【カップルゲーム】全話ネタバレ解説|あらすじから感想、最終回まで
「カップルゲーム」は、「永遠の愛」を証明するという名目の下、強制的に集められたカップルたちが、謎の主催者Esの仕掛ける残酷なデスゲームに挑む物語です。愛と裏切り、嫉妬と狂気が渦巻く中で、参加者たちの人間性が剥き出しになっていく、壮絶なサバイバルストーリーが描かれます。
「物語の結末はどうなるの?」「シーズン1とシーズン2の話が混ざって、順番がわからなくなってしまった…」そんな風に、物語の全体像を改めて整理したいと感じていませんか。この記事を読めば、シーズン1の第1話から最新話までの壮絶な物語の全貌を、時系列に沿って完全に理解できるでしょう。ただし、この記事はすべてのネタバレを含んでいます。そのため、作品を初めて読む楽しみが失われる可能性がある点には、十分ご注意ください。
- 「カップルゲーム」の最終的な結末や、誰が生き残るのかを詳しく知りたい。
- シーズン1とシーズン2の登場人物の繋がりや、物語の連続性を整理したい。
- 各ゲームのルールと、どのカップルがどの話数で脱落したのかを一覧で確認したい。
- 【カップルゲーム】ってどんな話?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】のネタバレ解説・あらすじまとめ
- 【カップルゲーム】︎1話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎2話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎3話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎4話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎5話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎6話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎7話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎8話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎9話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎10話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎11話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎12話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎13話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎14話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎15話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎16話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎17話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
- 【カップルゲーム】︎18話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【カップルゲーム】ってどんな話?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)

どんな話?世界観や設定をわかりやすく解説!
この物語の根幹をなすのは、謎の人物「Es(エス)」が主催するデスゲーム「カップルゲーム」です。参加者は、高校生を中心とした若いカップルたちで、ある日突然、廃墟の遊園地や学校といった閉鎖空間に閉じ込められ、ゲームへの強制参加を言い渡されます。
参加者の首には爆弾付きの首輪がはめられており、主催者であるEsの出す「愛の試験」に失敗したり、ルールを破ったりすると、容赦なく殺されてしまいます。Esはゲームの目的を「永遠の愛の証明」とうそぶきますが、その実態は、参加者たちの愛や信頼を試すことで彼らの醜い本性を暴き、その様を愉しむための悪趣味な見世物です。シーズン2では、Esが「私立永愛学園」の理事長として登場し、より計画的かつ大規模にゲームを仕掛けていきます。
主要な登場人物を紹介
物語は大きく分けて、シーズン1とシーズン2で主要な登場人物が異なります。
シーズン1の主要人物
- 安達 夢(あだち ゆめ) シーズン1の主人公。彼氏の悟を一途に想う健気な少女に見えたが、その正体は、悟を手に入れるためなら手段を選ばない狂気を秘めた本作の黒幕でした。
- 高橋 悟(たかはし さとる) 夢の彼氏。クールに見えるが、義理の妹である麻美への想いを断ち切れずに苦しみます。
- 椎名 麻美(しいな あさみ) 悟の義理の妹。かつては悟と恋人同士だったという悲しい過去を持ちます。
- 林 颯太(はやし そうた) 麻美の彼氏。誠実で心優しい青年で、シーズン1における唯一の生存者です。
- Es(エス) 「カップルゲーム」の主催者。その正体は謎に包まれていましたが、シーズン1の終盤で女性であることが判明します。
シーズン2の主要人物
- 林 楓(はやし かえで) シーズン2の主人公。行方不明になった兄・颯太の帰りを待つ心優しい少女。
- 石橋 鷹斗(いしばし たかと) 楓の彼氏。サッカー部のエースで人気者ですが、自己中心的で残忍な本性を隠しています。
- 夜崎 流星(やざき りゅうせい) 謎の多い転校生。卓越した頭脳と冷静な判断力で、楓の新たなパートナーとなります。
- 桧山 美奈(ひやま みな) 楓の親友。明るい性格ですが、過去に深い心の傷を負っています。
- 相川 律(あいかわ りつ) 美奈の彼氏で、楓の幼馴染。心優しく、常に楓や美奈のことを気にかけています。
【カップルゲーム】のネタバレ解説・あらすじまとめ

