現行犯逮捕される!
  • ネタバレ③ 笑光(光一)は末期がんで余命わずかだった!
  • ネタバレ④ 恵(笑恵)の娘・唯の死は心笑会が仕組んだ計画だった!
  • ネタバレ⑤ 恵の洗脳を解いたのは、笑光が渡した唯の写真入りペンダントだった!
  • ネタバレ⑥ 笑光と恵は心笑会を潰すため、鴨目友司を巻き込む計画を立てていた!
  • ネタバレ⑦ 「継承の儀」の日、東京駅爆破事件が計画されている!

ネタバレ① 菅原文彦が企む罠のターゲットは魚住京平だった!

菅原文彦の怪しい電話の相手は「県知事」だった

物語の中で、菅原文彦が自分の執務室でスマホをじっと見つめるシーンがあります。そこで彼は、深いため息をつきながら県知事の川端に電話をかけます。川端知事といえば、過去に麻薬の横流しや罠を仕掛けて邪魔者を消してきた危険な人物です。

文彦は電話越しに「いつもの仕事を頼む」とだけ伝えますが、具体的な内容までは語られませんでした。しかし、これまでの流れから「何かの陰謀」が動き出したのは間違いありません。

文彦が仕組んだ「いつもの仕事」は魚住京平をはめる計画だった!

その後、実際に起こったのは、魚住京平が母・律子を殺した犯人に仕立て上げられる事件です。魚住が律子と話した直後、意識を失い、目を覚ますと目の前には血まみれの母の遺体。しかも警察がすぐに現れ、「近所から争う声がした」と通報を受けたと告げます。

この不自然なタイミングから、通報は仕組まれたものだと考えられます。つまり、「いつもの仕事」の正体は、この魚住京平を“母親殺し”に仕立てあげる罠だった可能性が高いのです。

魚住京平は「心笑会」だけでなく「警察上層部」にも狙われていた!

この事件の裏には、「心笑会」だけでなく、警察の上層部も関わっていることが見えてきます。菅原文彦は、心笑会と警察のパイプ役だった律子を消し、さらにその罪を京平に着せることで「魚住家そのもの」を潰そうとしていたのでしょう。

魚住京平は、巨大な組織と権力の罠にハメられた形です。

この先どうなる?魚住京平の反撃に期待!

このままでは、魚住は「母親殺しの警察官」として一生を終えることになってしまいます。しかし、彼の周囲には信頼できる仲間もいるはず。果たして、この罠からどうやって脱出するのか・・・魚住の逆転劇がここから始まるのかもしれません。

今後の展開がますます楽しみになる重要な伏線と言えますね!

ネタバレ② 魚住律子(菅原愛子)が殺害され、魚住京平が現行犯逮捕される!

母・律子との再会が、京平を悲劇へと導く

物語の大きな転換点となるのが、魚住京平と母・律子(菅原愛子)との再会シーンです。
長い間行方不明だった母は、心笑会の幹部「笑愛」として生きていました。しかも今は、警察庁のエリート「菅原愛子」という別の名前を名乗っていたのです。

律子は「自分は心笑会と警察のパイプ役だった」と語り、過去の罪や後悔を京平に打ち明けます。そして、「光一(=笑光)を救うために自分はすべてを犠牲にしてきた」とまで話し、最後に京平へ何か重要な物を託すのでした。

律子との別れの直後、京平に心笑会の罠が迫る

会話を終えた京平は、待たせていた車へ戻ります。しかし、車内にいたはずの人物の姿はなく、次の瞬間心笑会の男にスタンガンで襲われ、京平はそのまま意識を失ってしまいます。

目覚めた京平を待っていたのは最悪の光景

京平が目を覚ました場所は自宅でした。しかし、目の前に広がっていたのは、まさに悪夢のような光景。血まみれの母・律子の遺体がそこに横たわっていたのです。

律子は首を切られ、涙を浮かべたまま絶命。そして京平の手には、なぜか母の血がべっとりと付いている状況に。まるで「京平が母を殺した犯人」であるかのように仕組まれていました。

