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【ワンピース】1159話ネタバレ速報!ロックスの正体と本名が判明

ずっちー

「ワンピース」1159話のネタバレ情報を深く知りたい方へ、ようこそお越しくださいました。この記事では、物語の歴史が大きく動いたゴッドバレー事件の核心に、いよいよ迫る衝撃的な展開を徹底的に詳しく解説します。多くの読者が長年待ち望んだ伝説の海賊ロックスの驚くべき本名、そして「Dの一族」の中でも異質とされるデービー一族の秘密が、ついに明らかになりました。

それだけではありません。後の四皇シャンクスと黒ひげティーチが経験した壮絶な過去、さらには革命家ドラゴンの原点となる意外な事実まで、物語の根幹を根底から揺るがすほどの重要情報が凝縮されています。この記事を最後までお読みいただければ、1159話で描かれた「運命の島」で何が起こったのか、その全貌を余すところなく深く理解できるはずです。

この記事で分かること
  • ロックスの本当の名前と、謎に包まれた一族の正体
  • ゴッドバレー事件の引き金となったシャクヤク誘拐事件の真相
  • シャンクス、ティーチ、そしてドラゴンの意外な過去との関わり
  • 物語の今後の展開に大きく影響する重要な伏線の数々

ワンピース 1159 話 ネタバレの速報と展開

  • シャクヤク誘拐事件の黒幕が判明
  • 王直の裏切りが事件の引き金か
  • ガーリング聖がシャンクスの母を襲撃
  • 若き日のドラゴンがいた海軍時代
  • モルガンズの情報操作が世界を動かす

シャクヤク誘拐事件の黒幕が判明

「ワンピース」1159話の物語は、後の歴史的大事件へと繋がる重要なプロローグ、ゴッドバレー事件の1年前に起きた「シャクヤク誘拐事件」の衝撃的な真相から幕を開けます。当時、元九蛇海賊団皇帝であり、その美貌と強さから海賊島ハチノスの「宝」とまで称賛されていたシャクヤクが、厳重な警護体制をいとも簡単に破って何者かに攫われてしまいました。この時、護衛の任に就いていた首領マーロンは無残にも殺害され、この一件は世界経済が数週間にわたって停滞するほどの大ニュースとして世界を駆け巡ります。

これまで多くの謎に包まれていたこの事件ですが、その卑劣な黒幕は、なんとロックス海賊団の内部に潜んでいました。犯人は、幹部の一角を占める王直です。彼は世界政府と裏で通じ、はした金と引き換えに仲間であるはずのシャクヤクを売り渡していたのです。作中では、王直が一人ほくそ笑みながら受け取ったであろう札束を数える様子が一コマはっきりと描かれており、彼の悪質な裏切りが疑いのない事実として示されました。

この裏切り行為は、ロックスをはじめとする他の海賊団メンバーには全く知られていなかった模様です。センゴクがかつて語ったように、ロックス海賊団は「仲間殺しが絶えない」仲の悪い集団であったとされていますが、仲間を外部組織に売り渡すという行為は、海賊社会においても許されざる禁忌です。この一件は、最強と謳われた海賊団が、その実、内部から崩壊の要因を抱えていたことを明確に物語っています。

王直の裏切りが事件の引き金か

前述の通り、王直の裏切り行為は、単なる誘拐事件という枠には到底収まりませんでした。結果として、この一つの出来事がドミノ倒しのように連鎖し、世界の勢力図を塗り替えるほどの歴史的な大事件「ゴッドバレー事件」へと発展する、直接的な引き金になったと考えられます。

シャクヤクが攫われ、ゴッドバレーに連行されたというニュースは、世界中に瞬く間に広がりました。当然、彼女に特別な思いを寄せていたゴール・D・ロジャーや、自らの本拠地であるハチノスの「宝」を奪われたロックス海賊団が、この事態を座視しているはずがありません。彼らはそれぞれの目的と矜持を胸に、シャクヤクを奪還するため、彼女が連れて行かれたとされる西の海の辺境の島、ゴッドバレーを目指すことになります。

つまり、王直という一人の男の金銭欲と裏切りがなければ、当時最強と謳われた二つの大海賊団がゴッドバレーという同じ舞台に立つことはなかったかもしれません。この裏切りがなければ、彼らを追う形で海軍の英雄ガープが現地に赴くこともなかったでしょう。一つの裏切りが、ロジャー、ロックス、ガープといった、本来決して交わるはずのない時代の覇者たちを一つの島に引き寄せ、歴史を大きく動かすきっかけを意図せずして作ったと言えるのです。

