【のんのんの日常チャンネル】第4話をネタバレありでわかりやすく解説する

- ななみとジローは、三里さんを巡って口論になりました 。
- 三里さんは物が何もない殺風景な自室で、仕事ばかりで孤独だった過去とななみのVlogが救いであったことを告白します 。
- 彼の真摯な想いに触れ、ななみはありのままの自分でいることに自信を取り戻しました 。
- しかし、二人の関係を誤解したままのジローとの溝は、さらに深まってしまいました 。
【のんのんの日常チャンネル】第4話をネタバレありでわかりやすく解説する
三里さんとの関係が深まり、自信を取り戻し始めたななみ。しかし、その一方で幼馴染ジローとの溝は深まるばかりです。第4話では、ななみの活動の根幹であるVlogを巡り、ジローと三里さんの価値観が激しく衝突します。そして、偶然の出会いが三者を結びつけ、恋の三角関係は新たな局面へと突入するのでした。目が離せない展開を、ネタバレありで徹底的に解説していきます。
Vlogを巡る、ジローとの大激論
ななみと三里さんの関係を、ただただ心配するジロー。彼の心配は、ななみのVlogそのものへと向けられます。
ストーカー疑惑と、ななみの反論
ジローは、ななみがVlogに映り込んだほくろからファンに身元を特定されたと聞き、大きな衝撃を受けます 。そして、「それってストーカーじゃないか……?」と強い懸念を示しました 。ななみは「出会いは偶然で」「話したら結構いい人だし!!」と必死に反論しますが、ジローの不信感は募るばかりです 。
「危なすぎるからやめろよ!!」ジローの絶叫
ジローの怒りの矛先は、三里さん個人からVlog活動そのものへと移ります。身元が特定されるほど個人情報を晒している現状を「危なすぎるから」と判断し、動画制作をやめるように強く忠告しました 。これは「心配だからだよ!」「いつでも俺が助けに行ける訳じゃないんだぞ」という、彼の本心からの叫びだったのです 。
しかし、ななみにとってVlogは、たくさんの「いいね」や「ほめほめコメント」がもらえる、かけがえのない楽しみです 。彼女は「やめないよ!」とジローの忠告をきっぱりと拒否しました 。
幼馴染プロデューサー、爆誕?
議論が平行線をたどる中、ジローは驚きの行動に出ます。ななみのVlogを理解するためか、あるいは監視するためか、彼はVlog撮影に同行し、的確なアドバイスを始めるのでした。
ジロー、Vlogの世界を覗く
ななみは、自分のVlogがどんなものかをジローに見せます 。顔出しもせず、大したことを話しているわけでもない動画に対し、ジローは「何がおもしろいんだ…?」と素朴な疑問を口にしました 。
さらに、動画に映っている料理が自分が作ったものだと気づくと、「俺が作ったのを勝手に」と指摘 。そして、「俺にも口出しする権利あるんじゃねーかな」と、Vlogへの積極的な介入を宣言するのでした 。
奇妙なVlog撮影と、まさかの遭遇
ジローは宣言通り、ななみのVlog撮影についてきては、あれこれと口出しを始めます 。しかしそのアドバイスは的確で、アイスクリームの撮り方一つにも「こっちの方がおいしそうでしょ」と、ななみにはない視点を示しました 。
そんな奇妙な撮影の最中、偶然にも三里さんが現れます 。
ななみは慌ててジローを「幼馴染のジローです」「Vlog撮るの手伝ってもらってて」と紹介 。こうして、ななみを巡る二人の男性が、ついに直接顔を合わせることになったのです。
火花散る?男たちの価値観バトル
恋のライバルが電撃的に対面し、一触即発かと思いきや、事態は意外な方向へと転がっていきます。
筋肉トークで意気投合?
