【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】5話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- ゴミ出しトラブルで祐一が近所に「妻がだらしない」と謝罪し、美菜保を辱める
- 美菜保は「夫婦喧嘩の極意その三:決定的な証拠を掴むまでは泳がせる」を実践
- 祐一の「女として終わってる」発言にも動じない美菜保の成長
- 七生の顧客・佐藤専務夫人と美菜保が出会う
- 祐一が職場で美菜保の悪口を言った相手が佐藤専務夫人と判明し、昇進が危うくなる
- 追い詰められた祐一は実家に逃げ込み、美菜保への復讐を誓う
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】第5話をネタバレありでわかりやすく解説する
五年前の悪夢の始まり
物語は「五年前」の出来事から始まります。祐一の母親は、初めて家に挨拶に来た美菜保に「美菜保さん、実家だと思ってくつろいでちょうだい」と優しく声をかけました。しかし、美菜保が「はっはい!」と答えると、祐一の母親は「祐一の靴、直しなさいね」と命じます。
「こういうのも妻の役目よ。旦那が外で恥をかくのは妻の怠慢なんだから」という言葉に、美菜保は「わ…わかりました…」と戸惑いながらも従いました。この時から、美菜保への支配が始まっていたのです。
夕食での屈辱
夕食の席で、祐一は「やっぱ母さんの料理は美味いなぁ」と母親の料理を褒めます。そして美菜保を指差しながら「美菜保は洋食ばっかでさ、失敗も多いし…」と悪く言いました。祐一の母親は「そうなの?やっぱりねぇ、日本人は和食が一番だから」と、息子の言葉に同意します。
美菜保は祐一の心無い言葉にショックを受け、箸を持つ手が止まってしまいました。結婚前から、祐一は母親の前で美菜保を貶めていたのです。
冷たい水での洗い物
食後の片付けをしようとする美菜保に、祐一の母親は「あら!お水が出しっぱなし!」と水道を指差しました。「水道代が勿体ないでしょ。水は桶に溜めて洗いなさい」と注意し、美菜保が「すみません…」と謝ると、「全くもう…お湯も勿体ないから水で洗ってね」と続けます。
「最近の若い人はすぐに楽しようとするんだから」という言葉を投げかけられ、美菜保は冷たい水で洗い物をしながら「手が痛い…」と呟いていました。
母子の共謀
その様子を見ていた祐一の母親は、祐一に「本当にあの子でいいの?」と尋ねます。「祐ちゃんより一つ年上なんでしょ?その割に物を知らないし…祐ちゃんのお嫁さんとして相応しくないみたい」と美菜保への不満をぶつけました。
祐一は「確かに頼りなさそうな娘だな」と言いつつも、「まぁそう言わないでよ母さん。美菜保は確かに要領悪いしダメな奴だけどさぁ、いつも一生懸命でそこが可愛いんだよ」と、表面上は美菜保を庇うような発言をします。
しかし実際は「俺にベタ惚れだし…俺がいないと何もできないんだよね」と、美菜保を見下していることが明らかになりました。祐一の母親は「気が強くなさそうなところは気に入ったわ。強情なお嫁さんなんて最悪だもの」と答え、「何かあったらいつでも帰ってらっしゃい、お母さん祐ちゃんの味方だから!」と祐一を甘やかしています。
現在:三日間の不在
現在のシーンに戻り、美菜保は七生に「旦那また帰って来ないの?」と尋ねられています。美菜保は「うん」と頷き、「今回は三日くらい」と答えました。祐一が実家に逃げ込んでから、すでに三日が経過していたのです。
ボクシングで心身を鍛える
美菜保は七生とボクシングジムでトレーニングをしています。祐一が「会社には?」行っていることを「元同僚に確認したから間違いない」と話す美菜保。七生は「いよいよ堂々と不倫相手の家に居座る気かしらね?」と推測し、「こっちには有利だよね!」と笑顔で言います。
美菜保も「ええ!」と笑顔で力強くパンチを繰り出していました。七生は「美菜保!次はアタシが相手よ!かかって来なさい!!!!」と美菜保を鼓舞し、「腰を落として!まだまだ浅いわ!もっと腹の底から力を入れるの!」と指導します。
攻撃を恐れない心
「攻撃することを怖がっちゃダメ!正面から相手を捉えなさい!!!!」という七生の教えを守り、美菜保は力強くパンチを繰り出しています。この言葉は、単にボクシングの技術だけでなく、人生における戦い方も教えているようでした。
