【灼灼風流】あらすじから最終話まで全話ネタバレ解説

ずっちー

中国ドラマ『灼灼風流』の結末や物語の全貌について、詳しいネタバレ解説をお探しではないでしょうか。

  • 最終的に誰と誰が結ばれるのか、ハッピーエンドなのか知りたい
  • 登場人物が多くて話が複雑なので、時系列で分かりやすく整理したい
  • 柔嘉公主の野望や拒馬河の戦いの真相など、物語の核心となる謎を深く理解したい

多くの方が、このような思いで情報を探していることでしょう。聡明で野心あふれるヒロイン・慕灼華が、自らの才覚で運命を切り開き、戦神と恐れられる王爺・劉衍との愛を育んでいくこの物語は、単なるラブロマンスに留まらない、壮大な宮廷陰謀劇でもあります。

この記事では、そんな『灼灼風流』の第1話から最終回までの全話あらすじを、ネタバレありで徹底的に解説していきます。

この記事を読むことで、複雑に絡み合った伏線や登場人物たちの心の機微、そして物語が迎える感動の結末まで、全ての流れを詳細に把握することができます。

ただし、メリットがあればデメリットもございます。この記事は結末を含む全てのネタバレを記載しているため、ご自身でドラマを視聴する際のドキドキ感や新鮮な驚きが薄れてしまう可能性があります。もし、ご自身の目で物語の結末を確かめたいとお考えの方は、ご注意ください。

それでも「結末を知った上で、物語の深さを再確認したい」「時間がないので要点だけ知りたい」という方にとっては、これ以上ないガイドとなるはずです。

それでは、壮大な物語の幕開けから、一緒に見ていきましょう。

Contents
  1. 【灼灼風流】ってどんなあらすじ?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)
  2. 【灼灼風流】最終回まで全話ネタバレ・あらすじ解説

【灼灼風流】ってどんなあらすじ?世界観や登場人物を解説(ネタバレあり)

どんなあらすじ?世界観や設定をわかりやすく解説!

物語の舞台は、架空の国「南宸」。この時代、女性が学問を修め、官吏として国に仕えることは、まだ夢のまた夢とされていました。多くの女性は、良家に嫁ぎ、夫を支え、子を産むことだけが幸せだと教え込まれています。

そんな旧態依然とした価値観が根強い江南の地で、一つの才能が芽吹こうとしていました。主人公の慕灼華(ぼ・しゃくか)です。彼女は、決められた結婚という運命に抗い、自らの知識と才覚だけを武器に、官吏登用試験である「科挙」に挑み、国を動かす存在になることを夢見ています。

一方、南宸には「戦神」と敵国から恐れられる英雄、**定王・劉衍(りゅう・えん)**がいました。彼は5年前の「拒馬河の戦い」で国を救いますが、多くの仲間を失い、心に深い傷を負っています。その戦いの裏には、宮廷内のドロドロとした陰謀が渦巻いていました。

物語は、自らの力で運命を切り開こうとする慕灼華と、過去の謎と復讐心に生きる劉衍という、全く異なる世界に生きる二人が出会うところから始まります。二人は時に反発し、時に協力しながら、国を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かい、そして互いにとってかけがえのない存在となっていくのです。これは、愛と理想を貫き、自らの手で時代を切り開いた、一人の女性と一人の英雄の壮大な物語です。

主要な登場人物を紹介

慕灼華(ぼ・しゃくか)

本作の主人公。江南の裕福な商人の家に生まれるも、低い身分の母親から生まれた庶子。決められた結婚を拒否し、自らの才覚で官吏になることを目指して家出します。聡明で行動力があり、どんな逆境にも屈しない強い意志の持ち主です。医術にも長けています。

劉衍(りゅう・えん)

南宸の皇族で、「戦神」と称えられる英雄。皇帝の叔父にあたります。5年前の戦いで心と体に深い傷を負い、その原因となった宮廷の陰謀の真相を密かに探っています。冷静沈着で近寄りがたい雰囲気をまとっていますが、根は優しく情に厚い人物です。

柔嘉公主(じゅうかこうしゅ)・劉皎(りゅう・こう)

皇帝の異母妹。5年前に婚約者を戦で亡くして以来、未亡人として過ごしています。表向きは、慈善事業に身を捧げる心優しき「神女」として民から絶大な人気を誇りますが、その裏には恐るべき野望を隠しています。

沈驚鴻(しん・けいこう)

科挙を主席で合格した、寒門(平民)出身の天才。柔嘉公主に恩義を感じ、彼女に絶対の忠誠を誓っています。国のための改革に燃える理想主義者ですが、その純粋さが、後に大きな悲劇を引き起こすことになります。

劉琛(りゅう・しん)

南宸の第一皇子。当初は世間知らずで未熟な面が目立ちますが、慕灼華や叔父である劉衍と関わる中で、次第に王位継承者としての自覚と器を身につけていきます。

【灼灼風流】最終回まで全話ネタバレ・あらすじ解説

1話ネタバレはこちら

江南の豪商・慕家の七女である慕灼華は、県の役人の側室になることを決められていました。しかし、学問で身を立てたいと願う彼女は、父が新たな側室を迎える騒動に乗じて、侍女の郭巨力と共に家出を決行します。目指すは、女性にも科挙の道が開かれた都・定京。その道中、戦神と名高い定王・劉衍の凱旋行列に遭遇しますが、追手から逃れるため、咄嗟の機転でその行列を強引に突破します。しかし、彼女が目にした定王は偽物でした。本物の劉衍は、5年前の戦いの真相を探るため、密かに行動を開始していたのです。定京に到着した慕灼華は、生活のために医術の知識を使い、妓女の宋韵を救います。その縁で、彼女は新たな波乱の舞台となる小秦宮へと足を踏み入れることになります。

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【感想】 第1話から、慕灼華のキャラクターが炸裂していて、最高にワクワクしました!決められた結婚なんて真っ平ごめんと、自らの頭脳と行動力で運命を切り開いていく姿は、見ていて本当に爽快です。特に、あの定王の行列に「母が危篤なんです!」と泣き落としで突っ込んでいくシーンは、彼女の大胆さとユーモアが凝縮された名場面でしたね。一方で、華やかな凱旋の裏で、孤独に過去の謎を追う劉衍の姿も描かれ、物語に深みを与えています。光と影、全く異なる世界に生きる二人が、これからどう交わっていくのか。壮大な物語の始まりを告げる、完璧な第1話だったと思います。「私は花ではなく、自分を守れる大樹になる」。彼女のこの誓いが、どう実現されていくのか、最後まで見届けたくなりました。

2話ネタバレはこちら

小秦宮で妓女・雲想月を指名した劉衍でしたが、彼女が影武者であることを見抜きます。本物の雲想月、すなわち旧友の娘・袁惜月と対峙し、父の無実を晴らす手助けを申し出ますが、その直後、刺客の襲撃により彼女は毒殺されてしまいます。袁惜月の血に触れた劉衍も毒に侵され倒れますが、偶然その場を通りかかった慕灼華の応急処置によって一命を取り留めました。事件の容疑者として役所に連行された慕灼華でしたが、その卓越した医術の腕を見込まれ、劉衍の主治医として定王府に召し出されます。そこで彼女は、最初の遭遇時から劉衍の正体を見抜いていたことを明かし、その聡明さで彼を驚かせるのでした。