仕組まれた通報により、警察が現場へ突入

そこへ「争う声がした」という匿名の通報を受けた警察が到着。

状況説明もできないまま、京平はその場で現行犯逮捕されてしまいます。

心笑会の恐ろしい計画通りの展開だった

この一連の流れは、すべて心笑会の仕組んだ罠でした。教団は、「母親を殺した警察官」というレッテルを京平に貼りつけ、完全に追い込んだのです。

証拠はすべて京平に不利なものばかり。

現場に残された血、通報のタイミング、そして誰も京平を助ける者がいない孤立無援の状況。

京平は母の死と濡れ衣の絶望に沈む

この展開により、京平は精神的にも肉体的にも極限状態に追い込まれます。大切な母を目の前で失ったうえに、「母親殺し」という最大の罪まで背負わされてしまうのです。

この事件をきっかけに、京平の物語は大きく動き出し、心笑会との本格的な戦いが始まることになります。

母を殺した犯人に仕立てられる京平。この衝撃的なシーンは、読者に強烈なインパクトを与え、物語の核心へと一気に引き込まれる展開となるのです。

ネタバレ③ 笑光(光一)は末期がんで余命わずかだった!

教団の「神」とされる笑光に、衝撃の病状が判明!

物語の中盤、心笑会の象徴的な存在である笑光(しょうこう)=柴崎光一の秘密が明らかになります。教団の信者たちは「永遠の子供」として彼を神のように崇めていますが、実は光一は末期がんを患い、余命わずかだったのです。

この事実を知ったのは、実の母であり心笑会の幹部でもある魚住律子(菅原愛子)。律子は、息子・光一を守るために教団のためならどんな犠牲も払う覚悟で動いていました。

光一の「ガン発覚」で加速する継承計画

光一は5年前にがんと診断されており、それを知った律子は絶望します。

しかし、心笑会のトップ・白石艶華(しらいし つやか)は、「光一がいなくなる前に次の“神”を作らなければならない」と考え、継承の儀という計画を立て始めたのです。

継承の儀とは、「光一の遺伝子を持つ子ども」を作り出し、次世代の“笑光”として育てる儀式のこと。そのため、光一の子どもとなる存在――つまり鈴村佑太の存在が重要視される展開につながっていきます。

命が尽きる前に「誰かのためになりたい」と願う光一

光一自身も、自分の病気のことを理解していました。

「もう長くない」と知った彼は、「最後に誰かの役に立ちたい」と強く願うようになります

特に、かつて好きだった吉澤恵(よしざわ めぐみ)が心笑会の一員になり苦しんでいる姿を見て、光一は「せめて彼女を救いたい」と思い始めるのです。

その結果、光一は恵に秘密のペンダントを渡し、かつての娘・唯の写真を見せるという行動に出ます。これが、恵の洗脳を解くきっかけとなり、物語は大きく動き出していくのです。

末期がんという運命が、光一の「人間らしさ」を引き出す

「永遠の子供」「神」とされていた光一ですが、実際は病に苦しむ一人の少年でした。死が目前に迫る中で、光一は初めて「誰かのために生きたい」と強く願うようになります。

この人間らしい光一の姿が、物語の大きな見どころの一つとなり、読者の心を大きく揺さぶるのです。

ただのカリスマではなく、余命わずかの少年だった――。

この事実は、物語に深い悲しみと切なさをもたらし、笑光というキャラクターをより魅力的な存在へと変えていく重要な展開となります。

ネタバレ④ 恵(笑恵)の娘・唯の死は心笑会が仕組んだ計画だった!

