SNSで話題【白石家】3話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

2話では、白石家の恐ろしい実態が明らかになりました。父の正雄は人を殺める歯科医であり、母の雅子は異様な食卓を囲み、兄の健一は死体を「生ゴミ」と呼んで平然と処理します。そんな異常な家庭から逃げるように登校した美咲でしたが、学校でも新たなイジメの火種が生まれようとしていました。
【白石家】第3話をネタバレありでわかりやすく解説する
家庭という閉鎖的な空間から学校という公共の場へと舞台が移っても、美咲に安息の時は訪れません。むしろ、彼女の家族が持つ「富」と「容姿」という要素が、イジメっ子たちの卑劣な欲望を刺激することになります。
廊下で待ち伏せするイジメっ子たちの魔の手
学校の廊下を一人で歩く美咲の背後に、不穏な影が忍び寄ります。現れたのは、美咲を執拗に追い詰める陽葵と美希子でした。彼女たちは美咲の家が『デラ金持ち』であるという噂をどこからか聞きつけ、嘲笑を交えながら近づいてきます。
陽葵は「リッチは毎日車で来ればいいのに」と言い放ち、美咲の精神を揺さぶります。美咲は心の中で(来ないで、お願いだから来ないで)と必死に叫んでいました。彼女が恐れているのはイジメそのものではなく、自分の家族という『怪物』たちが学校に関わってくることだったのです。
奪われたカバンと兄への歪んだ興味
逃げようとする美咲を、廊下で待ち構えていた莉子が冷酷に阻みます。「そんなに急いでどこへ?」という莉子の問いかけには、獲物を逃さない捕食者のような冷たさが宿っていました。彼女たちは美咲の兄である健一が『デライケメン』であることも把握しており、美咲に対して紹介を強要します。
「紹介したくねえの?」と詰め寄る陽葵は、抵抗する美咲から強引にスクールバッグを奪い取りました。美咲の大切な持ち物を勝手にかき乱す彼女たちの行動は、プライバシーの蹂躙以外の何物でもありません。美咲は必死にバッグを取り返そうとしますが、多勢に無勢でなすすべもありませんでした。
カバンの中から現れた異形の「遺物」
バッグの中身を物色していた陽葵は、底の方から一つの『小さな瓶』を見つけ出します。その瓶の中には、およそ女子高生が持ち歩くはずのない、赤黒い肉片のような、あるいは身体の一部のような不気味なものが入っていました。これは紛れもなく、白石家の歪んだ日常の『破片』が美咲の持ち物に混じり込んでいたことを示唆しています。
瓶の中身を見た陽葵は、一瞬にして表情を凍りつかせ「うわっ!」と悲鳴を上げました。彼女たちの浅はかな好奇心が、初めて白石家の持つ真の異常性に触れた瞬間でした。しかし、恐怖を感じながらも彼女たちは立ち止まることをしません。陽葵は瓶をバッグに戻すと、「怖いならお兄ちゃん呼んで紹介してくれる?」と、震える声でさらに美咲を追い詰めました。
【白石家】3話を読んだ感想(ネタバレあり)
第3話を読み進めていく中で、美咲が抱える『二重の絶望』が鮮明に伝わってきて、胸が締め付けられる思いでした。学校でひどい扱いを受けるだけでも十分辛いのに、彼女が最も恐れているのは「自分を守ってくれるはずの家族がやってくること」だという皮肉があまりにも残酷です。
特にバッグから不気味な瓶が見つかるシーンでは、美咲の平穏への願いが物理的にも精神的にも完全に破壊されたように感じました。あの瓶の中身は、おそらく雅子が朝食に出したような『特別な食材』の一部だったのでしょう。イジメっ子たちはまだ、自分たちが本当の怪物に手を出し始めていることに気づいていません。美咲の絶望に満ちた表情と、それを無視して暴走する彼女たちの対比が、これから起こる凄惨な事件を予感させ、読み終えた後も嫌な汗が止まりませんでした。
【白石家】3話のネタバレまとめ
- 陽葵と美希子が、美咲の家が資産家であることを利用して嫌がらせを加速させる。
- 美咲は心の中で、家族が学校に来ることを全力で拒絶し続けている。
- 莉子が逃げる美咲を捕まえ、兄である健一を紹介するように脅迫する。
- 強引に奪われた美咲のバッグの中から、白石家の異常性を象徴する不気味な瓶が発見される。
- 瓶の中身に動揺しながらも、陽葵たちはさらに執拗に健一を呼び出すよう美咲に強要する。
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