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【感想】 第2話は、二人の主人公の知性と胆力が火花を散らす、非常にスリリングな回でした!袁惜月の悲劇的な死は本当にショックでしたが、それがきっかけで慕灼華と劉衍という二人の天才が出会うことになるなんて、運命の皮肉を感じずにはいられません。劉衍が慕灼華を刺客と間違えて首を絞めるシーンは本当にハラハラしましたが、そこからの慕灼華の冷静な対応が見事でしたね。命の危機にありながら、医者としての務めをきっちり果たし、後のことまで考えて自分の居場所を伝えるなんて、一体どれだけ胆力が据わっているのでしょうか。この出会いが、二人の運命、そして国の運命をどう変えていくのか、期待で胸がいっぱいです。

3話ネタバレはこちら

慕灼華は、劉衍の体内の毒と、雲想月殺害に使われた毒の関連性から、犯人が宮廷内部の人間、しかも劉衍の体質を知る近しい人物であると推理します。一方、劉衍も彼女の素性を調査させ、その謎多き経歴に興味と警戒を深めていました。そんな中、慕灼華は街で家の追っ手に捕まりそうになりますが、偶然通りかかった柔嘉公主に助けを求める機転で窮地を脱します。公主はその聡明さで慕灼華の意図を見抜きながらも、彼女を保護。この様子を見ていた劉衍も、陰ながら追手を捕らえさせるなど、彼女への関心を隠せなくなっていました。しかし、劉衍の命を狙う真の黒幕が、皇太后であることも示唆されます。

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【感想】 第3話で物語の縦軸(劉衍を巡る陰謀)と横軸(慕灼華の立身出世)が本格的に動き出しましたね!慕灼華と柔嘉公主という、二人の聡明で強い女性が出会うシーンにはワクワクしました。「神女」と呼ばれる公主と、「大樹になる」と誓う慕灼華、二人が今後どのような関係を築くのか非常に楽しみです。そして、慕灼華のピンチを陰からそっと救う劉衍の姿には、思わずキュンとしてしまいました。口では彼女を疑いながらも、その才能と胆力に惹かれ、放っておけない存在になっているのが伝わってきます。宮廷サスペンスとしての面白さが加速し、目が離せません!

4話ネタバレはこちら

柔嘉公主の勧めで、慕灼華は都の知識人たちが集う「文錚楼」の書生会へ向かいます。その日の議題は、劉衍を暗に批判する「養虎為患」。才気あふれる青年・沈驚鴻が見事な弁舌で注目を集める中、慕灼華は目立つことを避け「高みの見物」に徹します。会が終わった後、再び家の追っ手に待ち伏せされた彼女は、その場に現れた劉衍を盾にするという大胆な芝居で危機を乗り越えました。劉衍は彼女の策略を見抜きながらも、結果的に彼女を助けることになります。一方、沈驚鴻はかつて自分を救ってくれた恩人である柔嘉公主が運営する済善堂で、子供たちの教師となることを誓うのでした。

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【感想】 第4話は、登場人物たちの「知性」が光る回でした。特に、慕灼華が高みの見物を決め込んだり、劉衍を盾にしたりする場面での駆け引きが面白かったです。彼女の度胸と頭の回転の速さには、毎度感心させられますね。そして、そんな彼女の策略に呆れながらも、結局助けてしまう劉衍の不器用な優しさ。二人の関係が少しずつ変化しているのが感じられて、とても微笑ましかったです。新たに登場した沈驚鴻も、ただの天才ではなく、公主への深い忠誠心を持つ魅力的なキャラクター。彼が今後、物語にどう関わってくるのか、非常に楽しみです。

5話ネタバレはこちら

会試を目前に控えた慕灼華は、劉衍と偶然再会し、還陽散の捜査に関するヒントを与えます。その見返りとして、彼女は謎に包まれた自身の母親の出自を調べてほしいと依頼。二人の間に「協力関係」が芽生えます。その後、劉衍は彼女を伴い、旧友・袁成明の墓を掘り起こして遺体を検視させました。白骨を前にしても動じない慕灼華は、遺体に残された痕跡から、犯人が鍼を用いた特殊な殺害方法を用いたことを突き止め、事件の真相に一歩近づくのでした。

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【感想】 第5話は、慕灼華の医者としての卓越した能力が、事件解決の鍵となるミステリー要素の強い回でした。白骨を前にしても臆さず真実を追求する彼女の姿に、改めて感銘を受けましたね。そして、劉衍と慕灼華の関係の変化にもドキドキしました。疑いながらも彼女の能力を頼らざるを得ない劉衍と、彼を利用しつつも協力関係を築こうとする慕灼華。二人の間の緊張感と信頼感が入り混じった複雑な関係が面白いです。母親の出自という新たな謎も登場し、物語にさらなる奥行きが生まれました。

6話ネタバレはこちら

袁成明の死因が皇室の暗器である可能性が浮上した直後、慕灼華と劉衍は刺客に襲われます。命懸けの逃避行の中、劉衍は負傷した慕灼華を背負い、高熱を出した彼女を自ら看病するなど、不器用な優しさを見せました。この危機を共に乗り越えたことで、二人の心の距離は急速に縮まっていきます。一方、宮廷では皇帝が母である皇太后と対立。劉衍暗殺計画の黒幕が皇太后であることが確定し、彼女が過去に幼い劉衍を殺害しようとしたという衝撃の事実も明らかになるのでした。

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【感想】 第6話は、息もつかせぬアクションと、登場人物たちの心の奥深くを描くヒューマンドラマが融合した神回でした!劉衍の魅力が爆発していましたね。負傷した彼女を当たり前のように背負ったり、寒がる彼女に自分の外套をかけてあげたり、極めつけは深夜の看病シーン…。あの不器用な手つきで薬を飲ませてあげる姿に、ギャップ萌えしない人がいるでしょうか!?冷徹な英雄の仮面の下にある、人間らしい温かさに完全に心を掴まれました。そして宮廷の闇の深さ…。実の息子にまで牙をむく皇太后の狂気に戦慄しました。

7話ネタバレはこちら

ついに科挙の最終試験「会試」の日。寝過ごして遅刻しそうになった慕灼華を、劉衍が自らの馬に乗せて試験会場まで送り届け、周囲に波紋を広げます。試験では、彼女は苦手な詩作を乗り越え、政策論では自らの信念を貫き、主流派に逆らう革新的な「共栄策」を論じました。その結果、見事17位で会試に合格。女性官吏の誕生という快挙を成し遂げます。しかしその裏で、皇太后が彼女の存在を危険視し、身辺調査を命じていました。

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【感想】 慕灼華の人生を懸けた挑戦、その始まりを固唾をのんで見守った第7話でした!三日三晩にわたる過酷な試験の様子がリアルに描かれていて、まるで自分も一緒に試験を受けているかのような緊張感を味わいました。彼女が信念を貫き、大胆な政策論を書き上げた場面では、彼女の不屈の精神に胸が熱くなりましたね。そして、劉衍が彼女を会場まで送り届けるシーンのロマンチックさ!彼の不器用な優しさが、彼女の大きな支えになったことは間違いありません。ついに掴んだ合格ですが、皇太后の不穏な動きもあり、彼女の戦いはまだ始まったばかり。今後の展開がますます楽しみです。