すべては「恵を心笑会に引き込むため」の罠だった

物語の中でも特に衝撃的な真実が、恵(笑恵)の娘・唯の死の真相です。

一見ただの事故に見えた唯の死は、実は心笑会によって仕組まれた計画的なものでした。

当時、普通の母親として平穏に暮らしていた恵ですが、心笑会は彼女を教団に引き込むため、「母親が最も心を失う瞬間=愛する娘の死」を狙って計画を立てていたのです。

唯の死が「心笑会への入り口」にされた理由

心笑会のトップ・白石艶華(しらいし つやか)は、かつて光一が好きだった相手・恵をどうしても教団に入れたかったのです。

そのため、艶華は「恵が一番絶望する状況を作り出せば、自分たちの元へやってくる」と考えます。こうして狙われたのが、唯一無二の存在である娘・唯でした。

偶然ではなく「仕組まれた事故」だった唯の死

恵は「事故だった」と信じ込んでいましたが、実は唯の死は心笑会によって仕組まれたもの。恵が唯から離れているタイミングを狙い、唯を“事故”に見せかけて殺したのです。

しかも、その裏では恵の母親が交通事故に遭うよう誘導されていたことも判明。すべてが「恵を孤独にさせるための計画」だったと後に光一から知らされるのです。

娘を失った絶望から「笑恵」へと変わった恵

唯を失った恵は、心の支えを完全に失い、心笑会の言葉にすがるしかなくなっていきます。その結果、恵は「笑恵」として教団の幹部にまで昇り詰めることになるのです。

こうして、「娘の死」という最大の悲劇が、心笑会の計画通り、恵を洗脳し、取り込むきっかけになったのでした。

光一の告白がすべてを暴くキッカケに

この真実を恵に伝えたのは、他でもない光一(笑光)でした。

光一は、「すべては自分と心笑会のせいだった」と涙ながらに恵に語ります。

そして、恵はついに唯の死が事故ではなかったと知り、「心笑会への復讐」を決意する大きな転機となるのです。

愛する娘・唯の死は、決して偶然ではなく仕組まれたものだった――。

この衝撃の事実は、恵の心を決定的に壊し、物語を一気に復讐編へと加速させる重要な伏線になっています。

ネタバレ⑤ 恵の洗脳を解いたのは、笑光が渡した唯の写真入りペンダントだった!

笑光の“最後の願い”が込められたペンダント

物語の中で、心笑会の幹部「笑恵」として完全に洗脳されていた恵(めぐみ)。そんな彼女の心を動かしたのは、笑光(光一)が密かに用意したペンダントでした。

このペンダントには、恵の最愛の娘・唯の写真が入っていたのです。

それは、唯を失って絶望し、心笑会に取り込まれてしまった恵の「本当の記憶」を呼び覚ます鍵となりました。

忘れていた“母親としての自分”を思い出す瞬間

笑光は「本当の家族を思い出して」と優しく語りかけながら、ペンダントを恵の首にかけます。

その瞬間、恵の脳裏に唯と過ごした大切な日々が一気によみがえりました。

「娘がいた」「私は母親だった」という当たり前の事実すら、洗脳によってかき消されていた恵の心が、ペンダント一つで大きく揺さぶられるのです。

ペンダントに込めた笑光の想い

このペンダントは、ただのアクセサリーではありません。

笑光が「恵を取り戻したい」という強い願いを込めて作らせた特注品でした。

実際、ペンダントの製作は、教団でも特に信頼の厚かった「笑正」が担当。「光一くんのためなら」と言って、特別に仕上げたものでした。

「これは結婚の記念だよ」と笑光は言いますが、本当の目的は、恵の心を取り戻すことにあったのです。

唯の写真が、恵の「心の鎖」を断ち切る!