【カップルゲーム】︎1話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 主人公の安達夢と高橋悟は、賞金1億円と「永遠の愛」が手に入るという「カップルゲーム」に参加します。しかし、廃墟の遊園地で開催されたゲームの最初の指令に失敗したカップルが、罰ゲームと称してアトラクションの事故に見せかけて惨殺されてしまいました。これにより、参加者たちはこのゲームが命がけのデスゲームであることを悟ります。

【感想】 最初は恋愛リアリティショーのような軽い雰囲気で始まるため、後半で一気にデスゲームへと突き落とされる展開のギャップが衝撃的でした。「永遠の愛」という美しいテーマが、死と隣り合わせの状況でどう描かれていくのか、恐怖と期待が入り混じる幕開けです。
【カップルゲーム】︎2話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 ゲームからの逃亡を試みた参加者が、腕のリストバンド爆弾によって首を爆破され死亡します。さらに、パートナーを失った恋人も連帯責任で殺害され、「二人で一つ」という非情なルールが判明しました。そして、男性陣だけが水槽に閉じ込められるという、第2ゲームが開始されます。

【感想】 「カップルで一つ」というルールは、愛の証明であると同時に、決して逃れられない呪いでもあるという皮肉が効いています。冒頭から残酷なシーンが続き、このゲームの容赦なさを改めて見せつけられました。
【カップルゲーム】︎3話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 第2ゲームは、彼女たちが水槽に飛び込み、溺れゆく彼氏を救出するというものでした。しかし、救出に成功した直後、水槽に蓋がされて全員が中に閉じ込められてしまいます。このゲームが最初からクリア不可能で、溺死までのカウントダウンだったことが判明しました。絶望の中、夢は過去に悟に救われた経験を思い出し、彼を助けることを改めて強く決意します。

【感想】 愛を試すふりをしながら、実際は全員を殺すつもりだったというゲームマスターの悪意に満ちたやり方に戦慄します。極限状態で見せる登場人物の醜さと、夢と悟の絆の対比が鮮やかでした。
【カップルゲーム】︎4話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 絶望的な状況の中、夢はゲームのクリア条件が「脱出」ではなく、キスで酸素を分け与え「タイムアップまで生き残ること」だと気づきます。夢の機転で他のカップルもそれに倣いますが、金目当てで参加していた克樹と、彼に依存していた志保のカップルは破綻。真実を知った志保は、克樹を道連れに心中を選び、二人は脱落しました。そして、生き残った3組に、次のゲームが「カップルの入れ替え」であることが告げられます。

【感想】 クリア条件が「生存」だったという展開には驚かされました。そして、志保と克樹の悲しい結末は、歪んだ関係の果てにある虚しさを描き出していて胸が痛みます。最後の「カップル入れ替え」という予告は、あまりにも悪趣味で、次なる惨劇を予感させます。
【カップルゲーム】︎5話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 第3ゲームの内容が「カップルを入れ替えて強制的に行為をさせる」という非道なものであることが発表されます。激しく抵抗する悟は、自分と麻美が「実の兄妹」であるという衝撃の事実を告白しました。しかしルールは覆らずゲームは開始され、運命の選択の結果、夢は颯太とペアになってしまいます。

【感想】 これまでで最も悪趣味で、精神的に追い詰めるゲーム内容に強い憤りを感じます。肉体的な死の恐怖だけでなく、貞操や信頼関係までをも弄ぶゲームマスターのやり方は、まさに外道です。悟と麻美が兄妹だったという事実も衝撃的でした。
【カップルゲーム】︎6話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 密室に閉じ込められた夢と颯太は、指令を前に葛藤します。一方、別の部屋では、若菜と一成の関係が完全に破綻し、一成が若菜に屈辱的な服従を強要していました。夢と颯太は、それぞれのパートナーを救うため、そして全員で生き残るために、お互いの愛する人を想いながら行為に及ぶという、苦渋の選択をします。

【感想】 二つの密室で描かれる対照的な人間模様が強烈でした。金と支配欲にまみれた一成と若菜の関係は地獄絵図そのものです。一方で、最悪の状況でも相手を思いやろうとする夢と颯太の姿には救いがあり、彼らの選択の切なさに胸を打たれました。
【カップルゲーム】︎7話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 悟と麻美が、かつては恋人同士だったが、親の再婚によって義理の兄妹になってしまったという悲しい過去が明らかになります。密室で麻美は悟への想いをぶつけますが、悟は「俺が好きなのは夢だ」と一度は拒絶しました。しかし、夢と颯太が行為を拒絶する一方で、悟と麻美は過去の想いを断ち切れず結ばれてしまいます。そして、指令を達成できない夢と颯タの部屋に、天井から死の罠が迫るのでした。