8話ネタバレはこちら

会試に合格した慕灼華は、柔嘉公主から合格者たちが集う詩会に招待されます。しかし、その場は唯一の女性合格者である彼女への嫉妬と偏見に満ちていました。男たちの陰口に、慕灼華は堂々と反論。そこへ駆けつけた柔嘉公主が、彼女の公正な立場を守り、偏見に満ちた男たちを厳しく叱責します。詩会のお題「牡丹」では、詩作が苦手な慕灼華が、劉衍の名を騙るという奇策で見事一位を勝ち取り、褒美である稀書『滄陵志』を手に入れるのでした。

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【感想】 第8話、最高にスカッとしました!慕灼華の痛快な逆転劇、まさに真骨頂でしたね。陰口を叩く男たちを一瞬で黙らせる啖呵もかっこよかったですし、何より柔嘉公主が颯爽と現れて彼女を守るシーンには鳥肌が立ちました。強い女性同士が連帯し、理不尽な偏見に立ち向かう姿は、見ていて本当に気持ちが良いです。そして、劉衍の名を騙って詩会で一位を獲ってしまうという奇策には度肝を抜かれました(笑)。あの度胸と悪知恵、大好きです。劉衍がそれを黙認(あるいは楽しんでいる)であろう様子も、二人の関係性の面白さを増していますね。

9話ネタバレはこちら

官吏登用への最終試験「殿試」。その晴れの舞台で、慕灼華は何者かの妨害により答案用紙を墨で汚されるという絶体絶命のピンチに陥ります。しかし、彼女は母の言葉を胸に諦めず、皇帝陛下の前での口頭試問で見事な弁舌を披露。その結果、女性として史上初の第三席「探花」に選ばれるという快挙を成し遂げました。祝宴の後、劉衍から硯を倒したのは自分であり、彼女の覚悟を試すためだったと告白され、謝罪を受けます。そして彼は、合格祝いとして約束の玉佩を贈り、「私の配下になるか、それとも距離を置くか」という、彼女の未来を左右する選択を迫るのでした。

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【感想】 第9話は、慕灼華の努力が報われるカタルシス満載の回でした!特に殿試でのピンチを乗り越えるシーンは、手に汗握る展開で最高でしたね。彼女の不屈の精神には、本当に頭が下がります。そして、劉衍が硯を倒した犯人だったという展開!驚きましたが、彼の行動の裏にある「彼女を試す」という厳しい愛情に、彼の複雑なキャラクターの魅力を感じました。謝罪と共に玉佩を渡すシーンは、本作屈指の名場面だと思います。「私の配下になるか」という彼の問いは、もはやプロポーズですよね!?二人の関係がどうなっていくのか、本当に楽しみです。

10話ネタバレはこちら

探花となった慕灼華は、翰林院の正六品に任じられ、官吏としての第一歩を踏み出します。しかし、初出仕の日から先輩官吏に「女子に官服は不似合いだ」と嘲笑されるなど、厳しい偏見の洗礼を受けました。それでも彼女は堂々と反論し、同じく新人の沈驚鴻、孫雲謙と友情を育み、三人で協力していくことを誓います。一方、亡き母の出自の手がかりである「杏の木と池のある屋敷」を探していた彼女は、ついにその場所を突き止めます。しかし、その屋敷は偶然にも自分の新居の隣家であり、さらにその住人が定王・劉衍であったことが判明するのでした。

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【感想】 第10話は、慕灼華の官吏としての新生活が始まり、物語が新たなステージに進んだワクワク感と、いきなり隣人が劉衍だったという衝撃のラストに度肝を抜かれました!翰林院での嫌がらせには腹が立ちましたが、それに屈しない慕灼華の姿は見ていて爽快でしたね。沈驚鴻や孫雲謙という頼もしい仲間ができたことにも、胸が熱くなりました。「まさかのお隣さん」という超ラブコメ展開に、今後の二人の関係を想像してニヤニヤが止まりません。公の場では厳しい定王様が、プライベートではどんな顔を見せるのか、期待しかありませんね!

11話ネタバレはこちら

官吏となった慕灼華でしたが、翰林院の歓迎会で男性官吏たちから敵意に満ちた洗礼を受けます。さらに、その場で沈驚鴻と親しく話したことから、「二人が密会していた」という偽りの噂が都中に広まってしまいました。慕灼華は劉衍に誤解を解こうと必死に弁明しますが、彼は冷静な態度を崩しません。その後、彼女が担当する皇子たちへの講義中に喧嘩が勃発。その責任を問われた慕灼華は、彼女を敵視する皇太后から直接叱責を受けることになってしまいます。

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【感想】 第11話は、慕灼華にとってまさに四面楚歌、試練の連続でしたね。見ていて本当にハラハラしました。翰林院でのいじめ、根も葉もない噂、そして皇太后からの圧力。それでも毅然と立ち向かう彼女の姿に、改めて惚れ直しました。劉衍と柔嘉公主が噂を信じてくれなかったのが唯一の救いでしたが、劉衍の態度が少し冷たく感じられて、慕灼華と一緒に不安な気持ちになりました。馬車を無理やり止めてまで弁解する彼女の必死さに、劉衍への特別な想いが感じられて切なかったです。次々と降りかかる困難を、彼女がどう乗り越えていくのか、応援せずにはいられません。

12話ネタバレはこちら

皇子たちの喧嘩の責任を問われ、皇太后から杖刑20回を命じられた慕灼華。絶体絶命の窮地に、定王・劉衍が駆けつけます。彼は「公の場で裁くべき」という奇策で皇太后の判断を覆し、見事に慕灼華を救出。そのまま彼女を自らの屋敷である定王府に連れ帰り、身の安全のために住まわせることを決めました。思いがけない同居生活が始まる中、見舞いに訪れた沈驚鴻と親しげに話す慕灼華の姿に、劉衍は明らかに嫉妬のような感情を見せるのでした。

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【感想】 第12話、劉衍の頭脳プレイが最高にクールでした!一見、突き放すような進言で、実は彼女を救うという彼の策士ぶりに痺れましたね。そして何より、二人の同居生活がスタート!張管家のナイスアシストに感謝です(笑)。これで公私ともに二人の距離が縮まっていくのかと思うと、ワクワクが止まりません。ラストの薬のシーンも良かったですね!沈驚鴻の登場に明らかに嫉ADC嫉妬している劉衍の姿が、なんとも微笑ましかったです。戦の神と恐れられる彼が見せる人間らしい一面に、ギャップ萌えが止まりません。

13話ネタバレはこちら

定王府で療養中の慕灼華は、柔嘉公主に招かれます。公主は慕灼華の嘘の経歴を見抜きながらも、それを咎めず、自らの過去を打ち明けて「妹のように思う」と告げ、二人の間に強い絆が生まれました。一方、皇太后が慕灼華を皇子の教師から外そうと画策しますが、劉衍が先手を打って彼女を北涼使節団の接待使に任命し、その企みを阻止します。感謝の宴で劉衍に手料理を振る舞った慕灼華は、酒の勢いで「私が女の子を産んであげる」と爆弾発言をしてしまい、劉衍を激しく動揺させるのでした。

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【感想】 第13話は、慕灼華が柔嘉公主という最強の味方を得た、非常に心強い回でした。女性同士の美しい友情、あるいは姉妹のような絆が芽生えるシーンは感動的でしたね。そして、劉衍と慕灼華の関係!「私が女の子を産んであげる」という慕灼華の爆弾発言には、思わず声を出して笑ってしまいました。酔った勢いとはいえ、彼女の無意識の本心が現れたようで、とても可愛らしかったです。そんな彼女に動揺し、「もし自分が普通の男なら」と切ない想いを巡らせる劉衍もまた、魅力的でした。二人の恋模様から目が離せません!

