【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】１８話あらすじから結末まで全てネタバレ解説
ずっちー
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【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】１１話あらすじから結末まで全てネタバレ解説
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【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】11話をネタバレありで解説する
第10話で、白蘭（びゃくらん）への愛と、彼を救いたいという強い想いが奇跡を起こし、岩子（いわこ）の顔から岩が一片剥がれ落ちました。物語は大きな転換期を迎え、第11話では、いよいよ妹・咲子（さきこ）と清（きよし）の結婚式の日がやってきます。そこで岩子が見せる驚くべき姿と、咲子たちの反応が描かれます。
華やかな結婚式と咲子の悪巧み
帝都では、神の乙女・咲子と西園寺家の清の結婚式が盛大に行われようとしていました。お屋敷から神社までをパレードするとあって、街はお祭り騒ぎです 。咲子は両親から「なんて美しいの！お前の美貌はこの世の至宝だ！」と称賛され、清の母には自分の「神の乙女の力」で若返らせるなど、得意満面です 。
しかし、そんな華やかさの裏で、咲子は「ボロ雑巾のようにこき使われているお姉様に一日だけでも幸せのおすそ分けをしてあげたいのです」と殊勝なことを言いながら、父に「どうかパレードをお姉様と一緒に歩かせてくださいませ」と願い出ます 。その真意は、「私の美しさと帝都一のお金持ちへの羨望の眼差し！そして…醜いお姉様への嘲笑と軽蔑の声が待ち遠しいわ…」という、岩子を晒しものにしようという悪意に満ちたものでした 。
予想外の登場、変貌を遂げた岩子
父親は「帝都中にあの醜い姿をさらすのは式の格を下げることになるが咲子に免じて目をつぶろう」と、咲子の企みに加担します 。そして、パレードが始まろうとする中、白蘭と共に現れた岩子の姿に、誰もが息をのみます。そこにいたのは、以前の岩子とはまるで別人でした。顔を覆っていた岩はほとんど見当たらず、白蘭があつらえたであろう美しい着物をまとい、凛とした佇まいを見せていたのです 。
咲子は「お姉様…？岩子お前！その顔はどうした？いつの間に岩が剥がれたんだ？答えなさい！！！！」と激しく動揺し、取り乱します 。父親もその変貌ぶりに驚きを隠せません。
立場逆転、岩子の堂々たる振る舞い
岩子は動揺する咲子たちを前に、「咲子さん 清さん ご結婚心よりお祝い申しあげます」と、落ち着いた様子で堂々と祝福の言葉を述べます 。その姿は、かつての卑屈だった面影は微塵も感じさせません。父親は「今の岩子なら咲子の隣にいても申し分なかろう」と、岩子に咲子と並んでパレードを歩くよう促すのでした 。
【岩肌の花嫁は愛で溶かされる】第11話を読んだ感想まとめ
第11話は、まさに痛快！という言葉がぴったりの展開でした！咲子ちゃんの悪だくみが、岩子ちゃんの驚くべき変貌によって見事に打ち砕かれる様は、読んでいて本当にスカッとしましたね。
結婚式の華やかさの裏で、岩子ちゃんを晒しものにしようと企む咲子ちゃんの性悪っぷりには、相変わらず腹が立ちましたが、「醜いお姉様への嘲笑と軽蔑の声が待ち遠しいわ…」なんて言っていた彼女が、美しくなった岩子ちゃんを目の当たりにして激しく動揺する姿には、思わず笑みがこぼれてしまいました。
そして何より、白蘭様と共に現れた岩子ちゃんの美しいこと！以前の面影がないほど岩が剥がれ、堂々とお祝いの言葉を述べる姿は、本当に感動的でした。白蘭様があつらえた着物も、きっと素晴らしいものだったのでしょうね。これまでの苦労を知っているだけに、彼女の変貌ぶりは涙なしには見られません。
父親の「今の岩子なら咲子の隣にいても申し分なかろう」という手のひら返しには呆れてしまいますが、ともあれ、これで岩子ちゃんが咲子ちゃんたちの格好の見世物にされるという最悪の事態は避けられそうで、ホッとしました。むしろ、これからは岩子ちゃんの美しさが帝都中の注目の的になるのではないでしょうか。
咲子ちゃんがどんな顔をしてパレードを歩くのか、そしてこの状況をどう挽回しようとするのか、次回の展開がますます楽しみです！岩子ちゃんの逆襲劇の始まりを予感させる、素晴らしい第11話でした。
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ABOUT ME
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