ガーリング聖がシャンクスの母を襲撃

物語の舞台は39年前のゴッドバレーへと移り、そこには後の四皇シャンクスと、彼の双子の兄であるシャムロック、そして二人の母親である赤髪の女性の姿が穏やかに描かれます。彼女は、ゴッドバレーに帰還したフィガーランド・ガーリング聖に、愛する我が子である双子を紹介しますが、その直後、平和な光景は一瞬にして血塗られた悲劇へと変わります。

ガーリング聖は、妻であるはずの赤髪の女性に対し、何の感情も見せることなく、何の躊躇もなくその手に持つ剣を突き刺し、彼女に致命傷を負わせるのでした。そして彼は「新しい妻を発注済みだ」と、まるで物を交換するかのように冷酷に言い放ちます。この「新しい妻」こそ、ハチノスから攫われてきたシャクヤクであることを暗に示唆しているのです。この常軌を逸した行動は、天竜人の歪んだ価値観、すなわち彼らにとって家族や血縁ですらも、自らの地位や都合によって容易に取り替えられる所有物でしかないという非情さを、これ以上なく鮮烈に浮き彫りにしています。

このあまりにもむごい出来事は、物心ついたばかりのシャンクスの心に、計り知れないほど深く暗い傷跡を残したはずです。目の前で敬愛する母親を、実の父親の手によって無慈悲に傷つけられたという記憶は、彼の後の人生における全ての行動原理、例えば天竜人の血を引く者でありながら海賊として生きる道を選んだ理由や、特定の勢力に加担せず世界の「均衡」を保とうとする独自の立ち位置に、決定的な影響を与えている可能性が考えられます。

若き日のドラゴンがいた海軍時代

ゴッドバレーの地には、さらに物語の未来を大きく左右する、もう一人の意外な人物が居合わせていました。後の革命軍総司令官にして、本作の主人公ルフィの実の父親でもある、モンキー・D・ドラゴンです。当時17歳という若さの彼は、父であるガープと同じく正義の道を志し、まだ海軍に所属していました。そして、ゴッドバレーを海上から包囲し、先住民や奴隷の逃亡を防ぐという任務に、一人の海兵として参加していたのです。

作中での彼は、天竜人の気まぐれな命令によって、何の罪もないゴッドバレーの先住民を狩り立てるという任務に対し、「なぜこんなことを…」と拭いきれない強い疑問と葛藤を抱いている様子が描かれています。純粋に世界の平和と正義を信じて海兵になったであろう一人の青年が、自らが所属する組織の最も醜悪で非人道的な行いを目の当たりにし、その信じてきた「正義」に深刻な疑念を抱き始めた、まさにその瞬間でした。

このゴッドバレーでの忌まわしい経験こそが、ドラゴンが後に海軍という組織に見切りをつけ、世界政府そのものに反旗を翻す革命軍を立ち上げる、最も大きな原動力となったことは間違いないでしょう。さらに、後の革命軍で中心的な役割を担うことになるイワンコフ、ジニー、そしてバーソロミュー・くまといった面々も、奴隷としてこの島に送り込まれていました。この事実は、ゴッドバレーが単なる悲劇の舞台ではなく、後の世界を変える革命の思想が芽生えた、運命的な原点の地であったことを示唆しています。

モルガンズの情報操作が世界を動かす

ゴッドバレーで天竜人による残虐な人間狩りが行われるという事実は、本来、世界政府の権威を守るために、決して外部に漏れてはならない極秘情報でした。しかし、この情報が何者かの手によって海賊たちの耳に届いたことで、事態は世界政府の想定を遥かに超えて大きく動き出すことになります。その情報漏洩という蜘蛛の糸を裏で巧みに操っていたのが、世界経済新聞社を率いる「ビッグ・ニュース」モルガンズその人でした。

最も驚くべき点は、当時彼がわずか15歳であったという事実です。この若さで、彼はすでに世界政府の諜報部員(サイファーポール)を恐喝して極秘情報を引き出すほどの、常人離れした情報収集能力と交渉術、そして大胆不敵さを持ち合わせていました。モルガンズは、そうして手に入れた「シャクヤクがゴッドバレーにいる」という核心的な情報を、意図的にロックスやロジャーといった大海賊たちにリークしたのです。