14話ネタバレはこちら

敵対国である北涼から、第三王子・耶沐憬率いる使節団が南宸に来訪します。接待使の慕灼華は、彼から「女官吏」だと侮辱されますが、見事な切り返しで応戦。宴の席では、北涼が王女・耶沐蓁を皇帝への「贈り物」として差し出し政略結婚を迫りますが、劉衍が「皇帝の養女として迎える」という妙案を出し、外交危機を回避します。北涼の真の目的は、南宸と東夏の同盟を警戒し、定王・劉衍の健康状態と南宸の内情を探ることにありました。

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【感想】 第14話は、物語のスケールが一気に広がり、国家間の駆け引きという新たな面白さが加わりましたね!これまでの宮廷内の陰謀も面白かったですが、外交の舞台で繰り広げられる知略と舌戦には、また違った興奮がありました。特に、慕灼華が北涼の王子に一歩も引かず、痛烈な皮肉で応戦するシーンは最高にスカッとしました!彼女の活躍の場がどんどん広がっていく様子にワクワクが止まりません。そして、劉衍の知略!王女を「養女」として迎えるというアイデアは、まさに神の一手でしたね。二人が「最高のパートナー」として国事を論じ合う姿は、見ていてとても頼もしかったです。

15話ネタバレはこちら

北涼の王子・耶沐憬との酒席で、劉衍は慕灼華が用意した解酒薬のおかげで窮地を脱します。宴の後、酒に酔った劉衍は慕灼華に衝動的に口づけをし、ついに秘めていた想いを表に出しました。しかし翌朝、劉衍は昨夜のことを「覚えていない」と嘘をつき、慕灼華を深く落胆させます。一方、耶沐憬が柔嘉公主に求婚しますが、沈驚鴻が見事な弓術を披露してその申し出を毅然と退けるのでした。その頃、柔嘉公主は、死んだはずのかつての婚約者・薛将軍に酷似した、顔に傷を負う謎の男と出会います。

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【感想】 第15話、待ちに待ったキスシーンに大興奮でした!劉衍の抑えきれない想いが溢れた瞬間は、本作屈指のロマンチックな名場面でしたね。それなのに、翌朝「覚えていない」だなんて!慕灼華と一緒に「なんでよ!」とツッコミを入れてしまいました(笑)。彼の不器用さや立場を考えれば仕方ないのかもしれませんが、あまりにも切ないです。そして、沈驚鴻の弓術シーン!普段は物静かな彼が、愛する公主のためにはあそこまでの力を見せるというギャップに魅了されました。さらに、薛将軍が生きていたという衝撃の展開!二つの恋の物語がどうなっていくのか、目が離せません。

16話ネタバレはこちら

劉衍と慕灼華は北涼の王子・耶沐憬との交渉で、5年前の裏切り者が薛笑棠であるという情報を得ます。慕灼華は、劉衍が「心を乱す存在」であると自覚し、官吏としての道に専念するため、彼と距離を置くことを決意しました。その後、彼女は礼部主事に昇進しますが、江南で発生した蝗害の救済のため、第一皇子・劉琛、沈驚鴻と共に現地へ派遣されることが決まります。劉衍は劉琛と親しげに話す慕灼華の姿に嫉妬を見せるも、二人の誤解は解けないまま、すれ違いが深まるのでした。

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【感想】 第16話は、慕灼華の切ない恋心が丁寧に描かれていて、胸が締め付けられる回でした。「心を乱されるから」と距離を置こうと決意するものの、結局は彼のことで頭がいっぱいになってしまう彼女の姿に、深く共感しました。そして劉衍の嫉妬シーン!劉琛と楽しそうに話す慕灼華を見て、静かに嫉妬する彼の人間らしい一面がとても魅力的でした。口づけを覚えていないフリをしているのが、すべてのすれ違いの原因なのに!と、もどかしい気持ちでいっぱいです。故郷である江南で、彼女が官吏としてどう活躍するのか、そして二人の関係に変化は訪れるのか、次回の展開が待ちきれません。

17話ネタバレはこちら

蝗害救済のため故郷・江南に派遣された慕灼華は、地方官吏の腐敗と豪商による食糧独占という問題に直面します。彼女は民衆の怒りを利用して豪商たちを追い詰めるという奇策を講じ、自らの実家である慕家にも蔵を開けるよう迫りましたが、父親は彼女が実の娘だと気づきません。一方、劉衍もまた、薛笑棠の行方を追って江南へ。その動きを察知した皇太后は暗殺者を放ちます。その頃、柔嘉公主は、民衆の中に死んだはずの婚約者・薛笑棠らしき人物の姿を見つけ、彼が生きていることを確信するでした。

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【感想】 第17話、官吏としての慕灼華の才能が爆発する、最高に痛快な回でした!腐敗した役人や悪徳商人たちを相手に、一歩も引かずに立ち向かう姿は、本当にかっこよかったです。特に、民衆を動かして富豪たちを追い詰める奇策には鳥肌が立ちました。そして、実家との対峙シーン。自分の娘に気づかない父親の姿は滑稽でありながらも、慕灼華がどれだけ大きな存在へと成長したかを象徴する、切なくも痛快な場面でしたね。劉衍も彼女を追って江南に来てくれましたし、離れていても二人の絆を感じられて胸が熱くなりました。

18話ネタバレはこちら

蝗害救済を終えた慕灼華は、元婚約者・荘文峰の罠にはまり、薬で眠らされ命を狙われます。絶体絶命の危機を、駆けつけた劉衍に救出され、安堵から思わず彼に抱きつきました。しかし、無理がたたって倒れた劉衍を治療するため、慕灼華は実家に戻り、父と再会。父は初めて彼女が自分の娘だと気づきます。その後、慕灼華は劉衍に、自分の母親が彼の母の死に関係して罰せられた太医の娘であることを明かし、最後に、彼を避けていたのは恋心からだと本音を告白するのでした。

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【感想】 第18話は、ハラハラドキドキの展開の連続で、息つく暇もありませんでした!荘文峰の卑劣さには怒りを覚えましたが、慕灼華の機転と、劉衍の颯爽とした救出劇にはスカッとしましたね。そして、劉衍の胸に飛び込む慕灼華のシーン!本作屈指の名場面でした。二人の絆が決定的に深まった瞬間に、胸が熱くなりました。父との再会、母の出自の謎、そして最後の愛の告白と、内容が濃密すぎて感情が追いつきません!最高の回でした。

