2025.07.07

【今夜、うちにおいで】36話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

Contents

【今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら】第36話をネタバレありで解説する
- 「もっといい男になるよ」―御曹司の純粋な決意表明
- まとめ【今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら】︎第36話を読んだ感想

【今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら】第36話をネタバレありで解説する

前話、恋のライバル・裕晴からの甘い誘惑で幕を閉じた物語。第36話では、彼の真っ直ぐな想いが清子の心を揺さぶり、そして、その心の揺らぎさえも優しく包み込む圭亮の深い愛情が描かれ、二人の関係が新たなステージへと進む感動的なエピソードとなっています。

「もっといい男になるよ」―御曹司の純粋な決意表明

裕晴のアプローチは、本気でした。彼は清子に対して、「俺だってあなたがほしくてたまらない」と、抑えきれない想いをストレートにぶつけます。そして、「清子さんのためならなんだってなってみせる。これからもっといい男になるよ」と、一人の男性として彼女を必ず振り向かせるという、純粋で力強い決意を伝えるのでした。その真剣な眼差しは、清子の心を強く揺さぶります。

「私の心が育ってなかったの」―清子、初めての戸惑い

裕晴からの、これまで経験したことのない真っ直ぐなアプローチ。清子は、思わず「不覚にもドキっとしちゃった」と、彼を初めて異性として意識したことを、心の中で認めます。

これまでずっと弟のようにしか見ていなかった相手に抱いた、予期せぬ感情。「ごめんね私の心が育ってなかったの」「どうして今まで弟扱いできてたんだろう」と、自分の気持ちの変化に戸惑う清子の姿は、彼女が恋を通して、また一つ人間として成長していく過程を繊細に描き出していました。

食べかけのお菓子と、変わらないぬくもり

一方で、恋人である圭亮との穏やかな時間。彼は、清子が食べていたお菓子を「うまそう」と言って自然に口にし、二人の気兼ねない親密さを感じさせます。しかし、清子の頭には、裕晴からの「スコーンも半分こしようよ」という言葉がよぎるのでした。二人の男性との距離感の違いに、彼女の心は複雑に揺れ動きます。

「大丈夫」―全てを受け入れる、彼の深い愛

圭亮は、そんな清子の心の揺れに、とうに気づいていました。清子が、圭亮と出会ったことで「自分勝手で、どんどん欲張りになっていく」未知の自分に気づき、戸惑いを見せると、彼はただ一言、「大丈夫」と囁き、彼女を強く抱きしめます。

自分の醜さも、弱さも、そして他の男性に揺れる心さえも、全てを受け入れてくれる圭亮の海のように深い愛。その温もりに触れたことで、清子は彼への揺るぎない想いを再確認し、二人の絆はより一層、固く結ばれていくのでした。

まとめ【今夜、うちにおいで～冷徹上司の理性が溶けたら】︎第36話を読んだ感想

今回は、清子の心の成長が丁寧に描かれていて、非常に感動的な回でした！裕晴くんのストレートな告白に、清子が「ドキっとしちゃった」と素直に認めるシーンは、彼女が自分の感情と正直に向き合えるようになった証拠で、読んでいて胸が熱くなりました。

そして、そんな清子の揺れる心さえも、全てを「大丈夫」という一言で包み込んでしまう圭亮さんの器の大きさには、もう脱帽です！彼の揺るぎない愛情こそが、清子を成長させているんだなと改めて感じ入りました。「自分勝手で欲張りになっていく」という清子の自己分析も、恋をすると誰もが経験するリアルな感情で、とても共感できます。

裕晴くんも、もはや単なる恋のライバルではなく、清子を成長させるための重要な役割を担っていることが分かり、彼の恋も応援したくなってしまいます。圭亮と清子の絆が深まる一方で、裕晴の存在が二人にどんな影響を与え続けるのか、今後の三角関係の行方からますます目が離せません！

◁前の記事はこちらから