【感想】 悟と麻美の悲恋には、胸が締め付けられる思いでした。親の幸せのために自分たちの恋を諦めた二人の決断は、あまりにも切ないです。純粋な想いを持つ夢と颯太ほど、苦しめられるこのゲームの構造の残酷さが際立つ回でした。
【カップルゲーム】︎8話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 死の罠が迫る中、夢はゲームのクリア条件が「セックス」ではなく「性的快感を得ること」だと見抜き、「ソロセックス」という奇策を提案します。夢と颯太は、それぞれ自らの手で快感を得ることで死の罠を回避し、ゲームをクリアしました。再会した悟に、颯太は夢が貞操を守ったことを伝えますが、悟は自分が裏切ってしまったという罪悪感に苛まれます。

【感想】 夢が思いついた「ソロセックス」というクリア方法には、度肝を抜かれました。ゲームマスターの悪趣味なルールの裏をかく形で「愛」を示した彼女の機転と強さには感服します。しかし、悟が裏切ってしまったという事実は、今後の関係に大きな影を落とすことを予感させます。
【カップルゲーム】︎9話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 第3ゲームの最後の脱落者、若菜と一成が天井の罠によって惨たらしい死を遂げました。生き残った2組のカップルは、最終ゲームの舞台である伝説の「誓いの扉」へと案内されます。最終ゲームのルールは、ナイフで自らの手を傷つけながら愛を告白すること。しかし、生還できるのは1組だけであり、どちらが生き残るかを「話し合い」で決めなければなりません。

【感想】 最終ゲームの内容が、これまでで最も残酷な心理戦だと感じました。「罰ゲームはない」と希望を持たせた直後に、「生き残れるのは1組だけ」という絶望を突きつけるゲームマスターのやり方は悪趣味極まりないです。
【カップルゲーム】︎10話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 最終ゲームが始まり、夢と颯太はお互いに優勝を譲り合うことを提案します。颯太が扉の前で麻美への愛を告白すると、その姿を見た麻美は、自分が本当に好きなのは悟であるという隠し事を涙ながらに告白しました。その告白を受け、悟もまた、夢を裏切り麻美と関係を持ったこと、そして本当はずっと麻美を愛していたことを告白します。

【感想】 夢と颯太の優しさが、結果的に残酷な真実を次々と引き出してしまう展開が非常に皮肉で、切なかったです。全員が本音をぶつけ合い、もう後戻りできない状況で、このゲームがどのような結末を迎えるのか、全く予想がつきませんでした。
【カップルゲーム】︎11話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 夢は、悟と麻美の関係をゲーム開始前から知っていたことが回想で明らかになります。彼女は悟への愛を語りつつも、二人の幸せを願って身を引くという究極の選択をしました。最終的にゲームマスターによって、悟と麻美が勝者として選ばれます。しかし、全員の気持ちに偽りがなくなったはずなのに扉は開かず、「この中に嘘をついている人がいますね」という謎の言葉を残して物語は終わります。

【感想】 夢が最初から全てを知っていたという事実に衝撃を受けました。悟の裏切りに気づきながらも、彼を信じ続けようとした彼女の健気さには胸が締め付けられます。最後の「嘘つきがいる」という謎の言葉が、強烈な余韻と次への興味を掻き立てる見事な最終回でした。
【カップルゲーム】︎12話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 最後の嘘つきは、夢と麻美だったことが判明します。麻美は悟を奪い返すため、そして夢は麻美を排除するために、それぞれが画策してこのデスゲームに参加していました。夢こそが、このゲームがデスゲームであることを知った上で全員を巻き込んだ首謀者だったのです。真実が暴かれ逆上した夢は麻美に襲いかかりますが、悟が彼女をかばって刺されてしまいました。

【感想】 聖女のように見えた夢が、実は最も歪んだ願望を持つ悪女だったというどんでん返しには、鳥肌が立ちました。彼女の行動原理が「少女漫画のヒロイン」だったという点が、純粋さと狂気が紙一重であることを示していて恐ろしいです。
【カップルゲーム】︎13話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 夢は最後の抵抗を見せた麻美と颯太を殺害し、血塗れの告白を完遂して悟と共にゲームの勝者となります。しかし、悟は夢の腕の中で息絶えました。唯一の生存者となった颯太は病院で目を覚まします。エピローグでは、ゲームマスターEsが学園の理事長として、新たなデスゲーム「カップルゲーム シーズン2」の開幕を宣言し、物語は幕を閉じます。

