【私の彼が姉の夫になった理由】14話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 愛子と優馬は新しいマンションで同棲を始め、互いの想いを確かめ合い結ばれました。
- 紗栄が社内に「不倫」を告発する怪文書を送り付け、愛子は会社での立場が危うくなります。
- 愛子は優馬との別れを拒否し、弁護士を立てて紗栄と戦うことを決意しました。
- 決意した矢先、警察が訪れ、優馬が「特異行方不明者」として捜索されていることを告げられました。
【私の彼が姉の夫になった理由】第14話をネタバレありでわかりやすく解説する
警察の介入により、愛子と優馬の束の間の逃避行は終わりを告げました。第13話の衝撃的なラストから続く第14話では、紗栄と優馬の父の歪んだ関係の原点が描かれると共に、すべての悪意の始まりと、優馬を待ち受けるさらなる絶望が明らかになります。
警察署での対峙と、優馬の連行
優馬は警察に任意同行を求められ、愛子も警察署へ向かいます。しかし、そこは紗栄が仕掛けた次なる罠の舞台でした。
「頭のおかしな妹」という策略
警察署で愛子を待っていたのは、涙ながらに心配するふりをした姉の紗栄でした 。紗栄は、愛子が優馬との無理心中を謀ろうとした精神的に不安定な妹であるかのように、事前に警察へ説明していたのです 。愛子は「人のこと精神病扱いして警察に捜索願出すなんてありえない」と抵抗しますが、その言葉はもはや誰にも届きません 。
共犯者となった父
「優馬はどこですか?」と問う愛子に、警察官は「奥様(紗栄)のご希望で、一緒にいらしたお父様と先に帰られました」と告げます 。優馬の父も紗栄とグルであり、優馬は再び囚われの身となってしまったことが明らかになりました 。
すべての始まり、紗栄と義父の出会い
物語は、紗栄が高校3年生の春にまで遡ります。ここから、彼女の復讐計画の本当の原点が描かれていきました。
「ちょっと意地悪してやろうと思った」
紗栄は、妹・愛子の初恋の相手が、大病院の院長である優馬の父だと知ります 。ただの軽い嫉妬心から、「ちょっと意地悪してやろうと思った」と、紗栄は意図的に優馬の父に近づいたのです 。
歪んだ関係の始まり
「帰りたくなくて…」と家庭の事情を匂わせる紗栄に、優馬の父は同情します 。しかし、紗栄は突然「ねえおじさん…慰めてよ」と彼にキスをし、二人の歪んだ関係が始まりました 。紗栄にとって、愛子の初恋の相手を奪うことは「とてつもなく快感だった」のです 。
義父殺害と、優馬の監禁
紗栄と優馬の父の会話から、さらに衝撃的な事実が明らかになります。
義父殺害の共犯
優馬の父は、紗栄との不倫関係をバラすと脅され、彼女の言いなりになっていました 。そして、なんと「心筋梗塞に見せかけてあいつ(紗栄の義父)を殺す手伝いまでしてくれた」のでした 。
囚われの優馬
場面は現在に戻り、優馬が目を覚ますと、そこはかつて紗栄と住んでいた家のロフトでした 。彼は首に鎖を繋がれ、監禁されていたのです 。警察署から父の車に乗った際、何かを注射されて意識を失っていたのでした 。
【私の彼が姉の夫になった理由】14話を読んだ感想(ネタバレあり)
第14話は、これまで断片的にしか語られなかった紗栄の過去の全貌と、彼女の悪意の根源が完全に明らかになる、戦慄の回でした。彼女の行動原理が、妹への些細な嫉妬心から始まった「意地悪」だったという事実には、人間の心の闇の深さを感じずにはいられません。その小さな悪意が、優馬の父という協力者を得て、義父殺害という最悪の犯罪にまでエスカレートしていたとは、想像を絶します。
優馬の父もまた、同情の余地のない完全な悪人でした。若い少女との関係に溺れ、殺人という一線まで越えてしまうとは…。彼の歪んだ欲望が、紗栄というモンスターをさらに育ててしまったのかもしれません。 そして、ラストの優馬の監禁シーン。物語は再び絶望のどん底へと突き進みます。愛子とようやく再会できたにも関わらず、今度は物理的に完全に自由を奪われてしまいました。紗栄の歪んだ愛と支配欲の最終目的地は、優馬を完全に自分のものにすることなのでしょうか。愛子はこの事実を知らないまま、どうやって優馬を救い出すのか。物語は最終局面に向かっているのかもしれません。
【私の彼が姉の夫になった理由】14話のネタバレまとめ
- 警察に保護された愛子と優馬でしたが、紗栄の策略により、優馬は父に連れ戻されてしまいます 。
- 紗栄の回想で、彼女と優馬の父の歪んだ関係の始まりが明かされます 。きっかけは、愛子の初恋相手を奪うという紗栄の些細な嫉妬心でした 。
- さらに、優馬の父が、紗栄の義父(愛子の父)を心筋梗塞に見せかけて殺害する計画に加担していたという衝撃の事実が判明します 。
- 現在のシーンに戻り、優馬は父によって薬で眠らされ、首に鎖を繋がれてロフトに監禁されてしまいました 。
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