写真を見た恵は、唯の笑顔を思い出し、ついに涙を流します

これまでどんな拷問にも屈しなかった洗脳が、「母としての記憶」によって一気に崩れ落ちていく瞬間でした。

恵は「私はここにいるべきじゃない」と初めて自分の意思を取り戻し、心笑会への復讐を誓うまでに変わっていくのです。

このペンダントが、すべてを動かすきっかけに

この場面は、物語の大きなターニングポイントです。

洗脳されきっていた恵が、「娘の母親」という自分を取り戻し、物語のラストへと続く“反撃の狼煙”を上げる瞬間でもあります。

笑光の優しさと、唯への母の愛が繋がったこのペンダントこそが、恵を救い出した「希望の光」だったのです。

ネタバレ⑥ 笑光と恵は心笑会を潰すため、鴨目友司を巻き込む計画を立てていた!

ついに動き出す「心笑会への反撃」

物語が大きく動き出すきっかけとなったのは、笑光(光一)と恵の決断でした。

長年、心笑会の中で「神」として生きてきた笑光は、余命わずかとなった今、「このままではダメだ」と考えるようになります

そんな中、洗脳から解けた恵と心を通わせ、「一緒に心笑会を潰そう」という強い意志で手を組むことになるのです。

鍵を握るのは、鴨目友司という男

計画を進めるうえで、二人が目をつけたのが鴨目友司(かもめともじ)

彼は、恵の元夫であり、心笑会の調査を続けているジャーナリストです。

恵は、「友司なら絶対に協力してくれる」と確信。なぜなら、友司は今でも恵を想い続けているからです。

そこで恵は、心笑会の末端信者を使い、あえて鴨目に接触させる計画を立てました。勧誘のフリをして、鴨目に情報を届けることで、鴨目を意図的に巻き込もうとしたのです

「あの人は私のことが大好きだから絶対来る」恵の覚悟

恵のこの言葉が、すべてを物語っています

どれだけ離れても、裏切られても、「友司は私のためなら絶対に動く」という確信があったのです。

そして実際に、計画通り鴨目は信者の誘いに乗り、恵の元へと現れます。この瞬間から、恵・笑光・鴨目の「心笑会を潰すための共闘」が始まったのです。

「継承の儀」まで213日――運命のカウントダウンが始まる

計画が動き出したタイミングは、心笑会最大の儀式「継承の儀」まで213日前

この日までに、すべてを終わらせると決めた恵と笑光。友司を巻き込み、外部と内部から同時に攻撃する――。

ここから物語は、一気に「心笑会崩壊」へのカウントダウンへと突入していきます。

この計画が物語の核心へと繋がっていく

この展開は、物語の大きなターニングポイント。

今まで「救われる側」だった恵と笑光が、「戦う側」へと変わる瞬間でもあります。

そして何より、かつて愛し合った3人の運命が再び交わることで、複雑な人間ドラマと緊迫した展開が加速していくのです。

ネタバレ⑦ 「継承の儀」の日、東京駅爆破事件が計画されている!

恐ろしい計画が明かされる!心笑会の最終目的とは?

物語の中盤以降、心笑会が裏で進めていた「継承の儀」と呼ばれる儀式の存在が明らかになります。これは、教団の“神”である笑光(しょうこう)から次の後継者へと「力」を受け継ぐための重要な儀式です。

ですが、この儀式には表向きの意味だけでなく、裏ではとんでもない計画――「東京駅爆破」が進んでいたのです。

東京駅爆破は、教団の「新たな始まり」の象徴

心笑会がなぜ東京駅を狙ったのか。それは、「継承の儀」と同時に爆破を実行し、世間を震撼させることで教団の存在を強烈にアピールするためでした。

東京駅は、日本の中心とも言える場所。

そこで大事件を起こせば、テレビやネットで全国に報道されます。つまり、教団の名前が一夜にして全国に広まる狙いがあったのです。

さらに、笑光が余命わずかと知った教団幹部たちは、「笑光の最後の大仕事」として、この計画を進めていたのです。

計画を進めるのは「笑正」!手作りの爆弾が完成目前に

この爆破計画を任されたのは、教団内でも忠誠心が強い幹部「笑正(しょうせい)」。彼は、病に倒れながらも、笑光のために爆弾作りを続けていました

笑正が作っていた爆弾は、「2部屋吹き飛ぶ程度」から始まり、最終的には「東京駅全体を巻き込めるほどの威力」を持つまでに完成しようとしていたのです。

恵と光一は、この計画を止められるのか?

