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【のんのんの日常チャンネル】第5話をネタバレありでわかりやすく解説する

ずっちー
前話のおさらい
  • ななみを巡り、幼馴染のジローとファンの三里さんはついに対面しました。
  • 三里さんはVlogの価値を熱弁してジローを感心させ、ななみへの嫉妬心をのぞかせながらも二人の距離は縮まりました。
  • しかし、ラストシーンで三里さんがくれたお菓子を、なぜか後輩の花ちゃんが食べているという謎が提示されていました。

【のんのんの日常チャンネル】第5話をネタバレありでわかりやすく解説する

前回、三里さんからの嫉妬の告白に心をときめかせたななみ。第5話では、後輩・花ちゃんの策略によって、三里さんの新たな一面と彼を取り巻く人間関係が明らかになります。エリートたちが集う懇親会を舞台に、ななみの恋は思わぬ方向へ。そして、ついに幼馴染のジローが自身の本当の気持ちに気づき始め、恋の三角関係は新たな局面を迎えます。急展開の第5話を徹底解説します。

Vlogの会社バレと、花ちゃんの策略

物語は、前回残された「お土産」の謎から始まります。ななみが三里さんからもらったはずのお菓子は、巡り巡ってななみのVlogが会社にバレるきっかけとなってしまいました。

Vlogバレの危機と懇願

職場で後輩の花ちゃんから沖縄土産のお菓子をもらうななみ。 そして花ちゃんは、ななみのスマホに映る「今日のおやつ」という動画のサムネイルに気づきます。 それは、先日三里さんがくれたお菓子と全く同じものでした。

Vlogの存在が花ちゃんにバレてしまったななみはパニック状態に。 これ以上会社に広まることだけは避けたい一心で、「何卒 会社にバラすのだけは!!!!!」と必死に懇願します。

下心みえみえの提案

ななみの弱みを握った花ちゃんは、「何か困ってることない????」「私でよければ話聞くよ??」と露骨に探りを入れ始めます。 そして、ななみが大手乃社のエリートである三里さんと知り合いだと知るやいなや、彼に会うために懇親会をセッティングしてほしいと頼み込むのでした。

エリートたちの懇親会と、三里さんの知られざる「伝説」

花ちゃんの強い押しに負け、ななみは三里さんとその後輩たちとの懇親会をセッティングします。慣れない場で空回りするななみでしたが、そこで三里さんの新たな一面を知ることになるのです。

慣れない場での空回りと、スマートなフォロー

懇親会には、三里さんの後輩である梅田くん、竹本くんという爽やかなエリートたちが登場します。 一方、ななみはこうした飲み会に慣れておらず、気合を入れてサラダを取り分けようとするも、盛り付けが下手で気まずい思いをしてしまいました。

すると、三里さんがすかさず「梅田くん 食べてますか?」「これ おいしいですよ」と後輩に料理を勧め、ななみが恥ずかしい思いをしないよう、さりげないフォローを見せます。

「伝説の男」三里さん

会が盛り上がる中、三里さんは仕事の電話で中座します。 その姿を見て、後輩たちは三里さんの「伝説」を語り始めました。

彼らの会社には、新人に無茶振りばかりするワタナベという「パワハラ上司」がいました。 誰もが手を焼くその上司に対し、三里さんだけが要求された仕事を「完璧にこなして」「ワタナベさんを黙らせた」というのです。 後輩たちは、彼のことを「伝説の男」「ブルドーザーみたいな働き方」と称賛しますが、その裏には「でも三里さんは…異常だよ」という、彼の人間離れした働き方への畏怖も隠されていました。

深まる絆と、目覚める恋心

懇親会が終わり、ななみと三里さんの距離はさらに縮まります。その一方で、ななみを心配するジローの心にも、大きな変化が訪れていました。

タクシーでの二人きりの時間

飲み会がお開きになると、三里さんは酔いつぶれた後輩たちのためにスマートにタクシーを手配します。 そして、ななみが捕まえたタクシーに「すみません 今日は……」と言いながら乗り込んできました。

タクシーの中で、彼は懇親会を開いてくれたことへの感謝を述べ、ななみに「頼ってくれたんだって……嬉しかったから」と本音を漏らします。 その言葉に、ななみもまた嬉しさを感じました。 そして、三里さんは「うん……かわいい……」と優しく囁き、ななみの頭をそっと撫でるのでした。

ジロー、恋心を自覚する

その頃、ジムではジローが同僚に深刻な顔で相談していました。

幼馴染に恋人が出来たんですけど……」「相手が怪しすぎて……」と、ななみのことを心配しているのです。

そして彼は、自分の本当の気持ちに気づき始めます。

その幼馴染のことが……気になりはじめて……

ななみをただの幼馴染としてではなく、一人の女性として意識し始めた瞬間でした。

【のんのんの日常チャンネル】5話を読んだ感想(ネタバレあり)

今回は、三里さんの新たな魅力が満載の、まさに「神回」でした。懇親会でのスマートなフォロー、後輩からの絶大な信頼、そして仕事での「伝説」。知れば知るほど完璧超人で、もはや彼の欠点を探す方が難しいくらいです。 特に「ブルドーザーみたいな働き方」で鬼上司を黙らせたというエピソードは、彼のタフさと有能さを際立たせていました。しかし、その裏にある「異常だよ」という後輩の言葉が、彼の人間離れした危うさをも感じさせ、キャラクターの奥行きを深めています。 そして、タクシーでの「頼ってくれて嬉しかった」というセリフ。彼の孤独だった過去を知っていると、この言葉の重みがより一層心に響きます。彼にとって、誰かに頼る、頼られるという経験が、いかに貴重で嬉しいことだったかが伝わってきて、思わず胸が熱くなりました。

その一方で、ついにジローが自分の気持ちを自覚しましたね!「気になりはじめて…」というモノローグには、「やっと気づいたか!」と声を上げたくなりました。ななみを心配する気持ちが、いつの間にか恋心に変わっていたのでしょう。ななみと三里さんの関係が順調に進展する裏で、ジローも本格的に恋のリングに上がってきたことで、三角関係はますますヒートアップしそうです。

【のんのんの日常チャンネル】5話のネタバレまとめ

  • 後輩の花ちゃんにVlogの存在がバレてしまい、口止めとして三里さんとの懇親会をセッティングすることになります。
  • 懇親会では、三里さんが「パワハラ上司を黙らせた伝説の男」と呼ばれていることが後輩の口から語られます。
  • 飲み会の後、三里さんと二人きりになったタクシーで、彼は「頼ってくれて嬉しかった」と本音を語り、二人の絆はさらに深まります。
  • 一方、ジローは同僚に相談する中で、自分がななみを異性として「気になりはじめて」いることを自覚するのでした。

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コマさん(koma)
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野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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