彼の目的は、おそらく金儲けや単なるジャーナリズムの発露にとどまらず、世界の秩序を根底から揺るがし、それを壮大な「物語」として世界に発信する、彼ならではのエンターテインメントの追求だったのでしょう。結果として、彼のたった一本の情報リークが、時代の覇者たちをゴッドバレーへと導き、歴史上類を見ない大事件を演出し、自らがその目撃者となる形を作り上げました。若き日のモルガンズが、すでに世界の動向を左右するほどの情報操作能力を持っていたという事実は、情報が持つ力の恐ろしさと影響力を示す、非常に興味深いエピソードです。

核心に迫るワンピース 1159 話 ネタバレ考察

  • ゴッドバレーで開催される非道な人間狩り
  • 囚われたティーチがゴッドバレーに登場
  • ロックスの本名はデービー・D・ジーベック
  • 800年ぶりに現れたデービー一族とは

ゴッドバレーで開催される非道な人間狩り

ゴッドバレーで起きていた全ての出来事の核心、それは天竜人が3年に一度の頻度で開催する「先住民一掃大会」、すなわち究極の悪趣味である「人間狩り」でした。この大会は、世界政府に加盟していない国の島を舞台に選び、そこに住む何の罪もない先住民を文字通り「兎(ターゲット)」に見立て、天竜人たちがハンターとなって彼らの命を奪うことを楽しむという、狂気の沙汰としか言いようのないゲームです。

この大会では、島の先住民だけでなく、天竜人が所有する奴隷のうち、特に「素行に問題がある」と見なされた者たちもターゲットとして島に放たれます。彼らには「3週間逃げ切れば自由の身」という偽りの希望が与えられますが、過去に生存者は一人もいないとされています。そして、この狂気のゲームをさらに盛り上げるための「賞品」も用意されていました。ハチノスから攫われたシャクヤクは、その中でも最高位の賞品として扱われ、大会で最も多くの「獲物」を狩った優勝者が、彼女を妻とするか奴隷とするかを選ぶ権利を得られると定められていたのです。

この非人道的なゲームの存在は、世界の創造主の子孫を自称する世界貴族、天竜人の歪んだ特権意識と、彼らが自分たち以外の人間を同じ生命体として認識しておらず、その命を虫けらのようにしか思っていないというおぞましい現実を、読者にまざまざと見せつけます。ゴッドバレーが後に「歴史から消された島」となった理由は、単にそこで大海賊たちが激突したからだけでなく、世界政府が自らの体制の根幹を成す天竜人の、この残虐非道な行いを完全に隠蔽する必要があったからではないかと強く推察されます。

囚われたティーチがゴッドバレーに登場

この死と絶望が渦巻く人間狩りのターゲットの中には、後の時代に四皇の一角を占めることになる、マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)の幼い姿もありました。まだわずか2歳ほどのティーチは、彼の母親と共に捕らえられ、冷たい手錠をかけられた状態で、これから始まるであろう死のゲームの開幕を待っていました。その姿は、後の彼の豪放磊落なイメージとはかけ離れた、無力でか弱い子供そのものです。

彼の母親は、自分たちに訪れるであろう過酷な運命を前にしながらも、絶望的な状況下で必死に息子を励まし、「何があっても生き延びなければならない…!」と力強く語りかけます。この母親の言葉は、後のティーチの全ての行動原理、すなわち目的を達成するためにはいかなる卑劣な手段も厭わず、どんな窮地からでも必ず生き延びて成り上がろうとする、異常なまでの執念深さの原点となっている可能性が極めて高いと考えられます。

ティーチの血筋が特別であることは、作中の様々な場面で示唆されてきましたが、彼がこれほどまでに壮絶で悲惨な幼少期を送っていたという事実は、彼の複雑なキャラクター像に一層の深みを与えます。天竜人に対する拭い去れない憎しみや、二度と誰にも虐げられないための圧倒的な力への渇望は、間違いなくこのゴッドバレーでの屈辱的で非人道的な体験によって、彼の魂の最も深い部分に刻み込まれたものだと考えられるのです。

ロックスの本名はデービー・D・ジーベック

「ワンピース」1159話において、読者に最も大きな衝撃を与えた事実、それは長らく謎に包まれてきた伝説の海賊ロックス・D・ジーベックの本当の名前が明かされたことでしょう。彼はゴッドバレーへ向かう航海の途中、彼の行く手を阻もうとした巨人族の王ハラルドに対し、これまで誰にも明かさなかったであろう自身の出自を静かに、しかし力強く打ち明けました。

ロックスが明かしたその本当の名前、それは「デービー・D・ジーベック」です。さらに彼は、自分の生まれ故郷が、皮肉にも今まさに目的地としているゴッドバレーそのものであり、その地には守るべき妻と子供がいるという驚くべき事実を告白します。つまり、彼がゴッドバレーに向かう真の目的は、世間で噂されているシャクヤクの奪還や世界への破壊衝動といったものではなく、世界政府による非道な人間狩りの脅威に晒されている自らの家族を、命を懸けて救い出すことだったのです。