一方で、笑光と恵は心笑会を潰すための計画を密かに立て始めています。しかし、この「東京駅爆破」という恐ろしい計画を知ったとき、二人はどう立ち向かうのでしょうか。

東京駅での爆破が成功すれば、多くの人が巻き込まれ、大惨事になります。

しかも、それは「継承の儀」と同じタイミングで行われるため、心笑会の「新しい時代」の始まりとして歴史に刻まれることになるのです。

運命のカウントダウンが始まる

「継承の儀」まで、残された時間はわずか。爆破計画を阻止できるかどうかが、この物語最大の山場となります。

読者も思わず息を呑む展開――果たして、恵や光一、そして鴨目たちは、この最悪の未来を止めることができるのか。

ここから、物語は一気にクライマックスへと突き進んでいくのです。

漫画【スマイリー】最終回ネタバレを含む感想など

  • なぜ人気?読者の評価と感想をまとめてみた
  • 何巻までありますか?最新刊は?
  • 最新刊11巻が2025年3月28日に発売!最終回はどうなる?

なぜ人気?読者の評価と感想をまとめてみた

読み進めるほど止まらない!緻密に練られたストーリー展開が高評価

『スマイリー』の一番の魅力は、「予測不可能なストーリー展開」にあります。
普通のサスペンスでは考えられないような、衝撃的な真実やどんでん返しが次々と待ち受けているため、「続きが気になって読む手が止まらない」という声がとても多く上がっています。

特に、「家族」「愛」「復讐」といったテーマが絡み合うことで、登場人物たちの心理描写もより深くなり、読者は「自分だったらどうするだろう?」と自然に感情移入してしまうのです。

カルト宗教のリアルな描写が「怖いけど目が離せない」と話題に

心笑会の狂気じみた儀式や、洗脳のプロセスが非常にリアルに描かれているのも、本作が人気を集めている大きな理由のひとつです。
「悦儀(えつぎ)」のような衝撃的な儀式描写は、「怖すぎるのに、なぜか続きを読んでしまう」という感想を呼び、多くの読者が物語にのめり込んでいきます。

中には、「本当にこういう宗教が存在しそうでゾッとした」という感想もあり、現実に起こりそうなリアリティが、作品の世界観をより強固なものにしています。

魅力的なキャラクターと切なすぎる人間ドラマが心を打つ

『スマイリー』には、単なる悪役や善人だけではなく、「愛するがゆえに狂っていくキャラクター」がたくさん登場します。特に、「笑光(光一)」や「恵」のような、哀しみや葛藤を抱えた人物たちが読者の心を掴んで離しません。

「誰も救われない世界観なのに、それでも光を探し続ける姿に胸が痛くなる」
「悪い人間ばかりじゃないからこそ、読んでいて苦しくなる」

こういった感想が目立ち、読後は「余韻が残る作品」として語られることが多いです。

読者の口コミから広がった「怖いのに面白い」の人気

最初は「怖そうだから…」と読むのをためらった人も多い作品ですが、一度読み始めると「続きが気になりすぎる」「読む手が止まらない」という感想が続出。
口コミでじわじわと人気が広がった結果、今では「最高に怖くて最高に面白いサスペンス」として、多くの読者に支持される作品になりました。

『スマイリー』は、「怖い」「辛い」だけじゃなく、「愛」や「絆」、そして「人間の強さや弱さ」までもしっかり描かれた物語です。
読み終わったあとに心に残る、そんな作品だからこそ、長く愛されているのです。

最新刊11巻が2025年3月28日に発売!最終回はどうなる?