ボクシングの練習を終えた美菜保と七生は、楽しそうに話しています。七生は「上達したわね、美菜保。ボクシングも中々楽しいでしょ」と声をかけ、「それで、証拠集めの方はどう?」と尋ねました。
着実な証拠集め
美菜保は「順調だよ。祐一、シャワーのときは必ずリビングにスマホを放置するから…」と、証拠集めの状況を報告します。美菜保が撮影した写真には、浮気相手「莉桜」とのメッセージのやり取りが写っていました。
七生は「こっちも良い探偵が見つかったわ」と話し、「今度相談に行きましょう」と提案します。美菜保は「最初はスマホ見る度に吐き気がしたけど…もう何とも思わないよ」と、精神的に強くなったことを語りました。
そして「今はとにかく祐一を懲らしめてやりたい!!!!それから離婚する!!!!」と強い決意を語ります。美菜保と別れた七生は、「多分そろそろ…必要になる頃合いね」とつぶやき、「一つ極意を言い忘れていたわ」と、新たなアドバイスを考えているようでした。
姑の突然の訪問
美菜保は、まだ祐一が帰宅していないことを確認すると、「今の内に家中調べて証拠になりそうなものをチェックしよう!」と行動を開始します。祐一のスマホの写真や、探偵が見つけてくれるはずの証拠を集めていましたが、「これだけじゃ証拠としては弱いだろうけど…」と不安を抱いていました。
そのとき、インターホンが鳴り「誰だろ?」と美菜保が応対すると、そこには祐一の母親が立っていました。祐一の母親は「今ちょっといいかしらぁ?」と笑顔で尋ね、「開けてくださる?」と家に入れてもらうよう頼みます。
「そんなに長居はしないわ。ちょっとお土産を渡したいだけなのよ~」と、美菜保を安心させようとしました。家に入った祐一の母親は、「どうも、お邪魔するわね」と笑顔で挨拶します。
夫婦喧嘩の極意その四:隙を与えない
美菜保は祐一の母親にお茶を淹れようとしますが、祐一の母親は「あら…ペットボトル?」と美菜保の行動に疑問を投げかけました。「美菜保さん、お茶の淹れ方も知らないの?」と皮肉を言います。
しかし美菜保は「お義母さんこそご存知ないんですか?最近は衛生面から来客にお茶を出さないところが多いんですよ」と冷静に反論しました。さらに「だってほら、何か入ってたら嫌じゃないですか」と、ペットボトルを渡すことの正当性を主張します。
七生が教えた「極意 その四、相手に付け込まれる隙を与えない」を美菜保が見事に実践していました。
過去の出来事を持ち出す姑
祐一の母親は「そういえば美菜保さん、風邪で救急車に運ばれたんですって?」と尋ねてきました。「街中で倒れて大騒ぎだったそうじゃない。恥ずかしいわぁ」と、美菜保を侮辱します。
「大人なんだから体調管理はしっかりなさいね?」と言い聞かせ、「お仕事はいつまで続けるの?」と、美菜保に仕事を辞めるように促しました。美菜保は「は…?」と、祐一の母親の言葉に戸惑いを隠せません。
価値観の押し付け
祐一の母親は「今はまだいいけど…子供が生まれたら両立なんてとても無理よぉ」と、美菜保の仕事を辞めさせようとします。美菜保が「そんなことの為に働いているわけじゃありません」と反論すると、祐一の母親は「家事の手が回ってないんじゃない?」と指摘しました。
「息子は忙しい仕事で疲れて帰って来てるのに…こんな家じゃ安らげないんじゃないかしらねえ」と、祐一の苦労を盾に美菜保を責め立てます。最後に「女はやっぱり家庭を居心地よくすることが仕事でしょ?」と、美菜保の価値観を否定するような言葉を投げかけました。
過去のトラウマと向き合う
美菜保は「ダメ…うまく言い返せない…」と、過去に祐一の母親から言われた心無い言葉を思い出し、言葉に詰まってしまいます。しかし、「攻撃することを怖がっちゃダメ!!正面から相手を捉えなさい!!!!」という七生の教えを思い出しました。
美菜保は「お義母さんの時代は女性が家事をすることが当然とされていたんでしょうね。同情します」と反撃を開始します。
毅然とした反論
美菜保は「でも私は祐一と同じように働いていますから、家のことは二人でやりたいと思っています」と自分の意見をはっきり伝えました。そして「『女性が家事をやるべき』…というのは少し古い考えではないでしょうか?」と問いかけます。
