tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』23話ネタバレ解説

22話では、千夏としおりが仕掛けた「10億ドルの取引」の罠が発動しました。仲間グループの買い占めにより納品が不可能となり、古川グループは10倍(100億ドル)の違約金を請求されます。部下から「口座は空です」「会社はほぼ破産状態です」と告げられ、3人は結婚式の会場で破滅を迎えました。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第23話をネタバレありでわかりやすく解説する
資産凍結とカイトの絶叫
「会社はほぼ破産状態です」という部下の報告に、カイトは「うわー!くそー!」と絶叫し、積年の恨みを晴らすかのようにウェディングケーキを叩き壊します。
しかし、彼らの地獄はまだ終わりません。
そこへ警察官たちが現れ、冷静に告げました。
「失礼します。警察の者です。古川グループを詐欺の容疑で捜査中です。全ての資産は凍結されました」。
息子の裏切り「父が責任者です!」
資産凍結の宣告を受け、警察官の一人がカイトに近づきます。
「あなたが古川グループの責任者ですか?詳しい事情を聞きたいので署までご同行願います」。
これまで「古川グループを率いる」と豪語していたカイトですが、その言葉を聞いた瞬間、即座に父親を指差しました。
「いえ、違います!父です!父が責任者です!」。
17年間育ててくれた千夏だけでなく、実の父親である明さえも、自らの保身のために一瞬で裏切ったのです。
債権者たちに詰め寄られる明
カイトに裏切られ、一人残された明のもとへ、結婚式のゲストや債権者たちが殺到します。
「10倍の罰金を払え!」「とっとと金を払え!」「私たちの給料を滞納している!今すぐ支払え!」。
怒号が飛び交う中、明は揉みくちゃにされ、その場は地獄絵図と化しました。
その光景を、千夏としおりは、まるで舞台演劇でも見るかのように、笑顔で拍手をしながら眺めています。
千夏は、もはや声も出ない3人に向かって、静かに微笑みかけました。
「最高の時間でしょ?」。
負け犬の遠吠えと千夏の最終告白
破滅を悟ったはるなは、千夏に向かって最後の呪いの言葉を吐きます。
「これから取り調べ室で、いやというほどカツ丼を食べるはめになる。あなたの大嫌いなカツ丼をね!」と千夏。
はるなは、「あなたに何の得があるの?」と千夏を理解できない様子で問い詰めます。
カイトも「今すぐこの問題を解決しろ!解決しなければ絶対に許さないからな!」と、この期に及んでまだ千夏を脅迫しました。
すべての罵倒を聞き終えた千夏は、ついに17年間(※動画内のセリフでは「20年」)隠し続けた真実を告白します。
「20年前から、私は全てを知ってたのよ」。
出産直後に裏切りを知りながら、なぜすぐに行動しなかったのか。
「あなたたちが簡単に全てを失うなんて、面白くないもの」。
千夏は、復讐の完了を静かに宣言しました。
「だから私は、今日という日を、あなたたちがとてつもない代償を払うこの瞬間を、この『最高の時間』を、心待ちにしてたのよ」。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】23話を読んだ感想(ネタバレあり)
ついに、千夏の17年越しの復讐が完遂しました。
警察に連行されそうになったカイトが、間髪入れずに「父が責任者です!」と明を裏切るシーンは、彼の人間性のなさを完璧に描き切っており、ある意味清々しいほどのクズっぷりでした。
そして、明が債権者たちに揉みくちゃにされる地獄絵図を、千夏としおりが拍手しながら眺めている姿は、まさに圧巻です。
はるなの「カツ丼を食べるはめになる」という負け惜しみや、カイトの「解決しろ」という脅迫も、もはや何の力もありません。
最後の「面白くないもの」「この瞬間を心待ちにしてた」という千夏の告白は、17年間の苦しみと怒り、そしてすべてを失っても娘と二人で生き抜いた彼女の強さを感じさせ、鳥肌が立ちました。
【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】23話のネタバレまとめ
- 古川グループは詐欺容疑で警察の捜査が入り、全資産が凍結される。
- 警察に責任者として連行されそうになったカイトは、即座に「父が責任者です」と明を裏切る。
- 明は債権者たちに囲まれ、「罰金を払え」「給料を支払え」と揉みくちゃにされる。
- 千夏としおりは、その地獄絵図を「最高の時間でしょ?」と拍手しながら見届ける。
- 千夏は、20年(17年)前からすべてを知っていたこと、そして最大の復讐のためにこの瞬間を待ち続けていたことを告白する。
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