スマイリーの最終回では、これまで積み重ねてきた謎や因縁に決着がつきます。物語は「心笑会」壊滅に向けた最後の戦いに突入し、衝撃のラストが描かれます。

恵と笑光の決断は「心笑会」の滅亡

核心となるのは、恵と笑光による「心笑会」殲滅作戦です。表向きは神聖な教団のように見える心笑会ですが、実際は人の命さえ平気で奪う狂った組織でした。

そこで恵と笑光は、信者たちごと心笑会を終わらせる決意をします。しかし、それは笑光自身の死を引き換えにした壮絶な作戦でした。

信者たちが次々と命を絶つ衝撃の光景

作戦が実行されると、教団の信者たちは次々と自ら命を絶っていきます。
その異様な光景に、幸福の案内人として信者たちを導いてきた人物さえ固まり、恐怖に震えるほどの結末を迎えます。

鴨目が最後に見たものとは?

この混乱の中、主人公・鴨目友司が現場へと辿り着きます。
そこで彼が見たのは、かつて愛した妻・恵と、心笑会の象徴だった笑光の最期の姿でした。

鴨目は、この惨劇を目の当たりにしながらも「最後の決断」を迫られるのです
自分の手で終わらせるべきなのか、それともまだ何か救えるものがあるのか…。

全ての結末の先に「本当の笑顔」はあるのか

そして物語は、壮絶な終わりを迎えます。
恵と笑光の願い通り、心笑会は完全に壊滅。しかし、その後に残ったものは「本当の笑顔」だったのか、読者の心に深い問いを残すラストです。

こうしてスマイリーは、単なるミステリー漫画では終わらず、「人が生きる意味」や「笑顔の裏にある闇」までも考えさせる衝撃的なラストを迎えるのです。

「スマイリー」を読んだあなたにおすすめの漫画3選

『スマイリー』を読み終わったあなた。きっと今、「あの人間の狂気と心理戦が忘れられない…」「もう一度、あの緊張感を味わいたい」と思っているのではないでしょうか。

『スマイリー』の魅力は、宗教という強大な組織の中で揺れる人々の心の闇、そして“正義”や“愛”を問い続ける壮絶な人間ドラマでしたよね。

そんな読後の余韻に浸るあなたに、「次に読むべき!」と自信を持っておすすめしたい漫画を3作品厳選しました。

どれも**「人間の心の闇」や「家族・正義・裏切り」を描くサスペンスやミステリー**。 『スマイリー』で感じたあのヒリヒリした感覚を、もう一度味わわせてくれるはずです。

①『ガンニバル』|二宮正明

『ガンニバル』ってどんな話?

山奥の閉鎖的な村「供花村」に赴任した駐在・阿川大悟が、村に隠された “人喰い”の秘密 に迫るサスペンス・ミステリー。村の平穏な顔の裏に潜む異常な風習と、人間の狂気が交錯する物語です。

この漫画が刺さる人
  • 家族や人間の狂気、集団心理の恐ろしさが気になる人
  • 闇の深い人間ドラマが好きな人
  • 『スマイリー』の新興宗教のような“閉鎖的な世界”にハマった人
ここが面白い!

「この村の人間は人を喰っている」――この衝撃的な疑念から物語は一気に加速。読み進めるほどに明かされる 村の暗部と因習の恐ろしさ は、ページをめくる手が止まらなくなります。正義感と狂気の間で揺れる主人公の姿も見どころ。

『スマイリー』との共通点
  • 村や宗教など「外の世界と断絶した閉鎖空間」が舞台
  • “家族の絆”や“正義”が問われる
  • 「信じたものが裏切る」驚愕の展開が続く

【ガンニバル】最終回はどういうこと?逃げるなの意味とましろの最後を考察』という記事でも詳しく解説しているので合わせて読んでみてください!