この衝撃的な告白により、これまで「世界の王になる」という野望のために破壊の限りを尽くした、単なる悪の化身として語られてきたロックスの人物像は、180度覆ることになりました。彼もまた、愛する家族を守るために戦う一人の人間であったという側面が示唆されたことで、物語は善悪二元論では語れない、新たな深みと奥行きを獲得したと言えます。

800年ぶりに現れたデービー一族とは

ロックスの本名と共に明かされた「デービー一族」という未知の存在は、これまで物語に登場してきた「Dの一族」の中でも、さらに輪をかけて特別で、そして忌むべき血筋であることを強く示唆しています。ロックスは自らの先祖が、現実世界の伝承にも登場する海の悪魔「デービー・ジョーンズ」であると語り、この一族が世界政府の成立以来、実に800年もの長きにわたって、歴史の闇から執拗に追われ、その血を根絶やしにされようとしてきたと述べました。

800年前という時代は、「空白の100年」が終わりを告げ、現在の世界政府が誕生した時代と完全に一致します。このことから、デービー一族は「空白の100年」の間に何が起きたのか、その世界の真実を知る一族であり、世界政府にとっては、その存在自体が自らの支配体制の正当性を根底から揺るがしかねない、最大の脅威であった可能性が非常に高いと考えられます。

その仮説を裏付けるように、ゴッドバレーで開催された人間狩り大会の終盤では、幼いティーチが「800年ぶりに再発見されたデービー一族の生き残り」として、最高得点の特別賞品「スーパーレアラビット」に指定されていました。後の黒ひげ、マーシャル・D・ティーチが、なぜ複数の悪魔の実の能力を得られるのか、なぜ眠らないのかといった数々の謎も、このデービー一族が持つ未知の特異体質に関係しているのかもしれません。世界の根幹に関わる、極めて重要な伏線が提示された瞬間です。

Dの名を持つ主な人物特徴・関連事項
モンキー・D・ルフィゴムゴムの実(ヒトヒトの実モデルニカ)の能力者、「太陽の神」
ポートガス・D・エースメラメラの実の能力者、海賊王ゴール・D・ロジャーの息子
マーシャル・D・ティーチヤミヤミの実とグラグラの実の能力者、デービー一族の末裔か
トラファルガー・D・ワーテル・ローオペオペの実の能力者、「D」は忌み名として隠されていた
ゴール・D・ロジャー元海賊王、万物の声を聞く力を持ち、ラフテルに到達した
デービー・D・ジーベックロックスの本名、世界政府に800年間追われるデービー一族の末裔

ワンピース 1159 話 ネタバレの要点まとめ

今回の「ワンピース」1159話で明らかになった、物語の核心に触れる重要なポイントを、以下に箇条書きでまとめます。これらの要素は、今後の物語の展開を読み解く上で欠かせない鍵となります。

  • ロックスの本当の名前はデービー・D・ジーベックであった
  • ロックスの一族は800年間世界政府に追われるデービー一族である
  • デービー一族の祖先は伝説の海の悪魔デービー・ジョーンズとされる
  • ロックスの生まれ故郷はゴッドバレーであり、そこに妻と子がいた
  • 黒ひげティーチもまたデービー一族の末裔であることが確定した
  • シャクヤク誘拐事件の真犯人はロックス海賊団の幹部、王直だった
  • 王直は金銭と引き換えにシャクヤクを世界政府に売り渡していた
  • ゴッドバレーでは天竜人による残虐な「人間狩り」が開催されていた
  • シャクヤクやティーチ親子は人間狩りの賞品や標的とされていた
  • シャンクスの父親ガーリング聖が母親である赤髪の女性を無慈悲に剣で刺した
  • 若き日のモンキー・D・ドラゴンが海軍兵士としてゴッドバレーにいた
  • ドラゴンは海軍の非人道的な任務に強い疑問と葛藤を抱いていた
  • 後の革命軍幹部となるイワンコフ、くま、ジニーも奴隷として島に集っていた
  • 当時わずか15歳のモルガンズがゴッドバレーの極秘情報を意図的にリークした
  • 王直の裏切りとモルガンズの情報操作が、時代の覇者たちをゴッドバレーに集結させた
  • ゴッドバレーは複数の重要人物の過去と運命が複雑に交差した「運命の島」だった
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コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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