19話ネタバレはこちら

劉衍への想いを告白した慕灼華は、彼への恋心を隠しきれなくなります。父・慕栄が亡き母を侮辱した際には、劉衍が毅然とした態度で彼女を庇いました。そして彼は、慕家一同の前で自らが「定王」であると正体を明かし、慕灼華の母の遺骨を取り戻す手助けをします。一方、皇太后の罠にはまった柔嘉公主を救うため、薛笑棠が身を挺して崖から転落し、再び彼女の前から姿を消してしまいました。献身的に公主を看病した沈驚鴻の想いは、彼女に届きません。江南での役目を終えた劉衍は、都に戻る慕灼華に、彼女の師である商先生の元へ同行することを申し出るのでした。

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【灼灼風流】19話あらすじから結末まで全てネタバレ解説
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【感想】 第19話は、慕灼華の恋心が隠しきれなくなっていく様子がとても可愛らしく、見ていてキュンキュンする回でした!劉衍に同行を申し出られて、動揺しながらも結局断りきれない姿に、彼女の恋する乙女の一面が見えて微笑ましかったです。そして、劉衍が「定王」だと正体を明かすシーンは、まさに「水戸黄門」のようなカタルシスがありましたね!一方で、柔嘉公主と薛笑棠の悲劇には胸が痛みました。やっと再会できたと思ったのに…。そして、そんな彼女を献身的に看病する沈驚鴻が、あまりにも切なくて泣けました。それぞれの恋模様が複雑に絡み合い、物語の深みが増した回でした。

20話ネタバレはこちら

慕灼華は師・商老師の前で劉衍への恋心を認めますが、官吏としての夢との間で葛藤していることを打ち明け、劉衍も彼女の夢を邪魔しないと誓います。その後、慕灼華の妹・八妹妹の決死の直訴により、荘一族の悪事が暴かれ断罪されました。その功績を認められ、慕灼華はついに礼部郎中に昇進。劉衍は彼女の努力を称え、その全てを受け入れる深い包容力を見せ、二人の信頼関係はより一層強固なものとなるのでした。

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【感想】 第20話は、慕灼華のこれまでの苦労が報われる、本当に感動的な回でした!念願の「礼部郎中」への昇進、おめでとう!と、画面の前で拍手してしまいました。特に、八妹妹が勇気を振り絞って直訴するシーンには胸が熱くなりましたね。慕灼華の良い影響力が、周りの人々を確実に変えていっている。そのことが感じられて、とても温かい気持ちになりました。そして、劉衍の「これはお前の努力の結果だ」という言葉!彼女を一人の官吏として対等に認め、尊重する彼の姿勢。最高の褒め言葉であり、最高の愛情表現でした。

21話ネタバレはこちら

礼部郎中となった慕灼華は、新たな職務を順調にスタートさせます。男女が贈り物を交換する「同心節」を前に、彼女は劉衍への特別な想いを自覚し、贈り物を選ぶことに。楽器店で、金ではなく自らの「才能」を対価に、最高級の笛「独幽」を手に入れます。宴の席で、劉衍は他の女性からの贈り物を全て断りますが、慕灼華からの笛だけは喜んで受け取り、二人の絆はさらに深まるのでした。

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【感想】 第21話は、慕灼華が官吏としても、一人の女性としても、確かな自信と輝きを増していく姿が描かれていて、見ていてとても清々しい気持ちになりました。特に、笛を手に入れるシーン!「才能で支払う」という発想が彼女らしくて最高にかっこよかったです。劉衍への贈り物を探す彼女の姿に、恋する乙女心が見え隠れして、とても可愛らしかったですね。これまで「避けていた」彼女が、自ら「贈る」という行動に出た。その心の変化が嬉しかったです。そして、劉衍が彼女の贈り物だけを受け取ったシーン!静かながらも、最高の愛情表現でした。

22話ネタバレはこちら

皇太后の宴で、劉衍は孫紜紜からの笛を拒絶し、慕灼華から贈られた笛「独幽」を手に「この一本を独愛する」と公言します。恥をかかされた孫紜紜は、戸部観政として慕灼華の同僚となり、嫌がらせを始めました。一方、沈驚鴻は柔嘉公主への届かぬ想いを胸に、彼女のために薛笑棠の肖像画を贈ります。その頃、劉衍が、崖から落ちて意識不明だった薛笑棠を秘密裏に保護し、治療していたことが明らかになるのでした。

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【感想】 第22話の劉衍の「独愛宣言」、最高にかっこよかったですね!大勢の前で、きっぱりと慕灼華への想いを示した彼の男らしさに、胸が熱くなりました。孫紜紜には申し訳ないですが、最高の「ざまぁ」展開でした(笑)。職場での嫌がらせも、慕灼華が大人の対応であしらっていて爽快でしたね。そして、沈驚鴻の切なさ…!好きな人のために、その人が想う男性の絵を描いて贈るなんて、どれだけ深い愛情なのでしょうか。彼の恋がいつか報われてほしいです。最後に、薛笑棠が生きていたという展開にも驚きました!これで柔嘉公主の物語も大きく動き出しそうで、ますます目が離せません。

23話ネタバレはこちら

孫紜紜の策略と皇太后の圧力により追い詰められた慕灼華は、公の場で劉衍との関係を否定する嘘をついてしまいます。互いに誤解と嫉妬を募らせ、二人の心はすれ違いますが、年に一度の恋人たちの祭り「乞巧節」の夜、劉衍が慕灼華の前に現れ、本心を問いただしました。慕灼華は涙ながらに劉衍への想いを告白するも、身分の違いから身を引こうとします。しかし、劉衍は「そなたは嫁がず、私も娶らない。ただ愛し合えればいい」と、互いの生き方を尊重し合う二人だけの未来を約束し、口づけを交わすのでした。

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【感想】 第23話、待ちに待った二人の心が結ばれる、最高の神回でした!「彼は娶らず、彼女は嫁がず」という誓いは、これまでのどんなプロポーズよりもロマンチックで、二人の生き様そのものを表しているようでした。これまでずっと強がってきた慕灼華が、涙ながらに自分の弱さや恋心を告白するシーンには、もらい泣きしてしまいました。そして、そんな彼女を全て受け止める劉衍の告白も、本当に素敵でした。「生涯を共にしたい」というストレートな言葉に、彼の誠実さと愛情の深さを感じました。しかし、ラストの孫紜紜の不気味な笑み…。二人の幸せを、素直に喜ばせてはくれないようですね。

24話ネタバレはこちら

孫紜紜が慕灼華の戸籍偽装を皇太后に告発しますが、皇帝は全てを知った上で彼女を庇い、逆に孫紜紜は官職を解かれてしまいます。慕灼華は皇帝から正式に赦され、官吏としての地位を固めました。しかし、彼女の魅力に惹かれる男性は後を絶たず、同僚の文士宗や第一皇子・劉琛までもが彼女に想いを寄せる事態に。次々と現れる恋敵に、劉衍は嫉妬心を燃やしつつも、機転を利かせて彼らを牽制し、慕灼華を守るのでした。

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【感想】 第24話、慕灼華の戸籍問題が皇帝陛下の神采配で解決し、本当にスカッとしました!孫紜紜の自滅っぷりも痛快でしたね。しかし、安心したのも束の間、今度は劉衍の恋敵が大量発生!慕灼華のモテ期到来に、劉衍がヤキモキしている姿が最高に面白かったです。特に、劉衍が文士宗を追い払うために一芝居打つシーンは、彼の不器用な愛情表現が炸裂していて、ニヤニヤが止まりませんでした。秘密の恋を育む二人が、この先どうやって周囲の障害を乗り越えていくのか、ますます楽しみになりました。

