【私の彼が姉の夫になった理由】15話あらすじから結末まで全てネタバレ解説

- 警察に保護された愛子と優馬でしたが、紗栄の策略により、優馬は父に連れ戻されてしまいました。
- 紗栄の回想で、彼女と優馬の父の歪んだ関係の始まりと、彼が紗栄の義父(愛子の父)殺害計画に加担していたという衝撃の事実が判明します。
- 優馬は父によって薬で眠らされ、首に鎖を繋がれてロフトに監禁されてしまいました。
【私の彼が姉の夫になった理由】第15話をネタバレありでわかりやすく解説する
優馬が父親に連れ去られ、監禁されてしまった絶望的な状況。第14話の衝撃的なラストから続く第15話では、途方に暮れる愛子の元に意外な協力者が現れ、物語が反撃に向けて大きく動き出します。
途絶えた連絡と、現れた協力者
優馬が連れ去られてから3日が経過しました。 愛子は何度も連絡を試みますが、電話もLINEも繋がらない状況に不安を募らせます。 「連絡を取りたくても取れない状況ってこと?」と、彼が囚われている可能性に思い至るのでした。
優馬の母からの電話
その時、愛子のスマートフォンに知らない番号から電話がかかってきます。 相手は、優馬の母親でした。 彼女は、かつて愛子を「夫の愛人」と罵ったことを謝罪したいと、会う約束を取り付けます。
全ての真実と、探偵の調査報告書
カフェで再会した二人。優馬の母は、会うなり「ごめんなさい 愛子ちゃん!」と土下座をして愛子に謝罪します。
「主人の愛人は、あなたじゃなくてお姉さんの紗栄子ちゃんだったのね」
優馬の母は、離婚と慰謝料請求の準備のために探偵を雇って夫を調査していました。 その調査報告書には、夫と紗栄が10年以上も前から愛人関係にあったという、衝撃の事実が写真付きで記されていたのです。
姉が仕組んだ罠
さらに、夫のスマートフォンを調べたところ、紗栄が夫に指示し、「愛子ちゃんを薬で眠らせてホテルで写真を撮る」ように仕向けたLINEの履歴が残っていました。 これにより、ホテルでの一件が、紗栄の仕組んだ卑劣な罠であったことが完全に証明されます。愛子は被害者だったのです。
新たな協力関係と、反撃の誓い
夫と紗栄の裏切りを知った優馬の母もまた、被害者でした。二人は、それぞれの目的のために協力関係を結びます。
囚われの息子を想う母の涙
愛子は、優馬が現在、父に連れ去られ連絡が取れないことを告げます。 優馬の母は「主人のこと…さすがに自分の息子に危害を加えるようなことまでしないって信じたいけど…」と、夫の異常性を知り、息子の身を案じて涙ぐむのでした。
紗栄の居場所と、反撃の切り札
愛子は優馬を助け出すため、紗栄の居場所を尋ねます。 優馬の母は調査済みだった紗栄の自宅住所を愛子に教えました。 愛子は「直接乗りこんで優馬の居場所を聞き出してきます」と決意を固めます。 そして、この探偵の調査報告書こそが、「お姉ちゃんと優馬を離婚させることができるかもしれない」最強の切り札になることに気づくのでした。
監禁下の優馬と、紗栄の狂気
一方、ロフトに監禁されている優馬。紗栄は彼に食事を運び、歪んだ日常が続いていました。 「こんなこといつまで続けるつもりなんだ?」と問う優馬に、紗栄は「それは優馬君次第じゃない?」と答えます。 「もう二度と愛子としかしないなら一生ここでそうしてれば?」と、彼女は優馬を完全に自分の所有物として扱い、その狂気はもはや揺るぎません。
【私の彼が姉の夫になった理由】15話を読んだ感想(ネタバレあり)
第15話は、これまで敵だと思っていた優馬の母が強力な味方となり、物語が大きく反撃へと舵を切る、非常にカタルシスのある回でした。優馬の母の心からの謝罪には、彼女の誠実さが感じられ胸を打たれます。そして、探偵の調査報告書というこれ以上ない「証拠」を手に入れたことで、読者としても「これで勝てる!」と拳を握りしめたくなるような展開です。
紗栄と優馬の父の10年来の不倫関係や、ホテルでの一件が紗栄の指示だったというLINEの履歴など、これまでの悪行が客観的な証拠として示されたことで、彼らの異常性が際立ちました。 そして何より、愛子の成長が著しいです。「私一人で行きます」と、紗栄の元へ乗り込むことを決意した彼女の姿は、もはやかつての気弱なヒロインではありません。優馬を救い出し、自らの手で幸せを取り戻そうとする強い意志を感じました。最終決戦の幕開けを予感させる、非常に重要な回だったと思います。
【私の彼が姉の夫になった理由】15話のネタバレまとめ
- 優馬と連絡が取れず不安な愛子の元に、優馬の母親から連絡が入りました。
- 優馬の母は探偵を雇っており、夫と紗栄が10年来の愛人関係であったこと、ホテルでの一件が紗栄の指示だったことを突き止めていました。
- 優馬の母は愛子に謝罪し、二人は優馬を救うために協力関係を結びます。
- 愛子は、紗栄と優馬を離婚させる切り札となる調査報告書を手に、紗栄の家へ乗り込むことを決意しました。
- 一方、優馬は紗栄によってロフトに監禁され続けていました。
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