【感想】 愛ゆえに狂気に堕ちた夢の姿は、恐ろしくも哀れでした。颯太が生き残ったことにわずかな救いを感じますが、Esが主催する惨劇の連鎖が終わらないことを予感させるラストは、悪寒が走るほど見事でした。
【カップルゲーム】︎14話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 新シーズンが始まり、新たな主人公・林楓と、その彼氏・石橋鷹斗が登場します。楓は、シーズン1の唯一の生存者・颯太の妹でした。理事長Esによって、楓や鷹斗を含む4組のカップルが強制的に「カップルゲーム」に参加させられます。ゲームを拒否したカップルが目の前で殺され、デスゲームの開始が宣言されました。

【感想】 新主人公が颯太の妹だったという設定に驚きました。兄の失踪の謎が、今後の物語の大きな鍵になりそうで期待が高まります。Esが学園理事長として君臨する新たな舞台設定も、シーズン1以上の計画的な悪意を感じさせます。
【カップルゲーム】︎15話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 最初の試験「ラブレターゲーム」が開始。ルールは、パートナーからラブレターを貰えなければ死亡するというものでした。全員で生き残るため、カップル同士でラブレターを送り合う作戦を立てます。しかし、鷹斗は恋人の楓ではなく、裏で付き合っていた香澄とラブレターを交換。結果、パートナーに裏切られた楓と、謎の転校生・流星が死の宣告を受けます。

【感想】 一見平和そうな「ラブレターゲーム」というタイトルとは裏腹に、そのルールの残酷さにはゾッとしました。他者からの「好意」で生死が分かれるという発想が悪趣味極まりないです。鷹斗の裏切りと豹変ぶりには、強い憤りを感じました。
【カップルゲーム】︎16話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 死を宣告された楓と流星でしたが、流星が鷹斗の裏切りを予測し、死んだ生徒たちのラブレターを抜き取って投函するという策略で、危機を回避します。しかし、カップルではないことを指摘され、再びピンチに陥りました。流星は生き残るためにその場で楓に告白し、即席カップルが誕生。Esは二人のキスによる「愛の証明」を認め、次の試験に進むことになりました。

【感想】 絶望的な状況からの大逆転劇が非常に爽快でした。流星の冷静沈着な頭脳プレーと、楓を守るための大胆な行動力に、新たなヒーローの誕生を感じさせます。偽りの告白から始まった二人の関係がどうなっていくのか、非常に楽しみです。
【カップルゲーム】︎17話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 次の試験会場に移動する道中、流星は楓との期間限定の協力関係を結びますが、楓の親友である美奈たちとの協力は「友情は邪魔になる」と拒絶します。体育館には多くの生徒が集められており、ゲームの背後に巨大な組織が関わっている可能性が示唆されました。そして、女性参加者がバニーガールの衣装を強制される、第二の試験「兎と狼ゲーム」の開始が告げられます。

【感想】 流星が友情を「些末なもの」と切り捨てるシーンは、彼の冷徹さと、このゲームが人の心を壊していく様を象徴していて印象的でした。頼れる上級生カップルが登場し、物語の謎に迫る展開も興味深いです。「兎と狼ゲーム」という不吉なタイトルが、新たな惨劇を予感させます。
【カップルゲーム】︎18話のあらすじ・感想(ネタバレあり)
【あらすじ】 第二試験「兎と狼ゲーム」のルールが発表されます。「狼」は毒で死ぬ前に「解毒薬」を見つけるか、「兎」を襲わなければなりません。襲われた「兎」は死亡するという非情なルールでした。楓の親友・美奈は、過去のトラウマから恐怖で動けなくなってしまいます。美奈を助ける決意をした楓でしたが、解毒薬を探す途中で、狼のマスクを被った何者かに襲われてしまいました。

【感想】 「兎を襲う」ことで生き残れるというルールは、参加者の理性と倫理観を根本から破壊するもので、Esの歪んだ思想が色濃く反映されていると感じます。美奈が抱える心の傷が明かされ、物語に深みが加わりました。親友を助けようとする楓が絶体絶命のピンチに陥るラストは、ハラハラする展開で次回が待ちきれません。



