tiktokでよく見る【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】正式名称『子供の命が絶え夫婦の幕が下りる』8話ネタバレ解説

ずっちー

7話では、千夏の記者会見で衝撃の真実が明かされました。千夏が全財産をカイトに譲ると発表した後、愛人のはるなが壇上に上がり、カイトが自分と明の子供であることを告白します。すべては千夏の復讐計画であり、17年間の欺瞞が公の場で暴かれ、会場は騒然となりました。

【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】第8話をネタバレありでわかりやすく解説する

記者会見場を包む非難の嵐

はるなの衝撃的な告白により、記者会見場は怒号と非難で包まれます。

「恩人を裏切るのか」「夫を誘惑し、子供を育てさせた」「計画的だ」と、記者たちは明とはるなの非道な計画を知り、激しく糾弾しました。

17年もの間、千夏を騙し続けた二人の行動は、まさに「最低の詐欺師だ」という非難に値するものでした。

開き直る夫と愛人の本性

「君を愛したことは一度もない」

会場中からの非難に対し、夫の明は臆することなく開き直ります。

「それがどうした」「男なら誰でも犯す過ちだ」と悪びれる様子もありません。

そして、千夏の目の前で「内田千夏、君は俺を愛してくれたが、俺は君を愛したことは一度もない」「俺が愛しているのは、こぼりはるなだ」と、17年間の結婚生活を全否定する言葉を放ちました。

この裏切りに、千夏は怒りに震え、明の顔に平手打ちをします。

「お前はよそ者だ」

しかし、千夏の怒りをあざ笑うかのように、17年間育ててきた息子のカイトが間に割って入ります。

カイトは「まあまあ」「最後にそう呼ばせてもらうよ」と千夏を見下し、衝撃の言葉を続けました。

「お前は俺を20数年も育ててくれた」「でも俺はお前の実の息子ではない」「血の繋がりは断ち切れない」「俺たち3人は真の家族で、お前はよそ者だ」。

血の繋がりがないとはいえ、育ての親である千夏に向けられた、あまりにも残酷な拒絶でした。

財産を失い、すべてを奪われる千夏

月々1万円の生活費

明とはるな、そしてカイトは、千夏を徹底的に追い詰めます。

明は「千夏、君は今破産した」「貧乏人となった君は、街のホームレスに生き方を教わればいい」と嘲笑します。

はるなも「覚えてる?初めて会った時、あなたはボロボロだった」「私があなたに全てを与えてあげたの」と、かつての恩を仇で返すような言葉を投げつけます。

さらに明は、離婚協議書と思われる書類を突きつけ、「サインして、今すぐ俺の人生から消え失せろ」「お前は俺に値しない」と迫りました。

カイトまでもが「まあ、俺に今までしてくれたことを考慮して、月々1万円の生活費は必ずやるよ」と、千夏を侮辱します。

屈辱的な勝利宣言

会場からは「怪物だ」「最低の家族だ」と非難の声が上がります。千夏を心配する社員たちが「会長、訴えましょう」「この3人のクズを告訴しましょう」と声をかけますが、明とはるなは「黙れ」「俺たちの家族に何の関係がある」と一蹴します。

はるなは千夏に対し、「書類にサインさえすれば、あなたの品格を尊重して、ここから去らせてあげる」と、最後の通告をしました。

しかし、千夏は驚くほど冷静に「わかったわ」と答え、ペンを取り、書類にサインをします。

その姿に、明たちは一瞬戸惑いを見せますが、すぐに勝利を確信しました。

はるなは「あなたの息子、あなたの夫、あなたの資産、あなたの人生、今はすべて私のものよ」と高笑いします。

明も「あの数十億の豪邸はもう俺たちのものだ」「お前には月々1万円の生活費をやる。条件は、公の場から消えることだ」と勝利に酔いしれました。

「私からも大きな贈り物がある」

明とはるな、カイトの3人が勝利を確信し、高笑いを続ける中、千夏は静かに彼らを呼び止めます。

「そんなに急がないで」。

冷静な千夏の表情に、3人の笑い声が止まります。

「あなたは私にこんなに大きなサプライズを用意してくれた」「私もあなた方に大きな贈り物がある」。

千夏が部下に「持ってきなさい」と合図すると、部下は「かしこまりました」と応じ、謎のアタッシュケースを運んできました。

千夏の反撃が、ここから始まろうとしていました。

【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】8話を読んだ感想(ネタバレあり)

第8話は、まさに地獄絵図でした。明、はるな、そしてカイトまでもが、千夏に対してここまで残酷になれるのかと、読んでいて怒りに震えました。

特にカイトの「お前はよそ者だ」というセリフは、17年間母親として育ててきた千夏の心をどれだけ傷つけたかと思うと、胸が張り裂けそうです。

明の「君を愛したことは一度もない」という告白も、あまりにも非道です。

しかし、そんな絶望的な状況でも、千夏は冷静さを失っていませんでした。屈辱的な書類にためらうことなくサインし、最後に「私からも大きな贈り物がある」と宣言したシーンには、鳥肌が立ちました。

絶望の淵に立たされた千夏が、ここからどのように反撃するのか。アタッシュケースの中身が何なのか、気になって仕方がありません。

【この命途絶えて夫婦の幕はおりる】8話のネタバレまとめ

  • 記者会見場は、明とはるなへの非難で騒然となる。
  • 明は「千夏を愛したことは一度もない」と開き直り、千夏は明に平手打ちをする。
  • カイトは「お前はよそ者だ」と千夏を突き放し、明とはるな側につく。
  • 明とはるな、カイトの3人は、千夏に月1万円の生活費だけを与え、全財産を奪い取ろうとする。
  • 千夏は冷静に離婚協議書(?)にサインする。
  • 勝利を確信する3人に対し、千夏は「私からも大きな贈り物がある」と告げ、謎のアタッシュケースを取り出す。

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コマさん(koma)
コマさん(koma)
野生のライトノベル作家
社畜として飼われながらも週休三日制を実現した上流社畜。中学生の頃に《BAKUMAN。》に出会って「物語」に触れていないと死ぬ呪いにかかった。思春期にモバゲーにどっぷりハマり、暗黒の携帯小説時代を生きる。主に小説家になろうやカクヨムに生息。好きな作品は《BAKUMAN。》《ヒカルの碁》《STEINS;GATE》《無職転生》
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