②『モンキーピーク』|志名坂高次/粂田晃宏

『モンキーピーク』ってどんな話?

製薬会社の社員たちが登山レクリエーションで訪れた山で、謎の猿の殺戮に巻き込まれていくサバイバル・パニックホラー。自然の美しさが一転、地獄絵図となる衝撃作です。

この漫画が刺さる人
  • 極限状態の人間ドラマが好きな人
  • 仲間同士の疑心暗鬼や裏切りの物語が好きな人
  • 『スマイリー』の「誰を信じていいかわからない緊迫感」が刺さった人
ここが面白い!

追い詰められた人間たちが、猿より恐ろしい“人間の本性”をむき出しにしていく展開は圧巻。山という逃げ場のない空間で起きる心理戦が、読者の心を掴んで離しません。

『スマイリー』との共通点
  • 「閉じ込められた空間での生き残り」サスペンス
  • 極限の状況で明かされる人間の裏の顔
  • 味方と思った相手が裏切る驚愕展開

③『イゴールの島』|志名坂高次/ナンジョウヨシミ

『イゴールの島』ってどんな話?

遊覧船の沈没事故により、無人島へ流れ着いた27人。そこから始まる極限のサバイバル・サスペンス。島に潜む巨大な鳥、暴走する人間、己の“闇”がむき出しになる壮絶な物語です。

この漫画が刺さる人
  • サバイバルもの、孤島ホラーが好きな人
  • 「人間の本質がむき出しになる物語」に惹かれる人
  • 『スマイリー』の「人の狂気や欲望」に魅力を感じた人
ここが面白い!

敵は自然だけじゃない。人間の狂気や殺意、欲望がむき出しになる瞬間がゾクゾクします。誰かが死ぬたびに「次は誰が?」と恐怖とスリルが止まりません。

『スマイリー』との共通点
  • 極限状態の中で暴かれる人間の本性
  • 「正義か悪か」という葛藤と選択の連続
  • 味方だった者が敵に変わる緊張感

どれも“人間の闇”に迫る極上サスペンス!

「ガンニバル」「モンキーピーク」「イゴールの島」――どれも『スマイリー』のように 「人間の恐ろしさ」「心の闇」 を描いた珠玉のサスペンス作品です。

どれから読もうか迷ったら…まずは 話題性No.1『ガンニバル』から! 今なら 電子書籍で無料試し読みやお得なキャンペーンもあります。ぜひ、この機会に手に取ってみてください。ハマること間違いなし!

スマイリーのネタバレと最終回がわかる!物語の核心まとめ

  • 主人公・鴨目友司は娘の死をきっかけに心笑会へ潜入する
  • 心笑会は「悦儀」で生きたまま顔の皮を剥ぐ異常な宗教団体である
  • 元妻・恵は心笑会の幹部「笑恵」となり鴨目の前に現れる
  • 息子・魚住京平は警察官で心笑会と母の闇を追う
  • 母・魚住律子は心笑会の幹部「笑愛」で警察上層部にも潜伏していた
  • トップの「笑光」は成長しない少年・柴崎光一で信者から神格化されている
  • 恵の娘・唯の死は心笑会が仕組んだ計画だったと判明する
  • 恵は笑光から渡された唯のペンダントで洗脳を解かれる
  • 笑光と恵は鴨目を巻き込み心笑会を潰す計画を立てる
  • 継承の儀と同時に東京駅爆破計画が進められていた
  • 魚住律子は殺され、魚住京平が現行犯逮捕される罠にはめられる
  • 笑光は末期がんで余命わずかと判明し運命を変えようとする
  • 鈴村佑太は実は「笑光」の子供で、お世継ぎ計画の鍵となる存在
  • 物語の終盤、恵と笑光は心笑会を崩壊させるため命を賭ける
  • 最終回では心笑会は滅び、鴨目は「本当の笑顔」を問いかけられる
ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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