【今夜、うちにおいで】61話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】第61話をネタバレありで解説する
圭亮の母・史子との和解を果たし、結婚へと向かう清子と圭亮。第61話では、これまで謎の行動を続けてきた圭亮の弟・ハルマの真意と、圭亮が抱える過去の傷が明らかになり、物語はより一層深みを増していきます。
意外な協力者!ハルマが佳純に託した想い
物語は、圭亮の弟・ハルマが、清子の親友である佳純(かすみ)に、ある「お願い」をする場面から始まります。それは、兄・圭亮と母・史子の間を取り持ってほしいという、切実な願いでした。
彼は、圭亮が清子を深く愛するあまり、かつての失敗を繰り返してしまうのではないかと、心から心配していたのです。佳純に「母さんに会ってどうしたいの?」と問われたハルマは、家族の絆を取り戻したいという、彼の純粋な想いを語ります。
明かされる過去―圭亮の離婚と、弟の決意
ハルマは、圭亮の最初の結婚が、相手を束縛しすぎたが故に破綻してしまった辛い過去を、佳純に明かします。愛するが故に過保護になり、知らず知らずのうちに相手を追い詰めてしまう。兄が清子との関係で同じ過ちを犯すのを、彼は何としても阻止したかったのです。
「兄さんって面食いだねぇ。清子さん、めちゃくちゃ綺麗なんだもん」。ハルマは軽口を叩きながらも、清子の内面の美しさをすでに見抜いており、兄の幸せを心から願っていました。彼のこれまでの行動は、全てが兄を想うが故の、不器用な愛情表現だったのです。
迫る時間と、母への心配
ハルマの行動を駆り立てていたのは、兄への心配だけではありませんでした。彼は、母・史子の体調を案じていたのです。「すこぶる元気ですけど、年齢的にって話」。彼は、母が元気なうちに、家族の長年のわだかまりを解き、心から笑い合える日を取り戻したいと焦っていました。
その切実な想いに心を動かされた佳純は、圭亮と史子の「橋渡し」役になることを、快く承諾するのでした。
「綺麗なもの見てるだけでわくわくする」―結婚準備と、訪れた平穏
一方、清子は佳純と共に、ウェディングドレスの試着に訪れていました。これまでの苦労が嘘のように、幸せな笑顔を浮かべる清子。
「綺麗なもの見てるだけでわくわくするなぁ」
様々な困難を乗り越えた彼女は今、心から結婚への準備を楽しんでいます。圭亮の家族の問題が解決へと向かい、自身のマリッジブルーも乗り越えた今、彼女の未来は希望の光に満ちています。物語は、嵐の前の静けさのような、穏やかで幸福な雰囲気の中で幕を閉じます。
まとめ【今夜、うちにおいで~冷徹上司の理性が溶けたら】︎第61話を読んだ感想
今回は、ハルマくんの意外な思慮深さと、家族への深い愛情が描かれた、とても感動的な回でした!ただのトラブルメーカーかと思いきや、兄の過去の失敗を繰り返させまいと一人で奮闘する、最高の弟じゃないですか!彼の行動の理由を知って、一気にファンになりました。
そして、圭亮さんの離婚の理由も明らかになり、彼の完璧に見える姿の裏にあった不器用さや人間らしさを感じて、より一層キャラクターが魅力的になりました。彼もまた、恋に悩み、失敗を経験した一人の男性だったのですね。
清子と佳純さんのウェディングドレス選びのシーンにも、心から癒やされました。「綺麗なもの見てるだけでわくわくする」という清子の言葉は、彼女が本当に幸せなのだと伝わってきて、胸がいっぱいになります。
ハルマくんと佳純さんという最強のサポーターを得て、清子と圭亮の結婚はもう安泰ですね!これからどんな素敵な結婚式になるのか、今から楽しみで仕方がありません!
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