さらに「今一階の掃除は祐一の担当です。私は二階とキッチン周りを片付けています」と、家事分担を具体的に説明し、「ご覧になりますか?」と、自信を持って言い放ちました。
祐一の母親は「…いいえ、結構よ」と、美菜保の提案を断ります。美菜保は「そうですか、残念です」と返し、「良かったらお義母さんからも祐一に言ってやってください。『いい大人なんだから自分のことくらい自分でしなさい』って」と、祐一の母親に祐一を諭すように頼みました。
本性を現した姑
祐一の母親は「…知らなかったわぁ。美菜保さんってこんなに気の強い女性だったのね」と、美菜保の豹変ぶりに驚いています。「美菜保さん、結婚前はあんなに大人しそうだったのに…」とつぶやき、「これが本性だったってことなのかしら?怖いわぁ」と美菜保を恐れるような表情を見せました。
美菜保は「それはお互い様じゃないでしょうか」と冷静に反論します。
痛烈な批判
美菜保は「私も祐一があんなに何もできない人だとは知りませんでした」と、祐一のダメな部分を指摘します。「掃除も洗濯も…お米すら満足に炊けないんですよ?」と続け、「それなのにいつも偉そうで…まるで王様みたい」と、祐一を厳しく非難しました。
そして最後に「もし私がいつか男の子の母親になれたとして…あんな風に育てたくはないですね」と、祐一を育てた母親を間接的に批判するような言葉を投げかけます。
怒りの退場と不穏な再会
祐一の母親は、美菜保の言葉に激昂し、「今日は失礼するわ!!」と怒って帰っていきました。美菜保は「良かった…何とか追い返せた」と安堵の息を漏らしますが、「でも…このまま終わるとも思えない」と、祐一の母親がこのまま引き下がるとは思っていません。
その時、祐一は実家で「美菜保のやつ反省して…」と、美菜保が反省しているものだと思っています。帰宅した祐一の母親は、美菜保の反撃を受けて怒りを爆発させ、「あの小娘…思い通りになんてさせてやるもんですか…!!!」と、美菜保への復讐を誓うのでした。
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】5話を読んだ感想(ネタバレあり)
5話を読んで、美菜保の成長と強さに感動すると同時に、祐一の母親の恐ろしさに背筋が凍りました。五年前の回想シーンは本当に胸が痛みます。冷たい水で洗い物をさせられる美菜保の姿は、まさに現代の姑による嫁いびりの典型でした。
特に印象的だったのは、祐一と母親が結託して美菜保を見下していたという事実です。「俺にベタ惚れだし…俺がいないと何もできない」という祐一の言葉には、怒りを通り越して呆れてしまいました。母親の前で妻を貶める男性の卑劣さがよく表れています。
一方で、現在の美菜保の変化は本当に素晴らしい!ボクシングで心身を鍛え、「攻撃することを怖がっちゃダメ」という七生の教えを実践する姿は、まさに生まれ変わったようでした。
姑との対決シーンは圧巻でした。ペットボトルのお茶を出すことを「衛生面から」と正当化し、家事分担を堂々と説明する美菜保。そして「もし男の子の母親になったら、あんな風に育てたくない」という痛烈な一言!これは祐一の母親にとって最大の屈辱だったでしょう。
ラストで母親が怒りを爆発させるシーンは不穏すぎます。「美菜保のやつ反省して…」という祐一の勘違いも、彼がいかに現実を見ていないかを物語っています。
母子が結託して美菜保に何をしてくるのか、次話が本当に心配です。でも今の美菜保なら、きっと立ち向かえると信じています!
【我慢の限界~ずっと黙ってきたけど今日から旦那にやり返します~】5話のネタバレまとめ
- 五年前、祐一の母親は美菜保に冷たい水で洗い物をさせるなど嫁いびりをしていた
- 祐一は母親の前で美菜保を「要領悪いしダメな奴」と貶めていた
- 現在、祐一は三日間家に帰らず、会社には行きながら不倫相手の家に居座っている様子
- 美菜保は七生とボクシングで鍛え、「攻撃を恐れない」精神を身につける
- 証拠集めは順調で、探偵も見つかり離婚への準備が進む
- 祐一の母親が突然訪問し、美菜保に仕事を辞めるよう迫る
- 「夫婦喧嘩の極意その四:相手に付け込まれる隙を与えない」を実践する美菜保
- 美菜保は姑に対して堂々と反論し、祐一の育て方まで批判
- 激怒した姑が帰ろうとした時、祐一が帰宅し母子が鉢合わせる
◁前の記事はこちらから

▷次の記事はこちらから