25話ネタバレはこちら

瀕死の状態だった薛笑棠が、柔嘉公主から譲り受けた解毒薬「雪塵丹」によって一命を取り留めます。一方、慕灼華は、祖父・傅聖儒が杏の木の下に残した遺書を発見。劉衍の母・雲妃の死の真相が、皇太后による毒殺であったことを突き止めました。さらに、意識を取り戻した薛笑棠が、5年前の拒馬河の戦いで、皇太后に脅されて劉衍を裏切ったことを全て告白。全ての証拠を掴んだ劉衍は、皇太后と直接対決に臨み、生き証人として薛笑棠を彼女の眼前に突きつけるのでした。

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【感想】 第25話は、これまでの全ての謎が繋がる、まさに圧巻の回でした!慕灼華の祖父の遺書と薛笑棠の告白によって、皇太后の罪が完全に明らかになった瞬間は、息をのむ展開でしたね。慕灼華と劉衍の運命が、彼らの親の代から続く深い因縁で結ばれていたことに、改めて運命の皮肉とドラマの重厚さを感じさせられます。ラストの皇太后との対決シーンの緊張感は最高潮!しかし、あの皇太后がこのまま終わるとは思えません。最終決戦の行方から、一瞬たりとも目が離せませんね。

26話ネタバレはこちら

劉衍と対峙した皇太后は、追い詰められ、これまでの罪を全て自白します。しかし、母と弟の板挟みとなった皇帝・劉俱は心労のあまり吐血し、劉衍の腕の中で崩御してしまいました。一方、柔嘉公主は再会した薛笑棠を「裏切り者」として自らの手で刺殺。そして、彼女こそが、母の復讐のために長年計画を練ってきた真の黒幕の一人であることが判明します。皇太后は、最も信頼していたはずの柔嘉公主に裏切られ、絶望の淵に突き落とされるのでした。

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【感想】 第26話、あまりの衝撃展開の連続に、頭が追いつきませんでした。皇帝の崩御、薛笑棠の死、そして何よりも…柔嘉公主、あなただったのか!と。まさか、あの慈愛に満ちた聖女様が、全てを裏で操る最も恐ろしい復讐者だったなんて、誰が予想できたでしょうか。彼女が薛笑棠を刺すシーンは、愛していたからこその裏切りという、あまりにも切ないもので、胸が締め付けられました。皇太后の悪事が暴かれたかと思えば、それを上回る巨大な復讐劇が待っていた。まさに怒涛の展開でした。

27話ネタバレはこちら

皇帝崩御後、柔嘉公主は女帝になるという野望のため、沈驚鴻に命じて偽の遺言書を作成させ、皇位継承に介入しようと企みます。朝議で第二皇子を後継者とする偽の遺言書が公開されますが、劉衍が先帝から託されたもう一つの本物の遺言書を提示。彼の機転により、第一皇子・劉琛が新皇帝として無事即位し、柔嘉公主の最初の企みは阻止されるのでした。沈驚鴻は、公主に利用されていると知りながらも、彼女への想いを断ち切れず、偽造に加担してしまいます。

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【感想】 第27話は、柔嘉公主の恐ろしさに改めて震えが止まりませんでした。愛する人の心さえも利用し、国を揺るがす偽造まで行う彼女の野心は、もはや復讐の域を超えています。一方で、そんな彼女の策略を鮮やかに打ち破った劉衍の頭脳プレイには、最高にスカッとしました!「二つの遺言書」には驚かされましたが、最後まで弟を信じていた亡き皇帝の想いにも胸が熱くなりましたね。そして、沈驚鴻…。愛する女性のために罪を犯し、それでも心は手に入らない。彼の純粋な想いが、最も残酷な形で利用されてしまう展開は、見ていて本当に辛かったです。

28話ネタバレはこちら

劉衍は体内の毒が悪化し、太医から「回復の見込みはない」という非情な余命宣告を受けます。彼は自らの死期を悟り、慕灼華の輝かしい未来を縛らないために、彼女に嫌われることで別れようと決意。全財産を彼女に譲る手配をし、冷たい別れの手紙を残して、都を去る準備を進めました。一方、柔嘉公主は、遺言書偽造の罪を叔父になすりつけ、彼を自害に追い込むことで自らの罪を隠蔽します。慕灼華は、劉衍の真意を知らないまま、彼を追って越州へ向かうことを決意するのでした。

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【感想】 第28話、あまりにも切なくて、涙が止まりませんでした…。劉衍の自己犠牲の愛は、確かに崇高で美しいのかもしれませんが、あまりにも残酷すぎます。「恨まれる方がいい」なんて、そんな悲しい決断をしないでほしかった。慕灼華の気持ちを思うと、胸が張り裂けそうです。何も知らされずに、あんな冷たい手紙一本で一方的に別れを告げられるなんて、どれほど辛いことか。それでも彼を信じて追いかける彼女の強さには、改めて心を打たれます。彼女ならきっと、劉衍の固く閉ざした心の扉をこじ開けてくれるはずだと信じたいです。

29話ネタバレはこちら

劉衍を追い越州へ向かった慕灼華は、一度は冷たく突き放されますが、雨の中で待ち続け、ついに彼の心を動かします。劉衍が重い病に侵されていることを見抜いた彼女は、「今度は私が貴方を守る番です!」と力強く宣言。劉衍もついに本心を明かし、二人は夕陽の下で口づけを交わし、共に未来を歩むことを誓いました。慕灼華の懸命な治療と、都から駆けつけた趙院使の協力により、劉衍の体を長年蝕んできた毒は、ついに取り除かれます。一方、都では柔嘉公主が女帝への野望のため、沈驚鴻を利用して朝廷改革を仕掛け始めていました。

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【感想】 第29話、文句なしの神回でした!これまでのすれ違いが全て解消される、最高の展開でしたね。雨の中で待ち続ける慕灼華の一途な姿と、それを思わず助けてしまう劉衍の姿には、涙腺が緩みっぱなしでした。「今度は私が守る」という慕灼華の宣言!かっこよすぎます!夕陽の中での口づけシーンは、映像も相まって非常に美しく、二人の心がようやく完全に結ばれたことに、心から安堵しました。劉衍の毒があっさり解毒されていく展開には、少し「ご都合主義かな?」と思わなくもなかったですが、これまでの二人の苦難を思えば、このくらいの奇跡は許されて当然ですよね!

