【今夜、うちにおいで】57話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】第57話をネタバレありで解説する
圭亮からのプロポーズを受け、幸せの絶頂にいる清子。第57話では、圭亮の知られざる家族の姿が明らかになると共に、以前から清子の友人・佳純に付きまとっていた謎の男の、衝撃的な正体が判明します。
謎の男の正体は…まさかの「弟」!?
物語は、清子の友人・佳純を執拗に追いかけていた、謎の青年・ハルマのシーンから始まります。彼のあまりにしつこいアプローチに、佳純は警察を呼ぼうとさえします。しかし、その場を収めるため、彼女はハルマのことを「身内なんです」と説明。そして、カフェで改めて向き合った彼から、衝撃の事実が告げられました。
彼の名は、行定 温真(ゆきさだ はるま)。なんと、彼は圭亮の一番下の弟だったのです!
「兄さんと母さんが喧嘩してて」―暴かれた、ストーカー行為の真相
ではなぜ、ハルマは佳純に付きまとっていたのでしょうか。彼は、兄・圭亮と母・史子が、彼の「新しい恋人」を巡って大喧嘩していると聞きつけたと語ります。一体どんな女性が、あの冷静な兄を、家族と揉めてまで守ろうとさせているのか。その好奇心から、彼は独自に調査を開始。その過程で、清子と親しい佳純に接触したのでした。
彼の行動は、兄を想うが故の、少し(?)やりすぎな愛情表現だったのです。彼は、兄と清子の障害を乗り越える愛に感動したと語り、これからは二人の「橋渡し役」になることを宣言するのでした。
父の思い出と、家族の温もり
一方、清子と圭亮は、自宅で穏やかな時間を過ごしていました。清子が兄弟について尋ねると、圭亮は懐かしそうに、亡くなった父や弟たちのことを語り始めます。
圭亮の父は、家族の「ムードメーカー」的な存在で、毎月のようにイベントを企画してみんなを楽しませてくれる、とても愛情深い人だったそうです。そんな父が亡くなり、次男が海外へ赴任してからは、家族が揃う機会も減ってしまったと、圭亮は少し寂しそうに話します。普段はクールな彼の、知られざる家族への温かい想いが垣間見える、貴重なシーンです。
日常にこそ、愛は宿る
圭亮の家族の話を聞き、清子はますます彼への愛を深めます。そして、彼と共に過ごす何気ない日常こそが、何よりも大切で幸せな時間なのだと実感するのでした。
物語のラスト、彼女は圭亮に、スーパーへ買い物に行くだけの、ごく普通の「おつかい」に「私も一緒に行っていいですか?」と尋ねます。その言葉に、圭亮は心からの笑顔を見せるのでした。特別なイベントではなく、共に過ごす日常の中にこそ、二人の本当の愛は宿っているのです。
まとめ【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】︎第57話を読んだ感想
今回は、まさかの新キャラクターの正体判明に、度肝を抜かれました!あのミステリアスなイケメン・ハルマくんが、まさか圭亮さんの弟だったなんて!彼の行動理由は、兄を想うが故の暴走だったということで、なんだか憎めないキャラクターですよね。これからは、最強の味方として二人を応援してくれるのでしょうか。楽しみです。
そして、圭亮さんの家族の話には、思わずジーンときてしまいました。愛情深いお父様のもとで育ったからこそ、彼もあんなに不器用で、でも優しい人になったんだなと納得しました。清子が、彼の家族ごと愛そうとしている姿も、本当に健気で応援したくなります。
最後の、スーパーへ一緒に行きたがる清子のシーンは、派手さはないけれど、この上なく幸せな場面でした。特別なことじゃなくて、日常を共に過ごしたいと思えることこそが、本当の愛ですよね。二人の穏やかで温かい未来が、はっきりと見えたような気がします。
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