【カップルゲーム】5話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 第2ゲームは、水槽に閉じ込められた彼氏を彼女が救出するというものでした。
- しかし、救出直後に水槽に蓋がされ、全員が閉じ込められてしまいます。
- このゲームは最初からクリア不可能で、溺死までのカウントダウンだったことが判明しました。
- 絶望の中、夢は過去に悟に救われた経験を思い出し、「今度は私が悟を助ける」と強く決意します。
【カップルゲーム】第5話をネタバレありでわかりやすく解説する
前回、クリア不可能と思われた第2ゲームの本当のクリア条件が明らかになり、1組のカップルが犠牲になったものの、夢たちは辛くも生き残りました。しかし、休む間もなく告げられたのは「カップルの入れ替え」という衝撃の予告。参加者たちの絆が試される、新たな地獄の幕が開きます。
死の淵で確かめ合う愛
過酷なゲームの後、参加者たちには束の間の休憩時間が与えられました。 個室で二人きりになった夢と悟。悟は夢の腕を取り、「助けてくれてありがとな」と心からの感謝を伝えます。
いつ死ぬかわからない極限状況の中、夢はこれまで抑えてきた想いを爆発させました。 「死んじゃうかもしれないんだよ?」
「しょ…処女のまま死にたくないよ!」
普段は奥手な夢からの必死の訴えに、悟もまた「俺だって何度も想像して一人でシてた」と本音を漏らし、彼女を強く抱きしめます。 そして、「夢…好きだ」という愛の言葉と共に、二人は初めて結ばれようとするのでした。
甘い夢の終わりと不穏な会話
しかし、それは夢の見ていた儚い夢でした。 目を覚ました夢は、「体の関係がなくても愛を証明することはできるはずだよ」と、必死に自分に言い聞かせます。
夢がステージに戻ると、そこには悟と麻美が二人きりで話している姿がありました。 悟は麻美に対し、「指令をよく聞いて無茶はするなよ」と、まるで妹を気遣うかのように優しい言葉をかけています。 その親密な様子に、夢は言いようのない不安を覚えました。
そこへ、モデルの若菜が話しかけてきます。彼女は、第2ゲームで悟が真っ先に水に飛び込んで攻略法を見つけたことを「かっこよかった〜」と褒め称えます。 自分の恋人が褒められるのは嬉しい反面、夢の心には嫉妬に似た黒い感情が芽生え始めていました。
芽生える仲間意識と、すれ違う心
若菜は他の参加者の男性を品定めするように評価した後、夢と麻美にある提案を持ちかけます。 「協力し合えば全員生きて帰れる…?」
このゲームは1組だけが優勝するとは明言されておらず、全員で協力すれば生き残れるのではないか、と彼女は考えたのです。
しかし、その直後、麻美が夢に釘を刺します。「さっきみたいに先走ったりすると皆を危険に晒すかもしれないから…」 それは、先ほど悟が麻美に話していた内容の受け売りでした。 悟が自分のことをそんな風に言っていたのかと、夢はショックを受け、二人の心は少しずつすれ違っていきます。
最悪の指令!カップルシャッフル
和やかな協力ムードも束の間、ゲームマスターが現れ、第3ゲームの会場である不気味なミラーハウスへと案内されます。
そして告げられたゲーム名は、「ドキドキ♡運命のSXXゲーム」。
その内容は、参加者たちの倫理観を根底から破壊する、あまりにもおぞましいものでした。
「今からカップルをシャッフルしてセックスをしてもらいま〜す」
当然、参加者たちは「無理だよ…っ」と激しく動揺します。
いつもは冷静な悟が、この時ばかりは感情を爆発させました。「おいEs!」 「お前は浮かれたカップルがムカつくから殺したいんだろ? ならさっさと殺せばいいだろ」 しかし、ゲームマスターは「殺したいだなんてとんでもない誤解ですね」と一笑に付し、「真実の愛を追及するために犠牲はつきもの」と冷酷に言い放ちます。
衝撃の告白と非情なるゲームのルール
悟はなおも必死に懇願します。「頼む…っ 麻美とだけは組み合わせないでくれ」「無理なんだ」
彼のあまりに異常な様子に、夢と颯太は「二人には特別な関係があるの?」と疑いの目を向けます。
追い詰められた悟は、ついに衝撃の事実を打ち明けました。
「俺と麻美は…兄妹なんだ」
複雑な家庭の事情があり、詮索されたくないために黙っていたのです。
しかし、ゲームマスターは「それでも特別待遇は許可できません」と、兄妹という関係性すらもゲームの駒として弄ぶ姿勢を崩しません。 そして、第3ゲームの具体的なルールが説明されました。まず、彼女たちが3つの部屋にランダムで入ります。 次に、彼氏が部屋を一つ選び、その部屋にいた女性と強制的に行為に及ぶのです。 行為が終わるまでドアは開かないという、まさに地獄のルールでした。
運命の選択、そして最悪の組み合わせ
彼女たちがそれぞれの部屋に入り、彼氏たちの運命の選択が始まります。最初の挑戦者である西園寺一成は、「ボクの若菜はCの部屋にいるはずだ 何故なら一番デカいから!!」と、恋人の胸の大きさで部屋を判断するという最低な理由で、Cの扉を選択しました。
そして場面は、扉の前に立つ夢の視点へ。祈るように開かれた扉の先にいたのは、悟ではありませんでした。彼女の「運命の相手」として現れたのは、麻美の彼氏である颯太だったのです。
【カップルゲーム】5話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回は、これまでのデスゲームとは質の違う、精神的に最もえぐられるような展開でした。第2ゲーム後の休憩時間、悟と結ばれる夢を見るシーンは、死と隣り合わせの状況だからこその切なさと純粋さが感じられて、とても印象的でした。しかし、それが夢だったと分かった時の落差が激しく、その後の悟と麻美の親密な様子も相まって、夢の不安な心情に強く共感してしまいました。
そして、第3ゲームの内容はまさに鬼畜の所業です。肉体的な危険だけでなく、参加者たちの心、貞操、そして恋人との信頼関係までもズタズタに引き裂こうとするゲームマスターの悪意には、心の底から嫌悪感を覚えました。
悟と麻美が兄妹だったという告白には本当に驚かされましたが、その事実を知ってもなおルールを変えない非情さには、もはや言葉もありません。最後の、夢と颯太がペアになってしまった引きは、まさに悪夢そのものです。お互いに大切なパートナーがいる中で、この残酷すぎる指令をどうするのか。彼らの愛が試される、これまでで最も辛い試練の始まりを予感させます。
【カップルゲーム】5話のネタバレまとめ
- 休憩時間中、夢は悟と結ばれる夢を見るが、現実では悟と麻美の親密な様子を目撃し、不安を募らせます。
- 第3ゲームの内容が「カップルを入れ替えて強制的に行為をさせる」という非道なものであることが発表されます。
- 激しく抵抗する悟は、自分と麻美が「実の兄妹」であるという衝撃の事実を告白します。
- しかしルールは覆らずゲームは開始され、運命の選択の結果、夢は颯太とペアになってしまいます。
◁前の記事はこちらから

▷次の記事はこちらから