30話ネタバレはこちら

新皇帝・劉琛は、沈驚鴻の進言を受け、国の弊害である恩蔭制の改革を進めようとし、貴族たちと対立します。療養中の劉衍は、皇太后の背後に「真の黒幕」がいることに気づき、都へ帰還。朝議に登場すると、皇帝の急進的な改革を制止し、見事な手腕で朝廷の混乱を収めました。その後、幽閉されている皇太后を訪ねた劉衍は、彼女に腕を噛まれます。その歯形が、以前慕灼華が見た柔嘉公主の腕の傷と一致することに気づき、二人はついに、全ての事件を裏で操っていた真の黒幕が柔嘉公主であったという真相にたどり着くのでした。

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【感想】 第30話、前半の甘い雰囲気から一転、後半の怒涛の謎解きパートには鳥肌が立ちっぱなしでした!慕灼華と劉衍の薬浴シーンに癒されたのも束の間、真の黒幕が明らかになる衝撃の展開!まさか、皇太后の噛み跡が、柔嘉公主を指し示す決定的なヒントだったとは…。ミステリーとして、あまりにも見事な伏線回収で、脚本の巧みさに唸らされました。聖女だと思っていた柔嘉公主が、全てを裏で操っていた。彼女に利用されているとも知らず、理想のために突き進む沈驚鴻が不憫でなりません。ついに全ての敵が見えた今、最終決戦の始まりにワクワクが止まりません!

31話ネタバレはこちら

真の黒幕が柔嘉公主だと知った執剣は、彼女の暗殺を試みるも失敗。一方、全ての罪を暴かれた皇太后は自害し、長年の因縁に一つの終止符が打たれます。柔嘉公主は、劉衍と新皇帝・劉琛の仲を裂くための策略を巡らせ始めますが、新皇帝は叔父への揺るぎない信頼を示し、彼を「議政王」に任命。慕灼華は、道を踏み外し始めた旧友・沈驚鴻に「初心を忘れないで」と忠告します。劉衍と慕灼華は、江南の汚職事件の黒幕が孫氏であることを突き止め、彼らを追い詰めるための罠を仕掛けるのでした。

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【感想】 第31話は、長年の元凶だった皇太后が退場し、物語が新たなステージに進んだことを強く感じさせる回でした。しかし、彼女の最期はどこか哀れで、権力に囚われた人間の末路を考えさせられましたね。そして、柔嘉公主の恐ろしさが際立ちます。自分の野望のためなら、忠実な沈驚鴻さえも平気で駒として使う彼女の冷徹さには、本当にゾッとします。そんな中、劉琛が叔父である劉衍を全面的に信頼し、「議政王」に任命したシーンは、胸が熱くなる名場面でした。慕灼華が沈驚鴻に語りかけるシーンも切なかったです。かつて同じ理想を語り合った友が、道を違えようとしている。彼女の悲しみが伝わってきました。

32話ネタバレはこちら

沈驚鴻が広めた改革案「清冗策」が引き金となり、その著者である慕灼華の師・商守が、柔嘉公主の差し金と思われる暗殺者によって殺害されてしまいます。師の死を乗り越えた慕灼華は、悲しみを力に変え、朝議の場で沈驚鴻と共に恩蔭制の廃止を堂々と訴えました。劉衍は国の安定を考え、急進的な改革を制止しようとしますが、慕灼華の「自らが犠牲になっても構わない」という固い決意の前に、言葉を失うのでした。

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【感想】 第32話は、商先生の死という悲劇に、涙が止まりませんでした。最後まで弟子たちの未来を案じていた彼の最期は、あまりにも辛かったです。しかし、その悲しみを乗り越え、師の遺志を継いで朝堂に立つ慕灼華の姿には、これまで以上の力強さと神々しささえ感じられました。「最初の犠牲が私となっても構わない」というセリフは、彼女が真の「民の官吏」となった瞬間であり、鳥肌が立ちましたね。柔嘉公主の冷酷さには、もはや怒りを超えて恐怖を感じます。恩師の死さえも「追い風」としか考えられない彼女と、まだ良心の呵責に苦しむ沈驚鴻。二人の溝は決定的になったように思います。

33話ネタバレはこちら

沈驚鴻は旧友・孫雲謙を説得し、国の改革のために、孫家の不正が記された裏帳簿を手に入れます。しかし、朝議で孫家の罪が暴かれた際、柔嘉公主の策略により、当初の予定にはなかった「通敵叛国」の罪まで発覚し、孫家は一族滅亡の厳罰を受けることに。結果的に親友を裏切る形となった沈驚鴻は、孫雲謙から絶縁を言い渡され絶望します。全てが柔嘉公主の策略であったと確信した矢先、公主は絶望した孫紜紜を新たな復讐の駒として手中に収めるのでした。

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【感想】 第33話は、柔嘉公主の冷酷な策略によって、一つの名家が崩壊していく様が描かれ、非常に胸が痛む回でした。特に、孫雲謙の悲劇には涙を禁じ得ません。国の未来を信じて親友に全てを託した結果、一族もろとも破滅に追いやられるなんて、あまりにも残酷すぎます。そして沈驚鴻…。彼が信じた「正義」が、最も大切な友を傷つける刃になってしまった。彼の苦悩を思うと、胸が張り裂けそうです。そんな中、慕灼華が師の真意を汲み取り、より現実的で優れた改革案を打ち出したことには、一筋の希望を感じました。彼女だけが、暴走する柔嘉公主を止められる唯一の存在なのかもしれません。

34話ネタバレはこちら

親友・孫雲謙の死に苦しむ沈驚鴻に対し、柔嘉公主は「弱き者に生きる資格はない」と冷酷に言い放ちます。その非情な言葉に、沈驚鴻と彼女の間には決定的な溝が生まれました。劉衍、そして慕灼華も、相次いで柔嘉公主と対峙し、完全な決別を宣言します。一方、酒に溺れ倒れた沈驚鴻を、北涼の王女・耶沐蓁が献身的に看病。二人の間に新たな関係が芽生え始めます。その頃、柔嘉公主は、自らの権威を絶対的なものにするため、皇室に伝わる伝説の剣「誅邪剣」を、所有者である皇姑祖から力ずくで奪おうと画策するのでした。

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【感想】 第34話は、柔嘉公主が完全に悪の道へと堕ちていく姿が描かれ、見ていて非常に辛い回でした。かつて民を救っていたあの慈愛に満ちた姿は、もうどこにもありません。慕灼華が公主と決別するシーンは、本作の名場面の一つですね。友情を信じていたからこその、悲痛な決断。簪を投げ捨てる姿に、彼女の覚悟と悲しみが見て取れました。そして、沈驚鴻の葛藤…。そんな彼に、耶沐蓁という新たな光が現れたことには、少しだけ救いを感じました。誅邪剣を手に入れるためなら、肉親さえも害そうとする公主の非情さには、もはや戦慄するしかありません。彼女の野望がどこまで彼女を怪物に変えてしまうのか、目が離せません。

35話ネタバレはこちら

柔嘉公主は、慕灼華と皇帝・劉琛を同時に陥れるため、媚薬を使った卑劣な罠を仕掛けます。しかし、劉琛は自らを傷つけることで理性を保ち、慕灼華を守り、公主の最初の計画は失敗に終わりました。その後、朝議の場で、慕灼華は劉衍との「私通」の罪で弾劾され、絶体絶命の窮地に陥ります。そこに駆けつけた劉衍は、居並ぶ重臣たちの前で「自分は慕灼華の外室(愛人)である」と堂々と宣言。この大胆な告白により、二人は最大の危機を乗り越え、愛と官吏としての道の両方を守り抜くのでした。

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【感想】 第35話、息もつかせぬ展開の連続で、特に劉衍の最後の告白には鳥肌が立ちました!「外室」宣言は、まさに逆転の発想!彼女のキャリアと愛の両方を守るための、最高の愛情表現でしたね。かっこよすぎて、涙が出ました。柔嘉公主の罠の卑劣さには本当に腹が立ちましたが、それに屈しなかった劉琛の理性と意志の強さには感動しました。彼もまた、王として大きく成長していると感じます。ついに公認の仲(?)となった慕灼華と劉衍。ここからが本当の戦いの始まりかもしれません。二人がどうやって宮廷の荒波を乗り越えていくのか、ますます楽しみになりました!