ななみは、三里さんがいつもの調子で話し始めたら、ジローがさらに怪しむのではないかと心配していました 。しかし、三里さんはジローがジムのトレーナーだと知ると、「
ベンチは何kgくらいあげられますか?」と筋肉トークで一気に距離を縮めます 。意外にも二人はこの話題で意気投合し、ななみは「全然心配することなかった…」と胸をなでおろしました 。
Vlogの価値を語る三里さん
和やかな雰囲気の中、ジローが「こいつの動画 そんなおもしろいですか?」と核心を突く質問をします 。すると三里さんは、真剣な表情でVlogの魅力を語り始めました。動画の丁寧な作りや、不快感のなさ 、そして自分以外にも更新を待っているファンがいることを伝え、「やめないで欲しい!」と、Vlog継続の価値を力説します 。
三里さんが語る客観的なVlogの価値に、ジローは何も言い返せません。彼の落ち着いた話し方は、不思議とななみの活動そのものに付加価値を与え、ななみ自身も「うれしい」と感じるのでした 。
強引な優しさと、新たな関係の始まり
三者の関係が良好になったかと思いきや、三里さんが少し強引な一面を見せ、物語は新たなステージへと進みます。
「2人になりたくて」
会話が一段落すると、三里さんは「僕たちちょっと用があって」と、半ば強引にジローからななみを引き離します 。ジローが去った後、ななみに「ちょっと強引でしたかね」と尋ね、「…2人になりたくて」と、はにかみながら理由を明かしました 。
「少し、妬きました」
さらに三里さんは、「あんなに仲のいい幼馴染がいるなんて」「少し、妬きました」と、ジローへの嫉妬心を素直に口にします 。ななみは「ケンカばっかりで」「迷惑なくらい」と謙遜しますが、彼の正直な言葉に胸がときめくのを隠せません 。
三里さんは「知らないことがあると不安なので もっと教えてくださいね」と、ななみとの関係をさらに深めようとします 。しかし、ラストシーンでは、ななみから貰ったお菓子を、なぜか職場の後輩である花ちゃんが食べており、新たな謎が残る形で物語は幕を閉じます 。
【のんのんの日常チャンネル】4話を読んだ感想(ネタバレあり)
ジローと三里さんがついに対面し、物語が一気に加速した回でした。Vlogをやめさせたいジローと、続けてほしい三里さん。ななみを大切に想う気持ちは同じはずなのに、そのアプローチ方法が真逆なのが非常に面白いと感じます。現実的なリスクを心配するジローの意見も、ななみの「好き」という気持ちを肯定してくれる三里さんの意見も、どちらも一理あるからこそ、ななみの心が揺れ動く様に強く共感しました。
険悪なムードになるかと思われた二人が、まさかの筋肉トークで盛り上がるシーンは思わず笑ってしまいました。男同士の奇妙な友情のようなものが芽生えた瞬間は、とても微笑ましかったです。 そして、三里さんがVlogの価値を冷静かつ情熱的に語る場面は圧巻でした。ななみ自身も気づいていなかったかもしれない自分の活動の魅力を、第三者の視点から言語化してくれたことで、彼女の自己肯定感はさらに高まったのではないでしょうか。
ラストに見せた三里さんの「少し、妬きました」からの「2人になりたくて」というコンボは、まさに破壊力抜群です。ただ優しいだけでなく、少し強引で独占欲があるというギャップに、心を掴まれた読者は多いはずです。 ただ、最後に後輩の花ちゃんがお土産を食べていたのが非常に気になります。三里さんは花ちゃんに渡してしまったのでしょうか?それとも…。新たな謎が提示され、今後の展開からますます目が離せません。
【のんのんの日常チャンネル】4話のネタバレまとめ
- ななみのVlog活動を巡り、ジローは「危険だ」とやめるように忠告するが、ななみは拒否し口論になります 。
- ジローはななみのVlog撮影に同行し、的確なアドバイスを始めます 。
- 撮影中に三里さんと遭遇し、ななみを巡る男性二人がついに対面します 。
- 三里さんとジローは筋肉トークで意気投合し、三里さんはVlogの価値を熱弁してジローを納得させます 。
- 三里さんはジローへの嫉妬心を明かし、「2人になりたい」とななみへの独占欲を見せ、二人の距離はさらに縮まります 。
- しかし、ラストで三里さんがななみから貰ったお菓子を後輩の花ちゃんが食べており、新たな謎が生まれます 。
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