【復讐の王子様】51話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 響(ひびき)は母の死の真相を求め防犯カメラの映像開示を要求しましたが、医師に拒否されました 。
- その裏では、妃菜乃(ひなの)の父が病院に圧力をかけ、証拠隠滅を図っていました 。
- 妃菜乃は母・蘭子(らんこ)との関係修復を試みますが、蘭子は響と連絡が取れないことにひどく動揺していました 。
- 焦った蘭子は「直接会いに行く」と宣言し、妃菜乃の計画に大きな誤算が生じました 。
【復讐の王子様】第51話をネタバレありでわかりやすく解説する
母・蘭子の暴走という予期せぬ事態に直面した妃菜乃。第51話では、彼女が巧みな話術で危機を回避し、完全勝利を確信するも、その直後に地獄の底から蘇った復讐者と対峙することになります。物語はついに、最終決戦の火蓋が切って落とされる瞬間を迎えます。
母の暴走を食い止める妃菜乃の芝居
響の家へ向かおうとする母・蘭子を、妃菜乃は必死に引き止めます 。彼女は「責任感が強いお母様を心から尊敬しております!」と母のプライドを巧みにくすぐり、今は仕事に集中すべきだと説得します 。そして、どうしてもと言うなら自分が代わりに様子を見に行くと申し出ることで、なんとか蘭子の突撃を回避することに成功するのでした 。
監視と調査、そして衝撃の報せ
妃菜乃の張り巡らせた監視網
妃菜乃は協力者を使い、響のマンションを常に監視させていました 。その協力者からの報告で、マンションの登記名義が「緑原」であったことを突き止めます 。これにより、響とかつてのいじめの主犯格・緑原が裏で繋がっていたことを確信する妃菜乃 。しかし、その直後、協力者から耳を疑うような報告が飛び込んできます。
偽りの訃報
協力者はパニック状態でこう告げました。「響が自殺したっぽい」 。マンションの下にはパトカーが集まり、大騒ぎになっているというのです 。
勝利の狂喜、全てを手に入れたはずの妃菜乃
響の死の報せを受けた妃菜乃は、しばらくの沈黙の後、狂気的な笑い声を上げ始めます 。
「ついに邪魔者がいなくなったわ」 「これでお母様は私だけのモノになる」
全てが自分の思い通りになったと確信し、彼女は勝利の雄叫びをあげるのでした 。
絶望の淵からの復活、復讐者の最終宣告
勝利の喜びに酔いしれ、夜道を歩く妃菜乃。しかし、その目の前に一台のバイクが立ちはだかります 。バイクから降りてきた男に突き飛ばされ、顔を上げた彼女が見たのは、死んだはずの響の姿でした 。彼は地獄の底から這い上がってきたかのような冷たい瞳で妃菜乃を見下ろし、復讐の最終宣告を告げます。
「鴨志田妃菜乃 お前だけは許さない」
【復讐の王子様】第51話を読んだ感想(ネタバレあり)
今回の51話は、まさにジェットコースターのような展開でした。妃菜乃が蘭子を巧みに言いくるめる場面では彼女の狡猾さに改めて舌を巻き、「響が自殺した」という報せには、一瞬心臓が止まる思いでした。妃菜乃が勝利を確信し、狂ったように高笑いするシーンは、彼女の歪んだ愛情と執着心が爆発した圧巻の場面で、その後の絶望を際立たせる最高の演出だったと思います。
そして、何と言ってもラストシーンの衝撃とカタルシスは格別でした。全てを手に入れたと歓喜する悪役の前に、死んだはずの主人公が登場するという、まさに王道の展開。地獄から蘇った響が、母を殺した仇敵に「お前だけは許さない」と告げる場面は、鳥肌が立つほどの格好良さです。この一言には、これまでの復讐とは比較にならないほどの重みと覚悟が込められているように感じました。ついに役者が揃った最終決戦、次週が待ちきれません。
【復讐の王子様】第51話のネタバレまとめ
- 妃菜乃は、響の家へ向かおうとする母・蘭子を巧みな話術で引き止め、自分が代わりに行くことを提案します 。
- 協力者からの電話で「響が自殺した」という偽の情報を聞き、妃菜乃は自分の完全勝利を確信し狂喜します 。
- 勝利に酔いしれる妃菜乃の前に、死んだはずの響が現れます 。
- 響は母の仇である妃菜乃に対し、「お前だけは許さない」と復讐の最終宣告を告げました 。
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