36話ネタバレはこちら

ついに公認の仲となった慕灼華と劉衍は、幸せな時間を過ごします。しかし、柔嘉公主は、慕灼華に想いを寄せる皇帝・劉琛と劉衍の間に不和を生じさせるための策略を巡らせ、兄弟の絆に亀裂が入り始めました。一方、沈驚鴻は、柔嘉公主の非情な本性に気づき、初めて彼女を拒絶。そんな傷心の彼に、北涼の王女・耶沐蓁が「5年前の拒馬河の戦いで三万の将兵を見殺しにした真の黒幕は、柔嘉公主だ」という衝撃の事実を告げます。公主の策略通り、皇帝・劉琛は劉衍への不信感を募らせ、彼に謹慎を命じてしまうのでした。

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【感想】 第36話は、慕灼華と劉衍の幸せなシーンに癒されたのも束の間、柔嘉公主の恐ろしい策略と、沈驚鴻に突きつけられた衝撃の真実に、感情が追いつかないほどでした…。沈驚鴻が、ついに公主の罪を知ってしまった。彼が信じてきた理想、愛してきた女性の正体が、国を売る裏切り者だったなんて…。彼の絶望を思うと、胸が張り裂けそうです。そして、劉衍と劉琛の間に生まれた亀裂。全てが公主の思惑通りに進んでいるのが悔しいです。慕灼華と劉衍が、この最大の危機をどう乗り越えるのか、目が離せません。

37話ネタバレはこちら

柔嘉公主の策略により、朝議で大臣たちが一斉に劉衍を弾劾。先帝崩御に関与したという、ありもしない謀反の罪まで着せられます。皇帝・劉琛は讒言を信じ、激怒のあまり叔父である劉衍を天牢に投獄するよう命じてしまいました。慕灼華は彼の無実を証明するため奔走。一方、劉衍投獄の報を聞いた蒼梧軍の兵士たちが都へ進軍し、国は内乱の危機に瀕しますが、劉衍は城壁の上から自らの言葉で兵士たちを説得し、見事に騒ぎを鎮めるのでした。

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【感想】 第37話は、あまりにも理不尽な展開に、見ていて本当に悔しく、胸が詰まる回でした。柔嘉公主の策略とはいえ、あれほど叔父を信頼していた皇帝・劉琛が、いとも簡単に讒言を信じてしまったことには、がっかりしましたね。しかし、そんな中でも劉衍の態度は、終始一貫して立派でした。潔く罪を受け入れ、さらには自らを救おうとする兵たちを諌める姿は、まさに英雄そのもの。彼の高潔な精神に、改めて感動しました。慕灼華が冷静に証拠探しに動こうとする姿も頼もしかったです。彼女なら、きっとこの絶望的な状況を覆してくれるはずだと、期待せずにはいられません。

38話ネタバレはこちら

柔嘉公主は「皇帝の命令」と偽り、天牢にいる劉衍に毒酒を飲ませ、殺害します。慕灼華は皇姑祖から「誅邪剣」を授かりますが、一足遅く、劉衍の死に直面し慟哭しました。沈驚鴻が、劉衍の亡骸の前で嘲笑う柔嘉公主の姿を目撃し、彼女との完全な決別を決意。悲しみの淵から立ち直った慕灼華は、劉衍の無実を証明し、真の黒幕である柔嘉公主に復讐することを固く誓います。公主は、劉衍の死を利用して「皇帝は暴君だ」という噂を流し、自らが帝位に就くための次なる策略を始めるのでした。

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【感想】 第38話、あまりにも衝撃的で、悲しすぎて言葉を失いました。まさか本当に劉衍が死んでしまうなんて…。慕灼華の慟哭シーンは、涙なしには見られませんでした。彼女の叫びが、今も耳から離れません。柔嘉公主の非情さには、もはや怒りを超えて寒気すら覚えます。しかし、このままでは終わらないはず。慕灼華が復讐を誓った今、ここからが本当の逆転劇の始まりだと信じたいです。「ドラマでありがちな仮死状態であってほしい」と心のどこかで願いつつも、彼女の反撃に期待します。沈驚鴻も、ついに公主の本当の姿を目撃しました。彼が慕灼華の力となってくれることを願います。

39話ネタバレはこちら

柔嘉公主は、皇帝の証である「伝国玉璽」を手に反乱を起こし、朝議の場で皇帝に退位を迫ります。絶体絶命の瞬間、死んだはずの定王・劉衍が蒼梧軍を率いて帰還し、形勢は逆転しました。劉衍の死は、公主の反乱を誘い出すための偽装であり、皇帝・劉琛もその計画に加わっていたことが判明。さらに、沈驚鴻もまた、公主を裏切り偽の玉璽を渡していました。全てを失った柔嘉公主は、絶望の淵に突き落とされます。

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【感想】 第39話、鳥肌が立ちっぱなしの、最高の逆転劇でした!柔嘉公主の反乱シーンは、彼女の狂気とカリスマ性が爆発していて、悪役ながら見事でしたね。しかし、何と言っても劉衍の帰還シーン!「待ってました!」と叫ばずにはいられませんでした。死んだと思っていた愛する人が、国を救う英雄として、最も絶望的な瞬間に帰ってくる。これ以上ないカタルシスでした。皇帝・劉琛の成長にも胸が熱くなりましたし、沈驚鴻が最後に正義の道を選んでくれて、本当に良かった。全ての伏線が見事に回収され、悪が断罪される、圧巻のクライマックスでした!

最終回(40話)ネタバレはこちら

追い詰められた柔嘉公主は皇帝を殺害しようとしますが、沈驚鴻が身を挺して庇い、命を落とします。愛する者を失い、全てを悟った公主は、玉座で自ら毒をあおり、その生涯に幕を下ろしました。全ての戦いが終わり、慕灼華と劉衍は仲間たちからのサプライズで、華やかな婚礼の儀を挙げます。そして、新皇帝・劉琛の詔により、女性も結婚後に官吏を続けることが許される新時代が到来。慕灼華の長年の夢が叶い、物語は感動の大団円を迎えるのでした。

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【感想】 最高の最終回でした!全ての伏線が見事に回収され、悪は滅び、愛と正義が勝利する、王道ながらも感動的な大団円でしたね。柔嘉公主の最期は哀れでしたが、彼女の罪を思うと自業自得でしょう。そして、最後まで彼女を愛し続けた沈驚鴻…。彼の犠牲は、本当に胸が痛みました。しかし、何と言っても慕灼華と劉衍の婚礼シーン!サプライズでの祝福という演出がとても素敵でした。そして、「女性も結婚後に官職を続けられる」という新しい制度。これこそ、慕灼華という一人の女性が、自らの力で時代を変えた証です。この物語のテーマを見事に体現した、最高のハッピーエンドでした。たくさんの感動をありがとう!

ABOUT ME
コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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