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SNSで話題【白石家】2話をあらすじから結末まで全てネタバレ解説

ずっちー

1話では、主人公の白石美咲が学校で凄惨なイジメに遭う様子が描かれました。助けを求めた教師からも冷たく突き放され、孤独を深める美咲でしたが、物語のラストでは彼女の自宅である白石家に何かが運び込まれる不穏なシーンで幕を閉じました。

【白石家】第2話をネタバレありでわかりやすく解説する

第2話は、雨に濡れる白石家の門柱から始まります。一見すると静かで豪華な邸宅ですが、その内部では世間一般の常識からはかけ離れた、あまりにも異常な日常が繰り広げられていました。

朝食の食卓に並ぶ異様な日常

物語の冒頭、美咲が家族と朝食を囲むシーンで彼女の衝撃的な独白が流れます。美咲は自分自身のことを(私はこんな白石家の娘)と認識しており、家族一人ひとりの正体を明かしていきます。

殺人鬼としての顔を持つ父・正雄

美咲の父、白石正雄は表向きは多くの人を治療する歯科医ですが、その正体は『殺人鬼』です。彼は朝食の席に、血の付いたワイシャツの袖を気にしながら現れました。正雄は穏やかな口調で「またクリーニングに出さなきゃ。血痕が一番面倒なんだ」と口にします。人を殺めることを、まるで日常の家事と同じような感覚で捉えている彼の姿は、見る者に底知れない恐怖を与えます。

歪んだ愛情を注ぐ母・雅子

母である白石雅子は、上品な着物に身を包み、家族に美味しい料理を振る舞う良妻賢母に見えます。しかし、彼女は『病んだ愛情』の持ち主でした。食材へのこだわりが独特すぎて、雅子が美咲に出した味噌汁の中には、なんと「人間の眼球」が浮かんでいました。

あまりの光景に絶句し、食欲がないと訴える美咲に対し、雅子は微笑みを絶やさぬまま「そんなこと言ったらお母さん、悲しいわ」と、美咲の罪悪感を煽るような言葉をかけます。雅子の愛情は、相手の意思を無視して自分たちの価値観を押し付ける、非常に独善的なものでした。

兄・健一の帰還と「生ゴミ」の処理

家族が朝食を摂っている最中、窓の外から兄の白石健一が帰宅します。彼は黒い合羽に身を包み、中身の詰まった大きな黒いゴミ袋をずりずりと引きずっていました。美咲は兄のことを『反社会的な人格』と称しています。

健一は「まだかろうじて生きているのって、どう処理するのが適切ですか?」と父に問いかけ、その袋を「生ゴミ」と呼びました。正雄は食事を続けながら、出かけるついでに処理しておくと、事務的な口調で答えます。命をモノのように扱う家族の姿は、まさに異常そのものでした。

呪縛から逃れられない美咲の登校

家庭という安らげるはずの場所が地獄である美咲にとって、逃げ場はどこにもありません。彼女は逃げるように「学校に行きます」と告げ、家を飛び出しました。正雄は去り際の娘に対し、思春期の感情の波には『適切な指導』が必要だ、と不気味な独り言を漏らします。

雨の中、壁に寄りかかり絶望に打ちひしがれる美咲は、自分がこの血塗られた一族の娘であることを呪うように、首元を押さえて苦しみます。しかし、ようやく辿り着いた学校でも、彼女を待っていたのはクラスメイトたちによる新たな攻撃でした。イジメっ子たちは美咲に対し「あんたんちデラ金持ちって聞いたんだけど」と、邪悪な笑みを浮かべて近づいてきます。

【白石家】2話を読んだ感想(ネタバレあり)

第2話は、映像の美しさと内容のグロテスクさの対比が凄まじく、終始圧倒されました。特に雅子が笑顔で差し出した味噌汁の中に眼球が浮かんでいるシーンは、生理的な嫌悪感と同時に、白石家という場所の異常性を一瞬で理解させる強力な演出だと感じました。

家族全員が美男美女で、言葉遣いも丁寧なのに、会話の内容が「死体の処理」や「食材」に関することであるギャップが本当に恐ろしいです。美咲が学校でのイジメを(無事に帰れるかな?)と不安に思う一方で、帰るべき場所もまた殺人鬼の巣窟であるという事実に、彼女の逃げ場のなさが強調されていて非常に辛くなりました。家族の秘密を知られたことで、イジメっ子たちが逆に返り討ちに遭うのではないかという期待と不安が入り混じり、続きが気になります。

【白石家】2話のネタバレまとめ

  • 父・正雄は歯科医だが、その実態は人を殺める『殺人鬼』である。
  • 母・雅子は異様な食のこだわりを持ち、娘に眼球入りの味噌汁を平然と提供する。
  • 兄・健一は人を「生ゴミ」扱いする反社会的な性格で、生きた人間を袋に詰めて持ち帰る。
  • 家族全員が殺人に関与していることを、美咲だけが正常な感覚で恐れている。
  • 学校では、美咲の実家が裕福であることを嗅ぎつけたイジメっ子たちが、再び彼女をターゲットにし始める。

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コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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